仙川環のレビュー一覧

  • 処方箋のないクリニック

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    日本のどこかにこんな先生居るかな?居たらどんな悩みも上手に解決してくれるんだろうなぁ♪
    兎に角癒されたい一心で読んでみました。

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    2024年11月09日
  • 処方箋のないクリニック 特別診療

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    内科医青島倫太郎は、エリートだったアメリカ生活を離れ実家の病院の代替わりの手伝いで帰国し、青島総合病院の離れにある家で看護師の小泉ミカと医療相談を請け負っている。そこにやってくるアルコール依存手前の広報ウーマン、上司のパワハラで転職を考える営業マン、玉の輿をねらう港区女子、スマホ首ゲーマーのコンビニスタッフ、突然夫に尊厳死を希望された妻、そばアレルギーの男児の母親。ありふれた病気の裏に潜むトラブルを、ハーフパンツの内科医が優しく解決していくほっこりとした医療小説。

    【感想】
    文庫本で夏川草介氏が解説でも書いてあるように、医療関係者は病院や診療所を舞台にした物語を読んでも純粋に物

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    2024年11月09日
  • 処方箋のないクリニック 特別診療

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    シリーズの第二弾。

    今回も様々な難しい患者が登場する。
    それを古い洋館で医療よろず相談のクリニックで医師の青島が解決していく。

    解決していくというより導いていくという感じか。確かに処方箋のないクリニックである。

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    2024年10月18日
  • 処方箋のないクリニック

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    結構重いテーマなんだけどサクサク進む感じが上手い。でも頭をチラつくインザプールの伊良部笑
    倫太郎みたいな人が知り合いにいたら心強いだろうな。

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    2024年09月22日
  • 処方箋のないクリニック 特別診療

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    「この不思議な
     診療所は
     今の医療に、
     足りないものを
     教えてくれる」
    夏川草介氏推薦!

    アルコール依存症、
    痩せ薬、
    蕎麦アレルギー、
    終活…
    またまた悩める
    患者さんたちが
    青島総合病院へ集結!
    -------------------------
    シリーズ第二弾です。
    私は本作の方が好きでした。
    ちょっと身近だったからかな。

    身体が不調を訴えるときって、
    精神的にも辛かったり苦しいときがある。
    そんなときに、
    相手の生活や状況に応じて、
    適切な診療やアドバイスを行う。

    特に今回は主人公の医師である倫太郎の過去も描かれており、

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    2024年09月16日
  • 処方箋のないクリニック

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    小説ならではのハートウォーミングフィクション。
    イケメンで奇抜な服装というキャッチーな主人公設定。
    各章の患者さん像はとてもリアリティのあるエピソード。そこに相談という形で介入するやり取りはまさに現代の赤ひげ先生。

    聞く力とエビデンス、伝える力などコミュニケーション技術がふんだんに使われている傾聴の仕方は勉強になります。
    単純に読み物として面白く、スッと入ってくる文体はさすがです。

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    2024年09月11日
  • 処方箋のないクリニック

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    倫太郎の、相手を傷付けずに「導く」話術、私も身につけたいと思った。比較的重い医療のテーマに対して倫太郎の語り口調はわりと軽く、そこにも驚き。こんなに上手く説得できるのか?と思いつつ、スッキリ読める。
    また、ミカの自由奔放さが好きだった。倫太郎とはおそらく違うタイプだが彼女も核心を突いた発言を時折し、かと言って戦略的ではなく、心から出た発言であることが伝わってくる。こんなお医者さんや看護師さんとお話してみたい。
    時折出てくるスイーツが美味しそう。重いテーマの中に花を添えてくれる。
    どの話も含みを持たせた終わり方になっているので、登場人物等のその後が知りたくなった。

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    2024年09月10日
  • 処方箋のないクリニック

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    解説にもある通り、医療に関する重めのテーマが多くあるけれど登場人物のおかげで重くなりすぎずにすっきりとした読後感を持てる一冊。
    不安をひとつひとつ丁寧に優しく柔らかくほどいてくれる青島先生みたいになりたいなと思えました。

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    2024年09月08日
  • 処方箋のないクリニック

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    これはなかなか好きな本!短編でありながら、彼らがどうして総合内科を開くに至ったか、があとから描かれる構成で飽きずに読める。また、ヒューマンドラマでありつつ、阪大医学部卒!の作者の知識があってこその背景がどの章にもあって面白かった。

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    2024年08月28日
  • カナリア外来へようこそ

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    臭いや音って人それぞれに快・不快がある。
    そんな過敏な人を診察してくれるカナリア外来。
    洗濯洗剤の臭いには気を付けよう。

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    2024年07月22日
  • 封鎖

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    「封鎖」(仙川環)を読んだ。
    
強毒性の鳥インフルエンザが山奥の山村を襲い、人為的な操作により道路も通信も遮断して山奥の村を封鎖する。
そこに閉じ込められた住民達の運命は?
というよりお話。
    
『明日、現実に起きるかもしれない恐怖』って帯にあるけど、これ、新型コロナ前に書かれてるんだな。
    
この中で描かれている、簡易検査キット、PCR検査、体温の把握、等々ついこの間までの日常ではないか。
    
最近思うんだけど自然が今人間に牙を剥いて来たのかもしれないぞ。
    
あー怖かった。

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    2024年07月06日
  • 処方箋のないクリニック

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    医療系の重たさはちょっと…と思い
    ずっと積読してた一冊。

    思ってたより全然ライトに読めたし
    なんならもっと早く読めばよかった!
    キャラ濃くて、確かにこんな先生に出会いたい、、!

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    2024年07月04日
  • 処方箋のないクリニック

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    患者に寄り添った「よろず医療相談」。様々な情報で溢れかえっている現代にこそ必要な総合内科に間違いない。

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    2024年06月03日
  • 処方箋のないクリニック

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    後ろのあらすじだけ読んでレジに並んだ
    医療ものが好きな私には必要経費
    (短編ものは新品買わないと決めてたのに~)

    ページ数…というかストーリー長かったら
    もっと倫太郎先生のカリスマさというか、そういうものが際立ったと思うんだけど
    周りの登場人物も結構キャラ強なので、もっと変人・倫太郎先生として愛着持ちたかったなというか
    でもこういう作品は短編だからこそ面白いとも思う

    もっとシリーズ化して、そして映像化して連ドラとかになっても面白そう
    誰がいいかな
    私は星野源さんで読んだ
    なぜか…
    やっぱり勝俣さんか…(短パンといえば)

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    2024年04月30日
  • 幸福の劇薬 医者探偵・宇賀神晃

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    この手の本は、自分からはあまり手にしたことはないけど、人からのおすすめってことで読んでみた!

    序盤の方は、「やっぱりこういう系統はあまり好きじゃないかも」と思うこともあったけど、
    読み進めていくにつれて、話が進むにつれて、
    どんどん引き込まれている自分がいた。

    ただ、小説を読むってだけじゃなくて、考えさせられる部分もあったから、読んでよかったなぁと特に思えたところ!

    究極の選択に迫られた時、素早く冷静に判断するためにも、普段から"変化慣れ"をしていくことの大切さをより改めて感じることができた!

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    2023年09月17日
  • 終の棲家

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    仙川さんは以前何冊か読んだけど、いつも読み終わった後に爽快感や充足感のようなものを感じられる。
    今回は前半主人公に感情移入できなかったけど、本人が変わっていき周りも影響され結果的にはハッピーエンディングで安心した。
    美しい部分だけではなく、事実をしっかり書いたうえで納得感のある話だった。

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    2022年10月06日
  • 感染

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    ネタバレ

    執筆時である2005年から17年経った今なお豚の臓器移植が成功していないのだからよほどハードルが高いのだろう。学部長が汚職まみれというのはお約束とは言え中々ダイナミックな原因だった。伏線の貼り方は露骨だったしもう少し主人公以外を丁寧に描いてもいいのではと思うが題材が面白くカバー出来る範疇だと思う。
    ただ誰も彼もが心臓を灰にしてしまう、という慟哭は印象深い。

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    2022年06月17日
  • 幸福の劇薬 医者探偵・宇賀神晃

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    ネタバレ

    考えさせられる1冊でした。
    認知症が治るけれど、かならず死んでしまう薬があった場合、
    認知症の人がいる家族には夢のような薬だが、医師としては殺人の幇助にあたってしまう。。。
    一時的に前の状態に戻り、余命を家族と過ごすことで、家族も穏やかな気持ちになると思うし、本人も嬉しいのではないかな?と思った。
    個人的には、こんな薬があったら使って欲しいと思ってしった。
    考えれば考えるほど、どうしたらいいのかわからない問題だと思う。

    新聞記者の美雪さんはちょっとわがままというか失礼すぎて、いらっときた。

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    2022年05月26日
  • 幸福の劇薬 医者探偵・宇賀神晃

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    キャラが立っていて面白い。厄介な新聞記者の美雪が嫌な奴なんだけどいい味出してました。
    夢の認知症薬…そんなものがあった時、人間はどうするかの描写にリアリティがあった。

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    2022年03月19日
  • 封鎖

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    コロナ禍を経験した今、全くの現実離れしているとは言い切れない話で怖くなった。時々自然災害等でも孤立した集落がある等のニュースで見ることがあるけれど通信でも孤立するという恐怖、またそうするしか手段がないという目に見えないウィルスの恐ろしさを感じることができた。封鎖の中にいるのも怖いけど、都市部だったらどうなることか。

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    2021年09月25日