仙川環のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自然の形で育てた鶏から生まれた卵「極卵」その卵を食べた人から毒素の強い菌が発見された。
すでに何人か亡くなっている。
自然食をこよなく愛する人気カリスマブロガーも購入し息子が感染し生死をさまよう
生産者の環境は調査の結果問題ない。
いったいどこから菌が発生したのか。
昔の鶏を復活させた研究機関が発表したが問題はない。
ジャーナリストは菌の出どころを突き止める。
卵に関する仕事についている為
タイトルを見て購入しました。
今現在、世の中ではコロナを含めていろいろな菌に翻弄されています。
本のような事が絶対怒らないとは言えない。
なかなか身に染みた内容でした。 -
Posted by ブクログ
未知のウイルスと対峙したとき、人間はどうなるのか。もし自分が感染の疑いありと思ったとき、守らなければいけない家族がいるとき、医療従事者として対処を迫られたとき、様々な登場人物の視点からある集落で起きたウイルスパニックと、その後の集落の様子を描く作品。人間の行動心理と行政の対応、風評被害、ウイルスの強毒化についてなどなど、非常に勉強になる記述も多い。
現在、世界では新型コロナパンデミックとなっており、日本でも緊急事態宣言が発令された。コロナが騒がれるようになって1か月半が経つが、いまだ衰えを見せず、むしろ春の人事異動の流れに乗るように第二次流行期を迎えたと言っても過言ではない。旅行などとは違 -
Posted by ブクログ
読みやすい文章でなかなかに面白かったですねぇ…個人的にはタイトルが気になって手に取った次第なんですがまあ、内容の方もなかなか…著者が昔、医療系の新聞記者をやってたとかでそういった経験も生かされている内容かと思います…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、僕は少々ミステリ的な内容を期待したんですが…蓋を開けてみればなんだかサスペンスのようだしまあ、なかなか面白かったからよかったんですが…。
キャラがあまり立っていないのが気になりましたかね…読んでいて、これってどういうキャラだっけ? と忘れてしまいそうになり、読み返すことになったのでした…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
実際 -
購入済み
認知症高齢者によるさまざまな事が社会問題化する中、認知症の親・夫・妻を
長年介護する家族と、大学病院で開発中の治療新薬にかかわる事件を追求して
行く中で、本当の正義とは何かを社会に問いかける作品。 -
Posted by ブクログ
検疫官 西條亜矢シリーズ 第2弾
1章 最後の電話
2章 足取り
3章 疑惑
4章 怪しい影
5章 影踏み
6章 タイムリミット
母から引き継いだ小料理屋を営む夏帆の父で、放浪のジャーナリスト・葛木が、アフリカからの取材を終え、成田に到着後、失踪してしまう。
元夫や東西新聞記者・下田、そして検疫官の西條亜矢の協力の下、葛木を行方を探し始めるが、葛木が入国していたB国の隣国・A国で新しい感染症の蔓延が発覚する。
晩年のジャーナリストが追い求めたスクープとその陰に隠れた陰謀が、日本を脅かす。
最近の作品の中では面白かったです。
シリーズモノの方が面白いかも。