仙川環のレビュー一覧
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この作品の様に、色んな立場の人を様々な角度から描く作品って好きです。人によって見方は千差万別ですし、絶対的なものの見方というのは存在しないなと感じることが出来ます。
湊かなえさんの夜行観覧車も同じく色んな視点があって面白かったです。Posted by ブクログ -
薬は、他人からもらっちゃだめ!と、幼少時母からきつく言われていました。それを守り続けています。だから、私は、生きていられるのか。なんてことは無いけど。でも、今の世の中、何でもあり、だから怖いです。Posted by ブクログ
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この作者は始めて読みました。フリーライターだった主人公が急に自分の子供だという赤ちゃんを押し付けられて、その親を探していく過程で徐々に母性に目覚めていくといった感じでしょうか。割とスピード感があったのか、サクサク読めました。ちょっと最終的に良い人になりすぎている気はしたけど。Posted by ブクログ
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尿に大量のたんぱく質が出ているにも関わらず、腎臓は正常という異常事態。
お金に目が眩んだ治験が原因としか思えない。
一緒に治験を受けた女の子と、学校の保険医と共に真相究明に乗り出す。
しかしその裏には思いもよらない計画が。
倫理とは何か、その立場にならなければわからないこともある。Posted by ブクログ -
話の設定が独特で面白い。
人体を薬品の生産工場にしてしまう犯罪!?を
うまく取り扱っている。
話がすごくシリアスなのに登場人物の薄っぺらい。
それが逆に話を面白くしている。Posted by ブクログ -
面白かったです。ただ、主人公がかなりイヤな女なのですが、それは作者が意図してそう描いているからで、そういう女だから最後の展開が活きてくるのだろうとは思うのですが、やはり主人公はもっと魅力的な方がいいなあという気がします。Posted by ブクログ
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「感染」「転生」に続く医療ミステリー。
気になる作家さんの一人です。
今回は医学界ではなく、幼稚園で起きた食中毒から
事件に発展していくという展開。
環境の事を考えて、良かれと思ってやったことが
とんでも無いことに・・・
食中毒の問題はもちろん、環境の問題も考えさせられる内容です。Posted by ブクログ -
処方箋がないってどういう病院だろう、とは思いました。総合病院とかだと特に待ち時間は長くて診療はあっという間に終わってしまいます。青島倫太郎先生のような方とゆっくり話せると安心できるはず。
特に印象に残ったのは、最終章「奇跡のメソッド」での対応。 お見事でした。Posted by ブクログ