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医療ミステリー第一人者仙川環初の連作小説
医療ミステリーの第一人者である仙川環氏の初となる短編連作小説が登場!『STORYBOX』誌で連載した同名作品7話と、連載では読めなかった文庫書き下ろしの最終章を加えた新しい試みの作品。
著者の大ヒット文庫作品『感染』『繁殖』『転生』『再発』『潜伏』に続く話題騒然必至の力作。
連作のテーマは、身近にある「薬」。風邪薬、ピル、向精神薬、花粉症治療薬……。正しく使えば問題ないこれらの薬を巡り、8組の男女が織りなす黒い人間模様を活写。
登場するのは、リッチな医療カウンセラー、失業中のDV夫、美貌の女性カウンセラー、さえない精神科医……。日常に潜む悪意と偶然に翻弄され、ごく普通の家庭、人間関係が崩壊していく恐怖をスピード感溢れる筆致で描いています。仙川環ファンにはたまらない、ひりひりする読後感に快感を味わってください。
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Posted by ブクログ
薬は使いようによっては毒にもなる。
決められた用法や用量をしっかりと守らないと逆に健康を害することになったりする。
物語は「薬」をめぐる連作短編集だ。
それぞれの物語に登場する人物たちは微妙に他の物語とリンクしている。
医療ミステリーシリーズとあったけれどミステリー感は少ない。
隠された心の暗部が描かれている心理サスペンスのような気がしないでもなかった。
それぞれに描かれている人たちの身勝手さやずるさ、愚かさや陰湿さにも非現実的なリアルさもあり面白かった。
深く掘り下げた物語が好みの人には物足りなさもあるだろう。
けれど短編集が好きな人にはいいのでは?と感じた。
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