隔離島―フェーズ0―

隔離島―フェーズ0―

737円 (税込)

3pt

若き医師・一ノ瀬希世は、伊豆諸島の小さな島の診療所に赴任してきた。人口四百人弱の同地には、健康増進運動が浸透している。住民たちは皆いきいきと暮らしており、長患いする者もいないという。だが、その運動に関心を抱いていた旧友の女性新聞記者が突然失踪。希世は不審な死や陰鬱な事件に次第に包囲されてゆく。この島で、一体何が起きているのか――。戦慄の医療サスペンス。

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隔離島―フェーズ0― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    通島に医師として赴任した一之瀬希世.住人に溶け込む努力をしているが,患者が突然死亡し妙な雰囲気を感じてくる.寝たきりの老人が少なく,ラジオ体操や特製ジュースを推奨し,製薬会社が健康造りの音頭を取っている.新聞記者をしている古い友人本宮春美から健康な島として取材根回しの依頼を受けるが,村役場は何故か後

    0
    2016年05月09日

    Posted by ブクログ

    ラストま読んでやっとサブタイトルと表紙の意味がわかる仕掛けなのね〜(*´∀`)
    テンポよくかつスピーディーな展開するストーリーなので飽きる暇なく一気読み(笑)
    田舎の閉塞感もよく出てるなと思いました。

    0
    2015年05月04日

    Posted by ブクログ

    いやーありえなくもない話なので結構な恐怖を感じました。こういう閉鎖的な社会の風習って軽視できない。田舎育ちなんで良くも悪くもそういうのわかるので怖かったです。

    0
    2016年05月11日

    Posted by ブクログ

    最後までテンポよく展開して飽きなかった。
    出来過ぎ感は否めないけど、まあいいでしょう。
    医療現場に身を置くのもとしては、さすがにちょっと。。。と思ったけど。

    0
    2016年04月11日

    Posted by ブクログ

    母の生まれ故郷である離島へ赴任した医師・希世。
    島民の半分以上が高齢者なのに、寝たきりの人は数名。
    その理由は、全島あげて取り組んでいる”ぴんぴんころり運動”のおかげだという…。

    仙川環さん、ほとんどの作品を読んでますが、
    今回の医療色は、さほど濃くなかったです。
    そのかわり終始、不気味な空気が漂

    0
    2016年03月20日

    Posted by ブクログ

    友達のお薦めで読んでみましたぁ。
    面白かった。
    こういう伝統と因習が根付いてる孤島の話って、横溝正史っぽくて好き。
    もうちょっと怪しさが欲しいなぁとは思ったけど、現代の医療とうまく絡んであって、これはこれで面白かった。

    もちろん、間違った医学の使い方を生身の人間で試すのは怖いことだけど、昔から根付

    0
    2015年09月13日

    Posted by ブクログ

    隔離された島では、ぴんぴんころり運動により健康に成果を得ている。赴任した若い女医がふと疑問を呈したところから、話が展開していく。閉ざされた村の因習、医学者の狂った欲が錯綜するサスペンス。2019.7.27

    0
    2019年07月27日

    Posted by ブクログ

    離島に赴任した女医が、島の悪しき風習に立ち向かう。

    1章 ぴんぴんころりの島
    2章 野木の御山
    3章 断崖の祠
    4章 逆転のオセロ盤
    5章 祭りの夜
    6章 神の御心
    7章 海難法師の海
    エピローグ

    伊豆諸島にある無医村の島・通島に、島出身者を母に持つ一之瀬希世が赴任する。

    0
    2018年11月18日

    Posted by ブクログ

    他の地との交流もほとんどなく、孤立した地で暮らす通島の人々。
    閉鎖的な環境は人の心も閉ざしていく。
    よそ者を嫌い、あからさまに警戒心を露わにする島民たち。
    前任者の引退を受け、島へと医師として赴任した希世は何とか島にとけ込もうとするがなかなか上手くはいかない。
    島で推進されている「ピンピンコロリ運動

    0
    2017年05月17日

    Posted by ブクログ

    伝統や風習を頑なに重んじ、よそ者を受け入れないなど、閉鎖的な島へ赴任した女医が、不可解な事件に巻き込まれる話。
    崖から落ちて運よく助けられる場面はそんな偶然あるのか?と思ってしまった。

    0
    2017年02月06日

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