仙川環のレビュー一覧

  • 感染

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    終わり方が若干あっけないものの、全体的には読みやすい。
    ただ、異種移植という難しいテーマを難しく感じさせないようにしたがゆえに、軽く感じてしまう。もう少しつっこんだ内容がほしかった。

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    2012年08月07日
  • 終の棲家

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    新聞社の人たちが、老人医療の実情についていろいろ調べたり、出世するためにいろいろ考えたり、悪い人を見つけるためにいろいろお仕事をしたりするお話。
    最初はMBA取得者で社内では評価されていないお嬢さんの奮闘記かと思ったけど、実際は違いました。
    実力があって頑張っているのに報われないお嬢さんを最初はかわいそうと思ってたけど、あとから実情がわかって、誰の視点でストーリーを見るかで全然違うんだな~と思ったのが、この本を読んだ一番の収穫かな。
    話の運びや言葉の雰囲気は好きなんだけど、なんだか内容が物足りなかった1冊でした。

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    2012年07月25日
  • 感染

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    ネタバレ

    「感染」というタイトルから想像してた話とは微妙に違った気がする。
    主人公に共感できなかったのが、物足りなかった原因かもしれない。

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    2012年07月04日
  • 潜伏

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    三十五歳、独身、彼氏なし、失業中。長山歩美(あゆみ)は敬愛していた叔母を若年性アルツハイマー病で亡くす。
    大学病院の主治医でもある佐野将彦(まさひこ)は、病院長の誤診を疑い、解剖をして死因の調査をする。
    そんな中、同じ若年性アルツハイマー病の患者に毒物混入飲料による殺人事件が3件も立て続けに発生する。
    歩美の叔母にも差出人不明のジュースが送られてきて廃棄処分にした経緯があったことから、叔母も殺人の対象になっていたのではないか、という疑念が浮かぶ。
    それまで互いに悪い印象を持っていた2人は、次第に協力して調査をしていく。そして意外な原因が浮かび上がってくる・・・。

    物語の前半と中盤はやや間延び

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    2012年06月21日
  • 繁殖

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    またまた仙川さんの作品をチョイス。
    正直ストーリー的にはうまくいきすぎじゃない?って突っ込みたくなる感じ。
    でも原発事故の後にこれを読むと、どうしても違った視点で読んじゃうから恐さは感じた。
    園児が苦しんだり死んだりする内容だったら嫌だなぁと思ってたけど、最後はハッピーエンドだったからひと安心。
    食べ物ってやっぱりちゃんと気にかけなくちゃ駄目だなぁと。

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    2012年06月20日
  • 繁殖

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    責任の伴う行動を起こすことは、
    本当に大切なことです。

    (以下抜粋)
    ○社会正義をいくら振りかざされても、
     人を守りたいという気持ちは揺るがない。(P.200)
    ○勝手な医者が自分だけの判断で脳死移植をやったことで、
     日本の医療はずい分長く、足踏み状態を余儀なくされた。(P.248)
    ○初めに背を向けるほうが、辛いに決まっていると思ったからだ。(P.259)

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    2012年06月04日
  • 誤飲

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    ネタバレ

    いつもの医療系ではなく連作ものの短編。
    相変わらず読みやすかった。
    どの話もこれといった大事件はないまま終わるんだけど、
    微妙に話がリンクしてて面白い。

    この人の作品って、女医はスマートで切れ者なのに、
    男の医者/医療関係者はどうしようもない人が多いのね。

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    2012年05月09日
  • 聖母 ホスト・マザー

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    ネタバレ

    先日ファミレスでまさに代理出産の話し合いをしている場面に出くわし、
    それ以来ちょっと勉強してみたいと思って。
    女性であり、医師である作者が書くからこその登場人物の心情描写が秀逸。
    不妊治療してる人とか、そういうので悩んでる人には胸をえぐるような気分にさせられる内容だと思う。
    考えさせられるテーマだったなぁ。

    ただ、ストーリーの運び方がちょっとドタバタしすぎな気も。
    (この人のは割といつも後半に詰め込みすぎな感がある・・・)
    もっとじっくり進めていってもいいんじゃないかなぁーと、ちょっともったいないなと思う。

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    2012年04月25日
  • 誤飲

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    一つ一つのカップルのストーリーが入り乱れ広がっていくオムニバス。キーポイントになるのが「薬」。アレルギー薬だったり毛生え薬だったりするのですが、薬をめぐって男女が憎みあいだましあう。
    こう書くとなんだかわけが分からないですが、読めば分かる。とにかく良く出来ています。

    仙川環の医療物は何冊か読んでいてどれも面白く、女性の医療ミステリー作者としてはなかなかのものですが、これはミステリーというより人間ドラマ。新境地を開拓した感じです。
    面白いものを読ませてもらいました。

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    2012年04月20日
  • 再発

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    狂犬病こわい…
    どんな病気でも再発って考えられるんだね。

    毎度のことながら展開に無理がある気もしたけど、さくさく読めた。
    この人の作品はみんな主人公が女性で医療関係者なのかな。
    なぜだか、どうしても好きになれない(笑)

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    2012年04月15日
  • 人体工場

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    またしても、物足りなさの残る終わり方。
    人体工場のシステムを肯定的な視点で読んでしまったからか、主人公が最後の最後までただの馬鹿に思えてしまった…
    恋愛要素を排除して、もうちょい堅い感じで終われば良かったのになぁ。

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    2012年04月15日
  • 転生

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    医療+推理みたいな感じの小説。
    途中まで、強気で自我の強い岬が全く好きになれず辟易してたけど、最後の選択で持ち直した。
    きちんと決着して終わるところも良い。

    面白く読めるけど、続きが気になるハラハラ感は少ないかなぁ。

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    2012年04月11日
  • 感染

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    ネタバレ

    「治験」を読んだ後だったからか、ものすごく荒削りな印象を受けた。
    医療ものを読み慣れてない私が読んでもわかりやすく書いてあるけど…
    これって続編あるのかな?
    ウイルスに感染した人のその後みたいなのが全く書いてなかったから、すごく気になる。
    仙川さんの作品、もっと読んでみよう。

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    2012年04月09日
  • 再発

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    今まで狂犬病予防って、おざなりで
    形骸化されている印象だったけど
    発症すれば致死率100%の恐ろしい病気。
    確かに日本で半世紀もの間、発症例がないといっても
    意外な感染ルートがあったんだなぁ。

    前半のゆっくりした、むしろ歯がゆいペースに比べ
    後半から終盤にかけての、なだれ込むスピードは笑えた。
    おかげで結構ハラハラしたけど。

    しかも、なぜ、あの「キーパーソン」の「病死」が
    取り残されるのだ?
    普通気づくっしょって突っ込みながら読みました。

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    2012年03月15日
  • 感染

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    「感染」というタイトルから、いつ「感染」が始まるのかと気になりながら
    読み進めるがなかなかそういう事態にならない。
    その点が少し期待に反していて、結局、未知のウイルスによる感染の
    パニックなどは起こらずに終結してしまう。
    確かに「感染」により引き起こされた事件ではあるのだが。

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    2012年03月10日
  • 誤飲

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    ◆藤本洋文・・・経口避妊薬
    ◆小野恭子・・・抗インフルエンザ薬
    ◆木島博人・・・向精神薬、睡眠薬
    ◆林崎洋子・・・禁煙薬
    ◆松原延彦・・・薄毛治療薬
    ◆沢村亜美・・・花粉症の薬
    ◆小野厚之・・・下痢止め
    ◆三田秋枝・・・精力剤

    以上8編の連作短編集。1作目の話にちらりと登場した人物が2作目の主人公、2作目にちらりと登場した人物が3作目の主人公・・・というように繋がっていく。そして途中で折り返す感じで、8作目と1作目の主人公は夫婦であったりする。

     「誤飲」というタイトルからすると、薬を間違って飲んだことによって何か重大なことが起こる話のように思えるが、ちょっと違う感じ。確かにどの話も薬が絡

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    2012年02月18日
  • 人体工場

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    前半は非常に先が気になる展開で盛り上がりましたが、
    後半はやや私の期待とは違う方向へ・・・・

    仙川さんの作品はいつもテーマが非常に興味深いです。
    その割にいつも結末があっさりな感があるのですが・・・
    でも次々読みたくなるんですよね~。
    文章は読みやすいです、さらっと読めます。

    今回も「治験」と言うテーマが面白かったです。
    難病の特効薬が、人間の体を使って作れるとしたら。
    その薬があれば多くの人の命が助かる。
    でも人体を使って薬を生成するというのは如何なものか。

    と、非常に倫理観を問われる内容です。
    この作品の中では、そもそも内容を知らずに治験を受けて
    その後内容が明らかになって行くのです

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    2012年02月17日
  • 誤飲

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    読みながらムカムカするのは私が薬剤師だからかな?
    だって、登場人物の多くが、薬に対する誤った考えを持っているんだもん。
    薬を丁寧扱わない奴は痛い目に遭うべきと思って読み進めると、その結末に物足りなさも感じてしまった。
    まぁ、読みやすかったけど・・・

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    2012年01月27日
  • 人体工場

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    軽い気持ちで治験のアルバイトに参加した主人公、、、。
    でも、その治験のアルバイトはインチキな感じで、、、。
    読み進めていくウチに何の目的で治験のアルバイトが募集されたのかが分かっていくんやけど、最終的な真の目的とかはモヤモヤした感じなんが残念やったトコロ( ´艸`)

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    2011年12月27日
  • 人体工場

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    テンポがよく、早く先を読みたくなるストーリーだったのに、終わり方が曖昧になっていたのが残念‥もやもやしてしまった。

    非現実的なテーマを主題とする作品としてはおもしろかったです。

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    2011年10月30日