仙川環のレビュー一覧

  • 人体工場

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    うーん。何書いてもネタばれになりそうだ。タイトルほど怖い話じゃなかったです。しかし、あそこまでしなくても、お金を積めばなんとでもなるような気がしますが。

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    2011年09月12日
  • 感染

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    臓器移植にまつわる出来事が、すごくリアル。
    著者が医療関係のジャーナリストと聞き納得しました。
    夫婦の話は、ちょっと余計だったかな。

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    2010年11月10日
  • 感染

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    この人の本は初。
    なんか、感情の動き具合とかが納得できないところがある。
    けど、物語は普通に読めた。

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    2010年09月30日
  • 感染

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    子供の臓器移植・異種移植という重いテーマを扱った作品。
    自分の子が助かるのなら、法外な手術であっても、裏ルートを使って受けさせてしまいたい、という親の心境が伝わる。
    子供の臓器移植について、今後日本で認可されていくことがあるのだろうか。

    小説としては、前半に力を入れすぎて、後半の展開が速くなりすぎちゃって、勿体無かったな〜という印象

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    2010年09月26日
  • 感染

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    ネタバレ

    なんとも、、物悲しい。。
    強い悲しさでもなく、、、物悲しい感じです。

    最後のお墓前の、2人の女性の会話が1番好きかな...。

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    2012年04月07日
  • 再発

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    父親の急逝で大学病院からやむなく新潟の片田舎の医院を継いだ成田真澄が主人公。根絶したはずの狂犬病の発生から騒動に発展する展開や、三角関係の恋愛事情なども織り交ぜて、適度に面白いストーリーだった。けど、エピローグは何を意味するんだろ。単にスリラー映画の終わり方を模しただけなのか、続きを示唆するエピソードなのか。ま、前者かな。

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    2011年07月15日
  • 繁殖

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    うーん。。すなおに桧垣が警察で事情を説明したら、そんなに大げさにならなかったような気がして、そこが一番ストーリー展開的にひっかかる。まぁ、よくあるパターンかもね。それにしても、罪のない鶏を放火で皆殺しにする方が、隠そうとしたアゾラの件よりよっぽど罪深いとわたし的には思う。

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    2011年07月15日
  • 繁殖

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    設定は面白かったが途中からちょっと入り込めなかった。
    登場人物の行動と心情が今ひとつよくわからない?感じ。

    面白いというデビュー作をまだ読んでないので今度読んでみたい。

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    2009年12月28日
  • 再発

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    半分教科書みたいだ。
    医療系。ネタは深刻。なんかお話としては淡白な展開・演出。「分かりやすい狂犬病の恐さについて」みたいな。なんか教科書読んでるみたいだった。作者の仙川さんは医大修士卒の女性ということで理系っぽい女性ぽい感じ出ちゃってるのかなぁ。いえいえ軽蔑してませんて、理系女子はキライじゃないんだな、これが。採点は600円満点中340円。

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    2009年11月17日
  • 繁殖

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    臨場感溢れる作品で、一気に読みすすめました。

    残念だったのが…、
    どんでん返しを期待していましたが、意外にあっさりしたラストで拍子抜けしました。
    心温まるラストをお望みの方は、ご一読を。

    描写が上手で登場人物がとても魅力的です。

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    2009年10月04日
  • 再発

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    小さな町でのウイルス感染で引き起こったパニック現象。マスコミの煽り方や、地域住民のヒステリックな行動、医者の困惑がリアリティーあって面白い。新型ウイルスではなく、狂犬病という従来のウイルスを扱っているのに注目。『繁殖』でもイタイイタイ病のカドミウムだったり、恐ろしいのは新型ばっかりじゃない、ということを学ぶ。半世紀発症してないからって行政も備え不足だし、個人もぬるすぎる。動物を飼っているということに関してもっと注意深くなるべき。この作品はパニック映画みたいな緊迫感は、正直なところ、ナイ。でも、こういう地味に警鐘を鳴らしている小説のほうが多くを学べる。主人公の真澄にも好感が持てた。

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    2009年10月07日
  • 繁殖

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     途中までは、ぐいぐい引きつけていく畳み掛け方は相変わらずうまいな〜と思う。しかしながら、事件の解決(と言っていいのか、あれ)のやり方が強引というか、そんなに上手くいくものだろうかと思う。いくらなんでもずさんな処理の仕方だろうし、バレるだろ、普通に。そしたら隠匿しようとしたことで却って重い罪に問われそうなものだしなぁ。量刑とかは詳しくないから置いておくとしても、結局「きちんと裁かれ、社会的な影響(風評被害、遺伝子組み換え植物利用の停滞/後退)にも責任を果たす」よりも気持ちの切り替えはつかないだろうし、逆にずっと罪の意識を引きずらなければならない辺りが、むしろ救われてないラストだったかな。

     

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    2009年10月04日
  • 転生

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    クローンの話。
    ミスが引き起こした殺人。

    クローンとして生まれてきた生物を人間としてみるか?
    そのクローンに人格を与えるか?

    形が似ている以上、時間がたてば人格を与えざるを得ないとは思うけれど、
    種の多様性が確実に失われると思う。

    希望の光ではなく、絶望の始まり、それがコピーすることの本質だと思う。

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    2009年10月04日
  • 転生

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    前作の『感染』に続く医科学ミステリー第二弾。

    テンポ良く読めたんだけど
    前回の「感染」の方がインパクトが強かったので
    少し物足りなさを感じたというか
    心に響いてくる物が足りなかった感じかな?

    第三弾に期待です。

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    2009年10月04日
  • 転生

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    仕事の打ち合わせに呼び出されたフリーライターの深沢岬が、突然見知らぬ男に、お前の子だからちゃんと育てろ、とベビーカーの赤ちゃんを押し付けられ・・・ストーリー展開は達者と思う。でもちょっと安易に人殺しすぎなところはマイナス印象。しかも、そんなに身勝手に人殺し続けた人が最後に都合よく躊躇するかいな、てのも、はてな。。

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    2011年07月15日
  • 転生

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     フリーライターの深沢岬は、新しい仕事の打ち合わせのために訪れたホテルで、呼び出された男にベビーカーに乗った赤ちゃんを無理矢理押し付けられた。「その子はあなたの娘さんです。引き取ってもらいたい。」。わけがわからず激昂した岬だったが、覗き込んだ赤ちゃん(ミチル)の顔は昔の自分に面影があり、そしてよくよく考えてみると一つ気になることがあった。そうだ、1年前に私は卵子を売ったのだ・・・。

     最初のうちはミチルを押し付けた男を探し出し、返すことしか考えていなかった主人公だったのが、ミチルの出生の秘密を知るごとに、何よりもミチルの将来を考えて行動するようになっていったのがよかった。罪を隠すために殺人を

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    2011年10月18日
  • 転生

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    記者の世界も医療の世界もギスギスしてて、終始激しいテンションだったから読んでてちょっと疲れたかも。
    あと、なんか仙川環さんの警察って人探しが下手…?(^-^;
    しかし、テンポがよく、おもしろい話だった。
    ラストも爽やかだしね♪
     08/03 11

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    2009年10月04日
  • 繁殖

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    最近、注目している女性作家の一人。

    夏のある日、幼稚園で食中毒事件が起きた。そして物語は日めくりで、様々な展開を見せていく。



    食の安全が大問題となった2007年。

    今年の世相を表す漢字も「偽」という字が選ばれたらしい。

    (その他の候補も「食」「嘘」「疑」というような関連する字だったそうだ)

    不二家、赤福、マクドナルド、ミートホープ、比内地鶏、船場吉兆・・

    もちろん食品の問題だけでないとしても、口に入るものだけに安心できなければ売る資格はない。



    しかし、大人ならまだしも、子どもたちが食べるものは、細心の注意を払う必要がある。

    そして誰が犯人かわからない食中毒事件。誰もが疑

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    2009年10月04日
  • 感染

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    第1回小学館文庫小説賞受賞作。

     最近、何かを思いつめたような様子の外科医の夫・仲沢啓介。同じ大学病院でウイルス研究医として働く妻の葉月が気になって聞いてみても何も話してくれない。夜中に突然電話で呼び出されて出て行くということもあり、葉月は啓介に他に女がいるのではないかと疑っていた。そんなある夜、啓介の前妻・原島公子から電話がかかってくる。啓介との息子・宏が帰ってこないというのだ。そしてその日も啓介は、突然の呼び出しをうけて留守だった。

     夫を信じたい気持ちと、夫しかありえないのではないかという疑いの気持ちで揺れながら、葉月は真相にせまっていく。途中まで、なぜ「感染」というタイトルがついた

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    2011年10月03日
  • 転生

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    不妊やクローンが絡んだ医療ミステリー。主人公のフリーライターの女性はある日突然赤ちゃんを押し付けられて「その子はあなたの子です」と言われる。このセリフ、女が言われるのって初めてのパターンかも。彼女は本当の親を探すべく、調査を開始する。調査期限は10日間。行く手で起こる殺人事件の重要参考人として警察に追われながらの調査。ものすごくスピード感があり、本当に一気に読めてしまう。
    ダヴィンチコードの軽い版って感じの作品。

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    2009年10月04日