仙川環のレビュー一覧

  • 記者はつらいよ 中央新聞坂巻班

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    1.10~1.12
    自分の生き方は自分で決める。そうだよね。
    「絆」って言葉、うるさい。なんでも絆で片付けようとするのって、なんだかなぁ。私だけじゃなかったんだ、「絆」に対する気持ち悪さ。

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    2016年01月12日
  • 時限発症 検疫官 西條亜矢の事件簿

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    西條亜矢の活躍物語。
    題材は、得意の医療もの。それも感染症。
    所々に人間的な部分が巧みに描かれている。

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    2015年09月27日
  • 隔離島―フェーズ0―

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    ラストま読んでやっとサブタイトルと表紙の意味がわかる仕掛けなのね〜(*´∀`)
    テンポよくかつスピーディーな展開するストーリーなので飽きる暇なく一気読み(笑)
    田舎の閉塞感もよく出てるなと思いました。

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    2015年05月04日
  • 終の棲家

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    前々から、医療をネタにした小説を発表されている、仙川さんの著作。
    最近徐々に広がり始めたのか、先日ドラマ化もされていました。

    私は『チーム・バチスタの栄光』の海堂さんと同じ時期にて、
    そちらとはまた違った面白さで、読み続けています。

    主人公は、MBA取得者ということで鳴り物入りで入社した、麻倉智子、
    なんですが、アラサーの今となってもイマイチ目が出ず、飼い殺し?状態。

    その理由は、頭でっかちすぎること、、現場を見ないこと、
    小手先の実感のない理論を振りかざしていること、etc、、イタタ。

    そんな彼女が、老人医療現場の現実を向き合う事で、
    一人の“記者”として成長していく物語、でしょうか

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    2014年09月03日
  • 終の棲家

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    ネタバレ

    全く前知識無く、裏表紙のあらすじすら読まずに手に取った本作。タイトル名と表紙の印象から、介護を題材にした人間ドラマと勘違いして読んでいたので、中盤以降の急展開に仰天(そもそもミステリと思ってなかったので…)してしまいました。

    その急展開ぶりと、タイミングを同じくして“覚醒”する主人公の目覚ましい変化はとても魅力的で、久々に没頭しながら本を読んでいました。

    内容が内容だけに、読後はちょっと考えさせられますね。犯人の言い分はもっともらしく聞こえますが、結局自分勝手な想像で助けたつもりになってるだけじゃん?と思っちゃいました。

    自分の思想・主張のために、要介護者たちを利用してただけだと思ったの

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    2014年06月21日
  • 繁殖

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    幼稚園を舞台とした食中毒事件からはじまる。実はアゾラという植物に含まれているカドニウムが原因と判明、その後解決に向け、善人が何人も登場。悪人がいないというのも気持ちの良いものだ。悪気なく事件を起こしてしまってからの対応に迷う人間模様。
    良し悪しの判断は難しい。一生秘密を背おって生きるのもひとつの道か。

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    2012年11月12日
  • 終の棲家

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    ハルキ文庫用の書き下ろしだ。
    他の作品と比べると謎解き度が今一だが、やはり面白かった。
    病気の老人の介護の問題を取り上げている。
    自宅での介護には、お金の問題、家族の負担があり、
    先行き短い老人は、治療を止めるべきか論まで踏み込んでいる。
    テーマ自体はありがちだが、この作品で新聞社の様子を知ることができ、サラリーマンの有り様についても考えさせられた。出世か、やりたいことをポリシーをもって進めるべきか?

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    2012年11月12日
  • 再発

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    撲滅されたと言われる狂犬病を題材にしている。それに女性ならではの微妙な恋愛感情を絡めている。新種のウィルスが発生した際の対応についての勉強にもなった。これで仙川環作品、制覇。

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    2012年11月12日
  • 再発

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    ネタバレ

    父親が急逝しやむなく実家の医院を継いだ成田真澄は、田舎で悶々とした日々をおくっていた。そんな折、従妹が原因不明の病に倒れ、治療法もわからぬまま死に至らせてしまう。その後、従妹の友人も同様に死を遂げる。

    狂犬病に酷似した症状、撲滅したはずの殺人ウイルスの再上陸なのか?
    町民はワクチンを求めてパニックに陥り、飼い犬の無差別殺害も続出。

    はたして、その感染源は?


    仙川環さんの本は、どれも面白い。
    この再発は、医師としての成田真澄、一人の女性としての成田真澄の心情の変化が描かれていて、周りの登場人物の魅力もあいまって、引き込まれて読んだ。

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    2015年10月07日
  • 誤飲

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    これは面白かった! この人の小説の中で一番面白かったね。
    正直ストーリーがマンネリしつつあったけど、こんな書き方もできるんだなっと感心した。

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    2012年02月13日
  • 聖母 ホスト・マザー

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    久々に人に薦めたくなる本でした。
    どうしても子供が欲しい女性の・・・どうすれば自分の子供が出来るのか・・・代理母という方法に行き着くまでの心の葛藤が読んでいて非常に面白かった^^
    自分にも子供がいるので話にはぐいぐい引き込まれた。

    最後の方にミステリーっぽくしてあったが、それはなくてもよかったのかな・・・
    でも非常に面白い本だったので友達に薦めました。。

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    2012年01月21日
  • 繁殖

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    北関東の農村風景が残る幼稚園に桧垣学は、訪れていた。恋人の原島聡美がこの幼稚園の先生をしてた。今日は、夏の暑い日。園児達は、父兄と一緒に農業研修に出掛けてた。桧垣は、聡美のために手伝いにきてた。おにぎりと鴨鍋のお昼御飯。無事に終ったと思われたが、その日の夜相次いで病院に駆け込む園児たちが・・・。
    園児達の症状をみて、おにぎりの杜撰な管理から出た単純な食中毒だと思われた。だが、大人に一人も症状が出ないのは、おかしい・・。病院の医師の町田信夫は、慎重に原因を調べる。吐しゃ物を調べるとカドミウムが検出された。公害病の「イタイイタイ病」の原因となった物だった。
    安易な発表が農家の風評被害に繋がる事

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    2009年10月07日
  • 転生

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    前作の『感染』に続く医科学ミステリー第二弾。テンポの良い語り口とスピード感満点の文体でぐいぐい惹き付けられました。読み出したら止まりません。主人公のキャラがかっこよく、ラストもすっきり解決で良い!

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    2009年10月04日
  • 処方箋のないクリニック

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    多種多様な問題を解決していくクリニック。柔らかな性格に癒やされつつ、自分の悩みについても少しずつ解いていっていく作品だったと思います。

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    2025年11月25日
  • 処方箋のないクリニック セカンドオピニオン

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    健康に関する仕事をしているので、この小説は本当に的を射てるなと感じる。現代の医療に突き刺すようなインパクトはないけれど、患者や患者の家族に寄り添い、心を和ませ開かせるその手法は素晴らしいし、こんなお医者さまが居てくれたらどんなに人気になるだろうと想像してしまう。
    一つ一つのストーリーがすごく現代の世を反映している気がして、勉強になった。これはシリーズで他にもありそうなので、読んでみたいと思っている。

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    2025年11月15日
  • 処方箋のないクリニック セカンドオピニオン

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    サラッと読みやすかった。
    患者は確かに治療法とかを選ぶ自由を持っているんだけど、知識が無い患者にとっては最適な判断なんかわからんよね。結局は信頼できる先生、目の前にいる先生の判断に任せるしかない、任せたら安心だ、って思うんよね。私も病院ときどき行くけどわかんないもんなあ。そういうとき、相談窓口(しかも格安!)があればいいのになあって思った。

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    2025年11月04日
  • 処方箋のないクリニック セカンドオピニオン

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    どの患者の話もリアリティがあり、しかも読後感がすっきり明るい気持ちになる。しかも病気のことや患者の気持ちが勉強になる。色々な人の人生を感じられて面白かった。

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    2025年11月02日
  • 処方箋のないクリニック セカンドオピニオン

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    「眠りの神様」
    「プロテイン博士の婚活」
    「壊れたパパ」
    「未来のベイビー」
    「怒れる名匠」
    「夢のがん治療」
    6話収録の連作短編集でシリーズ第三弾。

    一話完結型なので前作未読でも問題ない。

    ハーフパンツがトレードマークの医師・青島倫太郎が今回も患者の悩みを爽快に解決していく。

    上の階からの異音で睡眠障害を訴える女性や、肉体改造に拘るあまり婚活が上手く行かない男性など、一見病院とは関係なさそうな事象でも、倫太郎先生に掛かれば鮮やかに解決する。

    認知症、卵子凍結、免疫療法の話も勉強になった。

    倫太郎先生の誠実さに心癒される一冊。

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    2025年10月23日
  • 処方箋のないクリニック セカンドオピニオン

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    処方箋のないクリニック第三弾。

    不眠に悩まされているOL、婚活中の筋トレサラリーマン、認知症と疑われた父親、妊活を計画的にすすめていくやり手コンサル女性、医療を受けない木工職人、免疫療法を信じてやまない患者。

    今回も様々な難問が持ち込まれるが、よろず相談で解決していく。まさに処方箋のないクリニック。

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    2025年10月17日
  • 処方箋のないクリニック セカンドオピニオン

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    2025.09.27〜09.29

    様々な患者がいて、様々な悩みをかかえている。それを、スッキリ解決してくれる。スーパードクター。
    そんなドクターがいたら、安心。しかも、診療代、安いし。今回も、解決してよかった、と思えるお話ばかりだった。
    でも、大団円的過ぎて、ちょっと、うーんとなってしまったのは、私の心が歪んでいるからなのか。

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    2025年09月29日