仙川環のレビュー一覧
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離島に赴任した女医が、島の悪しき風習に立ち向かう。
1章 ぴんぴんころりの島
2章 野木の御山
3章 断崖の祠
4章 逆転のオセロ盤
5章 祭りの夜
6章 神の御心
7章 海難法師の海
エピローグ
伊豆諸島にある無医村の島・通島に、島出身者を母に持つ一之瀬希世が赴任する。
島では、ぴんぴんころり運動と称し、朝の体操や健康ジュースの摂取などが行われ、島人たちの健康はすこぶる良い状態が保たれていた。
しかし病気の進行が懸念された患者を大きな医療機関に紹介しようとした矢先に、その患者が死亡してしまう。
その後も不審な死が続いていたころ、希世のいとこで新聞記者の春美が -
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新薬開発に秘められた企業陰謀を暴く医療ミステリー
・消えた村
・原因不明
・発症
・疑惑
・失踪
・捜索
・裏切り
・切れかけた糸
・新しいパートナー
・宣戦布告
・豹変
・闇の孤独
・諸刃の剣
・罠
新薬開発の試料を求め、東南アジアの島のジャングルに分け入る直美。
サンプルを日本に送った矢先に研究者が原因不明の感染症で亡くなる。
自分が送った試料に問題があるのではと、試料を採取した村に向かうが、村がなくなっていた。
研究者の死亡に隠された企業の陰謀に立ち向かう。
医療ミステリーでスラスラと読めましたが、もうひとひねり欲しかったところ。
目 -
Posted by ブクログ
書き下ろしです。
若年性アルツハイマーで叔母を亡くした35歳・独身、失業中のキャリアウーマンの長山歩美。
世間では認知症患者をターゲットにした、毒入り飲料連続殺人事件が発生していた。
叔母にも送り主に心当たりのない飲料が送られてきたことから、叔母の死に疑問を抱いた歩美は、叔母の主治医の佐野将彦とともに連続殺人事件と、叔母の死の真相について探っていく。
そこには美容外科業界における一つの医療事故が絡んでいた・・・
こういう可能性もあるということを前提にすると、100%安全と断言できるかどうか怪しくなります。
もう少しいろんな意味で厚みがあればなぁと思うのは欲張り!?