仙川環のレビュー一覧

  • 感染

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     海堂尊が好きな人なら楽しんで読めそうな、医療系ミステリ。「どうして子どもたちが殺されたのか?」という謎はなかなか明かされないけれど、タイトルからだいたい想像がついてしまいますね。
     三人称スタイルで主に主人公・葉月の視点から書かれているのに、時々他の人の視点にちょっとだけ変わるのが余分な気がしました。

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    2011年06月25日
  • 転生

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     解説によると「巻き込まれ型女性主人公医学ミステリー」。前作と同じく、タイトルの意味がわかってくるのは後半すぎ。他の方も書いていましたが、どうも主人公が好きになれない……。このエンディングで、ぜひ禁煙してくれていることを望みます。

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    2011年06月25日
  • 人体工場

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    尿に多量のたんぱくが出ているのに、腎機能にはまったく異常がない―。美人医師・若松みなみの検査を受けた大学生の真柴徹は、以前に軽い気持ちで参加した治験のアルバイトに疑いを抱く。一緒に治験を受けた火野美紀とともに真相を探り始めるが、彼女は突然行方不明になってしまった。美紀を救うべく、単身敵地に乗り込んだ真柴は、恐るべき計画の存在に気づいたのだが...。医療ミステリー最新作

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    2011年06月08日
  • 人体工場

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    遺伝子治療を扱っている点は非常に興味深い。ただ、最後のくだりに根拠が少なく感じ、物足りなさがあった。

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    2011年06月06日
  • 潜伏

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    ちょうど肉で騒いでる時にたまたま牛関連でした。
    同じで女性でも、色んな美を追求する人がいるんだなぁと感心。

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    2011年05月09日
  • 再発

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    アライグマと引っ掻き傷が出てきた時点で、何かの菌に感染してるんやろうなぁ。とは思ったけど。
    まさか主人公の友達の亮子が、あんな風に事件に関わってるとは思わんかったなぁ。

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    2011年02月08日
  • 聖母 ホスト・マザー

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    ものすごく子供が欲しい人がいるのはわかる。でも、そこまでする?というのが率直な気持ち。代理出産がよいのか悪いのかは、私には判断できないし、もし出来たとしてもしてはいけない。ただ、生まれてきた子供の気持ちを考えると、納得できない。結局、ジコチュウなんだと思う。このように書くと子供が欲しいのにいない人からは批判されるかもしれない。「子供のいる人にはわからないんだ。私の気持ちは。」と。でも、私には子供がいない。子供が埋めない体だから。
    続編として、成長した「杏奈」を是非書いていただきたい。

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    2011年01月29日
  • 人体工場

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    医療モノに多い、スリリングな内容で読み進めやすかった。
    が、個人的には最後はややあっけない感じも・・・。
    この著者の他の作品も読んでみたい。

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    2011年01月29日
  • 人体工場

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    人として、普通に生きたい。工場にはなりたくない。そう思った。若し、自分が癌に侵されて、助かるには人体工場で作られた薬しかない、と言われても、その薬を使いたくはない。気持ちの問題なんだろうけど。

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    2011年01月16日
  • 人体工場

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    ストーリーの展開が、医療ミステリーが抜群の仙川氏が書いたどの作品とも同じように小気味良い。
    ストーリーの着眼点も面白く一気に読んでしまった。
    ただし締め括りのところが綺麗すぎて、読後の安定感を得られるとともに、迫力に欠ける様にも感じられる。

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    2011年01月10日
  • 人体工場

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    うーん。何書いてもネタばれになりそうだ。タイトルほど怖い話じゃなかったです。しかし、あそこまでしなくても、お金を積めばなんとでもなるような気がしますが。

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    2011年09月12日
  • 感染

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    臓器移植にまつわる出来事が、すごくリアル。
    著者が医療関係のジャーナリストと聞き納得しました。
    夫婦の話は、ちょっと余計だったかな。

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    2010年11月10日
  • 感染

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    ネタバレ

    なんとも、、物悲しい。。
    強い悲しさでもなく、、、物悲しい感じです。

    最後のお墓前の、2人の女性の会話が1番好きかな...。

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    2012年04月07日
  • 再発

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    父親の急逝で大学病院からやむなく新潟の片田舎の医院を継いだ成田真澄が主人公。根絶したはずの狂犬病の発生から騒動に発展する展開や、三角関係の恋愛事情なども織り交ぜて、適度に面白いストーリーだった。けど、エピローグは何を意味するんだろ。単にスリラー映画の終わり方を模しただけなのか、続きを示唆するエピソードなのか。ま、前者かな。

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    2011年07月15日
  • 繁殖

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    うーん。。すなおに桧垣が警察で事情を説明したら、そんなに大げさにならなかったような気がして、そこが一番ストーリー展開的にひっかかる。まぁ、よくあるパターンかもね。それにしても、罪のない鶏を放火で皆殺しにする方が、隠そうとしたアゾラの件よりよっぽど罪深いとわたし的には思う。

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    2011年07月15日
  • 繁殖

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    設定は面白かったが途中からちょっと入り込めなかった。
    登場人物の行動と心情が今ひとつよくわからない?感じ。

    面白いというデビュー作をまだ読んでないので今度読んでみたい。

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    2009年12月28日
  • 再発

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    半分教科書みたいだ。
    医療系。ネタは深刻。なんかお話としては淡白な展開・演出。「分かりやすい狂犬病の恐さについて」みたいな。なんか教科書読んでるみたいだった。作者の仙川さんは医大修士卒の女性ということで理系っぽい女性ぽい感じ出ちゃってるのかなぁ。いえいえ軽蔑してませんて、理系女子はキライじゃないんだな、これが。採点は600円満点中340円。

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    2009年11月17日
  • 繁殖

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    臨場感溢れる作品で、一気に読みすすめました。

    残念だったのが…、
    どんでん返しを期待していましたが、意外にあっさりしたラストで拍子抜けしました。
    心温まるラストをお望みの方は、ご一読を。

    描写が上手で登場人物がとても魅力的です。

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    2009年10月04日
  • 再発

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    小さな町でのウイルス感染で引き起こったパニック現象。マスコミの煽り方や、地域住民のヒステリックな行動、医者の困惑がリアリティーあって面白い。新型ウイルスではなく、狂犬病という従来のウイルスを扱っているのに注目。『繁殖』でもイタイイタイ病のカドミウムだったり、恐ろしいのは新型ばっかりじゃない、ということを学ぶ。半世紀発症してないからって行政も備え不足だし、個人もぬるすぎる。動物を飼っているということに関してもっと注意深くなるべき。この作品はパニック映画みたいな緊迫感は、正直なところ、ナイ。でも、こういう地味に警鐘を鳴らしている小説のほうが多くを学べる。主人公の真澄にも好感が持てた。

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    2009年10月07日
  • 繁殖

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     途中までは、ぐいぐい引きつけていく畳み掛け方は相変わらずうまいな〜と思う。しかしながら、事件の解決(と言っていいのか、あれ)のやり方が強引というか、そんなに上手くいくものだろうかと思う。いくらなんでもずさんな処理の仕方だろうし、バレるだろ、普通に。そしたら隠匿しようとしたことで却って重い罪に問われそうなものだしなぁ。量刑とかは詳しくないから置いておくとしても、結局「きちんと裁かれ、社会的な影響(風評被害、遺伝子組み換え植物利用の停滞/後退)にも責任を果たす」よりも気持ちの切り替えはつかないだろうし、逆にずっと罪の意識を引きずらなければならない辺りが、むしろ救われてないラストだったかな。

     

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    2009年10月04日