高里椎奈のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
シリーズ第7弾。
短編連作。
執事の衣更月が仕事で不在の間、彼のバトラー養成学校の同級生が代わりにやってくる。
相変わらずの執事の卒のなさが浮き彫りになる話ばかりで面白い。
ラストの美術大学に入学する話では、花穎が正しいことを言っているのに、正しくない方が数で押し切るという、現在によくある出来事が軸となって話が進む。
間違ったときは正す。
では、正しいことをしたときは?
その問いに関する答えは、なんだろう?と考えさせられるストーリー展開です。
正しいことをしているのに、間違ったとことをしている人数が多い場合、その悪は正義になる。
その場合、自分はどうすればいいのだろう? -
Posted by ブクログ
【妙にロジカルな世界】
ご飯は食べないのに、風呂には入る。なんとも不可解だ。未だに端末を使っての通信方法なのもよくわからない。繁殖はどうしているのだろう。人間の三大欲求である食欲の欠けた世界をいまいち想像出来ない。
食べるということだけが、失われた世界。という事だろうか。歯磨きはどうしているのだろう。胃酸の分泌や、便の排出、胃や腸はどんな働きをしているのだろうか。
これから明かされていくのかご都合主義で終わるのか分からないが、人から食べることを意図的に奪うのならばかなり、大げさな理由が必要になる。どんな答えを用意しているのか少し楽しみだ。