高里椎奈のレビュー一覧
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序章を読んだときはちょっとびっくりしたけど。
そーいうことかー。って別に驚く結果でもなかった。
最後の頁についても、散々布石があったわけだから、予想の範囲内。
それよりも表現が回りくどくて読みにくさが一層増してるような…?
偽王伝時代のキャラが……。クレノイアとかアーヴィングとかもどんな為人かも忘れてるというのに、最近のキャラ・レンテンすらも「あー、どんな人だっけ?というか何故出てきた?」状態。
キャラのわからなさはハリポタに匹敵すると思う。
とここまでウダウダ言っといて、なんだかんだでここまで読んできたからね。
とりあえず、きれいに終わってくれることを望みます。 -
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“『強くなって、ギル兄様の役に立つ兵になります』
兄の為に手に取った棒を握り締めて、立ち尽くすフェンベルクの真っ直ぐな視線がギルフォードの心臓を灼く。ギルフォードは何も答えずに背を向けた。
「フェンベルクを捕らえよ。独房に監禁して、何人たりとも面会は罷り成らぬ」
「兄様!」
ギルフォードは父王とルース宰相に口を挟む隙を与えず、翌日早朝、罪人の護送馬車に捩じ込んで、フェンベルクを海へ流した。
フェンベルクに流れる血を疎み、彼女を陥れようとした黒幕は判明していない。しかし、そういった動きが王城内にあった事は目を背け難い事実だ。
彼女を海に放して以降、ギルフォードへの圧力は増し、フェンベルクへの罪悪 -
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“「分かり難いけど、穴が見える?」
テオとサチが身を屈めて目を眇める。
「この、兎の巣みたいな奴?」
「塀の内側が腐って抉れてるから、見た目よりは通り易い。私が知っている中ではここが一番大きいの」
泥と腐った木の匂いと髪を引っかける枝葉が気にならなければ、テオでも何とか身体を捩じ込めるだろう。
「先に行って、中から手伝うね」
フェンは爪先で穴の入り口を削り、右腕から肩、頭と穴に滑り込ませた。
「……フェンはお姫様だったんだよな?」
「うん?だからこれを知ってる」
窮屈は王城は退屈で、フェンは毎日のように抜け道や隠れ家を作って遊んでいたが、まさか帰郷に役に立つとは思わなかった。
「何ていうか改め -
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まだまだ序章という雰囲気が伝わってきた。
フェンという、これから成長していくであろう少女の
生い立ちと岐路を綴った一冊。
ストライフとラークスパーで
分割されている印象を受けたけど、
片方づつだけでもっと膨らませて一冊いってもよかったんじゃないかなあと思った。
特にストライフ編はもっとじっくりやった方が、
基盤がしっかりしたんじゃないかなと。
全体通してみないとなんとも言えないけど
フェンがとっても魅力的。
今はまだ真っ白だけど、この先どんな風に成長して
意志を持っていくのかがとても楽しみ。
サキもいいキャラクター。
このさき絶対フェンにとって重要な存在になると思うのだけど。 -
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続きは古本で安く売ってたら買うかなぁって感じ。ストーリーやキャラクターは面白いと思うし、ラノベとしては悪くない部類に入るけど、オビのいう「最高のハイファンタジー」にははるか遠く及ばないと思う。少なくとも、守り人シリーズとか、十二国記の水準には少しも到達してはいないだろう。そう呼ばれるには、この作品は少し俗っぽすぎて、異世界の空気感を構築し足りていないと思う。
その差は作者の力量の差ともいえる。細部のことを言うと、キャラクターのわずかな動作を伝えるために文が長くなりすぎてテンポを崩してしまったり、逆に短すぎて何が言いたいのか分からなかったりしていた。
次に全体を見ると、構成のバランスが悪く -
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薬屋探偵妖綺談シリーズの第9弾。
高遠がバリバリ働いてました。來多川がちょっとイラっと来るタイプだったんですが、彼のおかげで高遠がすごい男前に見えた(笑)いい引き立て役だったんですかね。
一方、薬屋の方は秋とリベザルが鳥籠について一生懸命だったのは微笑ましかったです。本来の仕事からちょっと遠のいてるようですがもうなんでもありです、このシリーズに関しては。
今回の個人的オススメポイントは高遠がリベにキーホルダーを買ってあげてるところ。それから、秋とリベザルの花花会議。和みました。可愛いなぁ。あとはラストの秋も好きですが。
お話自体はなんか読んでいてどこかズレてる?という感じがありました。読み終 -
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貴金属店窃盗犯が罪悪感から自殺したという、疑う余地のない決着に得体の知れない違和感を覚えた刑事の高遠は、事件の洗い直しに乗り出した。その頃、気弱で仕事も恋愛も上手くいかず、人生をふて腐れて生きているようなサラリーマン唐沢は、薬屋探偵に相談したすぐ後に不思議な子供アルとカブに出会う。思い通りに事を起こせる二人の声で、自分の正義を貫くために行動を起こす唐沢。事件は軽犯罪だけでは済まなくなってしまうのか・・・。正義とは何か、妖怪と人間の関わりは悪いことなのか。考えるリベザルに答えは見つかるのだろうか。
前半から中盤までは文句なく面白いです。次々と事件の伏線らしきことが起こって、どうなるんだろうとワ -
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「総和の依頼で、彼の友人である虎徹の実家である愛媛に赴くことになった、秋、座木、リベザルの三人。
虎徹は家に取り憑いた「何か」を祓ってほしいというが……(レビューより拝借)」
凄く面白かったのだけど、凄くやりきれない気持ちになりました。
どんだけ人が死ぬんだろうと。
コナンとか見てて、次々に人が死んでいっても、あーあ、みたいな感じでしたが、この本だとだんだん辛くなってきます。
どうして?なんで?みたいな。
リベザルの心はどうだったんだろう、彼が一番やりきれない気持ちを抱えてしまったんじゃないだろうかと、ふと思ってしまいました。
というか、リベザルの姿見て、みんな何も思わなかったん -
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今回のはちゃんと犯人が人間で面白かった。
こういう風に、犯人の動機とか、それなりの事が解る謎解きの方がどちらかというと好きなんだけど、やっぱり森博嗣先生の本にも惹かれてしまう今日この頃。
トリックというか、そういう所は何となく解ったけど、動機が悲しいというか。
解るけど解りたくない、みたいな(解んねぇよ)
今回は秋の可愛さが前面に押し出されて、どうしようかと思いました。
というか、ザキは秋が大好きなんだね、なんだね。
まぁ、リザベルもそうなんだけど。
二人に愛されちゃってるよね、秋って。
ザキの女装姿というか、変装したのを絵で見てみたいなぁとか思ったりもしますが、この文庫、絵があるの表紙