高里椎奈のレビュー一覧

  • 騎士の系譜 フェンネル大陸 偽王伝2

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    国を守る騎士、そして王の物語。冒頭のけんかの仲裁のシーン、フェンが語った王のあり方についての場面は好きです。ただページ数の割に登場人物が多すぎて誰が誰か混乱して把握し切れなかったのが残念。登場人物達の役割が謎が多く、いまひとつ掴みづらいので今後に期待です。

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    2011年05月05日
  • 草原の勇者 フェンネル大陸 真勇伝1

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    新シリーズスタート!
    今回は新たな国、リムナンテスが舞台。
    またフェンが厄介事に首を突っ込んじゃいます(笑)
    そしてラストにはサチの旅の目的が明らかに・・・
    次巻が楽しみです!

    偽王の時も思ったけど、今まで沢山のキャラが出てきてるためもう誰が誰だかわからなくなってきた(-_-;)
    今作で再会したカムリってどこで出会ったっけ?って感じでした。
    やっぱり最初から読み直すしかないか・・・

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    2011年04月10日
  • 銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談

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    フェンネル以外も読んでみようと購入
    主人公達の妖怪である事の薄さが気になってしまった
    今後、妖怪妖怪してくのかしら?
    普通の探偵ものとしても普通w
    人物が嫌いじゃないので、次行ってみよう♪

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    2011年03月01日
  • 天球儀白話 フェンネル大陸 外伝

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    ん~もう一度フェンネル大陸シリーズを読み直さないといけないなぁって感じた外伝ですた。
    登場人物がどこの誰だかわかんないとか(泣)
    頑張って全部読んだのに…

    時間を見つけてシリーズ全巻読み直して、それでまたリベンジしたいです。

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    2011年01月21日
  • 蝉の羽 薬屋探偵妖綺談

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    植物に取り憑かれたかのような、不可解な姿を晒す遺体。さらにその山村には外から人が入れないという・・・。交通課ながら刑事の真似事を頼まれた悠竒は、この村出身だということが原因で現場に行けたものの、なかなか捜査は進まない。寂れた山村で連続して起こる事件の真犯人はいったい誰なのか??まるで出口をふさぐかのように崩れたトンネル。妖の仕業か、まやかしか。そのうちに依頼者とともに暮らす二人が死に、極度の緊張が一同を襲う。真相を突きとめるべく依頼を受けた、秋・座木・リベザルの薬屋三人組が現地で見たものとは――。

    今回はザキの出番がホント少なくて寂しかったです。私の大好きなのは誰が何と言おうと座木なのっ・・

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    2010年12月28日
  • 黄色い目をした猫の幸せ 薬屋探偵妖綺談

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    子気味良いテンポで交わされる妖怪たちの日常は小洒落て可愛くて楽しい。
    起こる事件の不気味さがあるから余計に。
    じっくりミステリというより、ミステリ雰囲気で楽しめるファンタジー。

    その分、仕掛け・トリックより、
    妖怪たちのかかわりの中でのセリフが印象的だったりする。
    「○○でいい」じゃなく「○○がいい」とか当たり前だけど、
    家族的でステキな教えじゃないですか。

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    2012年07月08日
  • 蝉の羽 薬屋探偵妖綺談

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    リべザルに出された算数問題、私もできなかったorz
    高遠さんやシャドウコンビがいなくて、座木があんまり登場しなかったのは残念ですが、ゲストキャラが割と好きな感じの人でした。

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    2010年11月23日
  • 騎士の系譜 フェンネル大陸 偽王伝2

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    前作のレビューでは、次回作を読むのは未定とか書いたくせに、本屋で自然に手に取ってしまいました。

    冒険ものになったか~と内心あまり期待はしてなかったのですが、新たな展開と出会いもあって、前回よりハラハラしました。前作は島流しにされるくだりがけっこう長かった;
    ただ、イリスとか特別な戦闘能力を持った一族が現れたりしますが、あまりファンタジーぽい物語じゃないなぁと感じました。
    フェンが元王女だという重要なポイントをもうちょっと盛り込んでほしかったです。

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    2010年11月10日
  • 天球儀白話 フェンネル大陸 外伝

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    “「小さいな……」
    到底、太刀打ち出来ない。
    「手を拱いて見届けたくないと思うのは、義務でも常識でもなく、きっと関わりたいと願う貴方自身の心なのですね」
    「そこまでお人好しじゃない」
    サチは苦笑いを口の端に留め、水流を抜けて供物を飛び越え、祭壇の階段を上まで上がった。
    「きゃっ」
    サチが手首を掴むと、ミナヨビが驚いて小さく悲鳴を上げる。
    サチはいつも通りの力の抜けた笑みで身を屈め、彼女の顔を覗き込んだ。
    「君の名前は?」
    「私はミナヨビの……」
    「巫女になる前の、君自身の名前を貰って行く」
    「!」”

    短編集、前日談。
    読みやすかった。
    ところどころ、名前だけじゃ忘れてる人もいたけど、読んでる

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    2010年11月05日
  • 黄昏に祈る人 フェンネル大陸 真勇伝4

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    ネタバレ

    ついに祖国へ足を踏み入れたフェンは、そこで自分が追放された理由が、国ではなく兄・ギルフォードの独断だったことを知る。フェンの与り知らぬところで密かに進む計画は、果たしてフェンのためなのか、それとも……。

    次で終わりなだけあって、色々なことが明らかになります。フェンは16才になったようで…すごく濃い3年だったんだろうなあ。

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    2012年01月13日
  • 草原の勇者 フェンネル大陸 真勇伝1

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    ネタバレ

    革命によって王が決まるリムナンテスでは、現王の所為で民が戦の女神によって呪いをかけられたという噂がまことしやかに囁かれていた。民を救うために立ち上がったのは、予言されていた勇者。そして起きた革命の裏には、ある策略が隠されていた…。

    真勇伝の幕開けです。

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    2012年01月13日
  • 天球儀白話 フェンネル大陸 外伝

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    サイドストーリー集
    後日談なんてありはしない。
    しかも最後の話は「そして伝説へ」的な。
    いい加減巻数もあり、話も長期に渡り、
    しかも登場人物も多いので、正直誰?と言うのもチラホラ。
    昔のを読みながら、この場面の話かーと出来れば良いのだがね。
    それさえクリア出来ればもうチョット深く読めたかも。

    いや前の巻とかどこに埋れているか・・・。

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    2010年09月28日
  • 天球儀白話 フェンネル大陸 外伝

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    シリーズ外伝。

    本編では語られなかった、本編の流れにはさほど影響しない、
    ちょっとしたエピソードを集めたもの。
    それぞれのキャラの裏側が見れたり、より深い部分が見れたりと
    けっこう嬉しい。

    ひとつ難点を言うならば、長いシリーズのどんな時だったか
    正確に思い出しにくいことだ。
    各本の巻末におまけで掲載されていた方がよかったかも。

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    2010年09月20日
  • 孤狼と月 フェンネル大陸 偽王伝1

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    軽い感じだなというのが第一印象でした

    読み終わっても印象は変わらず
    いや、つまんないというわけではないんだけど、何だか軽いなという感じです

    でも、シリーズを飾る印象的なオープニングですね

    狭い世界にいてそれが当たり前だと思う。
    よくある話しです。
    でも、実はちょっと位置を変えると全く違う世界が広がっているもんなんですよね
    そんなことを思いました

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    2010年09月14日
  • 孤狼と月 フェンネル大陸 偽王伝1

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    ライトノベル。
    始まりは重厚な雰囲気が漂っており、主人公の不運が始まるあたりまでは先を楽しみに読み進めましたが、あまりに様々なことがあっさり進みすぎるためにちょっと期待しすぎたかなと反省しました。
    異種族についてのネタばらしの伏線が足りなかったのかもしれません。
    中学生くらいならば楽しめる作品のようでしたので、学級文庫へ。

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    2010年08月27日
  • 本当は知らない 薬屋探偵妖綺談

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    知っていること、識っていること、見たこと、見たいこと、信じたくないこと…
    本当に、本当ってなんでしょう。

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    2010年08月16日
  • 黄昏に祈る人 フェンネル大陸 真勇伝4

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    序章を読んだときはちょっとびっくりしたけど。
    そーいうことかー。って別に驚く結果でもなかった。

    最後の頁についても、散々布石があったわけだから、予想の範囲内。

    それよりも表現が回りくどくて読みにくさが一層増してるような…?
    偽王伝時代のキャラが……。クレノイアとかアーヴィングとかもどんな為人かも忘れてるというのに、最近のキャラ・レンテンすらも「あー、どんな人だっけ?というか何故出てきた?」状態。
    キャラのわからなさはハリポタに匹敵すると思う。

    とここまでウダウダ言っといて、なんだかんだでここまで読んできたからね。
    とりあえず、きれいに終わってくれることを望みます。

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    2010年08月15日
  • 星々の夜明け フェンネル大陸 真勇伝5

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    “『強くなって、ギル兄様の役に立つ兵になります』
    兄の為に手に取った棒を握り締めて、立ち尽くすフェンベルクの真っ直ぐな視線がギルフォードの心臓を灼く。ギルフォードは何も答えずに背を向けた。
    「フェンベルクを捕らえよ。独房に監禁して、何人たりとも面会は罷り成らぬ」
    「兄様!」
    ギルフォードは父王とルース宰相に口を挟む隙を与えず、翌日早朝、罪人の護送馬車に捩じ込んで、フェンベルクを海へ流した。
    フェンベルクに流れる血を疎み、彼女を陥れようとした黒幕は判明していない。しかし、そういった動きが王城内にあった事は目を背け難い事実だ。
    彼女を海に放して以降、ギルフォードへの圧力は増し、フェンベルクへの罪悪

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    2010年08月13日
  • 草原の勇者 フェンネル大陸 真勇伝1

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    結局、雪の本が切っ掛けとなって、真勇伝シリーズを再読することに。

    それにしても案外忘れてるものだなぁ。
    おぼろげに筋は覚えているのだけれど、登場人物の特徴とかさっぱりでした。かんぱい。

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    2010年07月29日
  • 黄昏に祈る人 フェンネル大陸 真勇伝4

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    “「分かり難いけど、穴が見える?」
    テオとサチが身を屈めて目を眇める。
    「この、兎の巣みたいな奴?」
    「塀の内側が腐って抉れてるから、見た目よりは通り易い。私が知っている中ではここが一番大きいの」
    泥と腐った木の匂いと髪を引っかける枝葉が気にならなければ、テオでも何とか身体を捩じ込めるだろう。
    「先に行って、中から手伝うね」
    フェンは爪先で穴の入り口を削り、右腕から肩、頭と穴に滑り込ませた。
    「……フェンはお姫様だったんだよな?」
    「うん?だからこれを知ってる」
    窮屈は王城は退屈で、フェンは毎日のように抜け道や隠れ家を作って遊んでいたが、まさか帰郷に役に立つとは思わなかった。
    「何ていうか改め

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    2010年07月28日