あらすじ
31人だけが生きる世界(ユートピア)の謎に迫る第1弾『それでも君が』。金寛(きんかん)、芦柑(ろかん)、竹琉(たける)、ジャファ……彼らに起きた世にも残酷で温かな物語を描く第2弾『お伽話のように』。そして完結編『左手をつないで』。シリーズ全10話の短編が最後につながり、謎につつまれた“ドルチェ・ヴィスタ”シリーズ、その衝撃の全貌が明らかに。
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ドルチェ・ヴィスタシリーズ最終巻。閉ざされた世界から始まった物語は現実へと続き、そしてまた原点へ戻る。
どこまでも優しくて温かさ中にほろ苦さと残酷さを併せ持つお伽話でした。
朔兄の話が好き。
高里作品の中で一番好きなシリーズです!
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ドルチェ・ヴィスタ3冊目・完結編 ほんのりします 全てはそこに帰結するのかーというかんじ 寂しいような暖かくなるような珠玉の作品 この不思議なかんじは読んでみないとわからない!!
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ドルチェ・ヴィスタシリーズ完結編。最後にどどどっと謎が明らかになります。そして、最後まで暖かい物語でした。高里先生のシリーズでは、このシリーズが一番好きですね。
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高里椎奈のドルチェヴィスタシリーズ最終巻。
高里椎奈自体は読むのは初めてでしたが、僕好みのファンタジーミステリー。ただし、推理モノというより、世界の仕組みの謎が明かされていく物語展開や、一部はちゃんといわゆるミステリーの形。
キンカンとそのまわりの人々とのツナガリの話でもあります。人と人とのツナガリは難しい。簡単にトモダチが出来る人、なかなか人と話せない人、人それぞれ。
Posted by ブクログ
最初の話と次の話。
それがひとつの輪となり終了する3冊目の本。
卵が先か、鶏が先か状態でした。
全部の話に共通するのは、バイト先の話?w
すべてがそこを軸に動いてる、そんな感じでした。
本当に色々派遣されてるな〜と読んでましたが
これでどうやって『最初』に繋がって行くのか。
首を傾げながら読んでいましたが…やってくれました!
このまま止まっていてくれたら。
この日々が続いてくれたら。
よく考えますが、まさか…という状態です。
純粋なる思い、というのはすごいです!