あらすじ
烏丸家の新しい当主・花頴はまだ18歳。誰よりも信頼する老執事・鳳と過ごす日々に胸躍らせ、留学先から帰国したが、そこにいたのは衣更月という見知らぬ青年で……。痛快で破天荒な上流階級ミステリー!
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信じてるけど信じてもらえてない、とお互いが思っているようだけど、実は相思相愛(?)なのかなと(笑) まだまだ手探り感満載の2人だけど、いいコンビ!これからが楽しみだな〜!
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花穎と衣更月の関係がとても良かった。
2人が鳳さんへの信頼や尊敬を抱きながら成長していく姿にとても興味を惹かれた。1つの事件が短編になっているのでとても読みやすくて良い!個人的には赤目さん好きです!
鳳ヘップバーンはセンスあると思います
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高里さんの小説は、やっぱりキャラと言葉遣いが魅力的だった。久しぶりに本を読んだけど、暑さもそんなになくて、短編集のように進んでいくので、とても読みやすい。
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期待通りの面白さ!
最初はそんなでもない?って思ってしまったけど、後半になるにつれて盛り上がって面白かった!
2人のコンビネーションも最高に面白い!
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すごく読みやすくてサラッと読めてしまった。ご主人様と執事なシチュエーション好きとしてはハマるかも。シリーズ結構出てるから、徐々に集めていこうかな。
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映画化、漫画化されている。がっつりミステリーというより、日常の謎やトラブルを解決しながら成長していくヒューマンドラマのようだ。
登場人物の名前が読みにくい、聞きなれない役職名が登場するが、ページ数が少なくサクッと読めるので中学生にもオススメ!
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薄い本なのでスラスラ読める。
設定の出し方が上手い。
最初は違和感なくさらっと読んでいるのに、読み進めていくうちに実は文面以上の深みがあることがわかるため、改めて読み返すことで「そういう意味があってこういう表現を使ったのだ」と随所で思わされた。
花頴と衣更月の凸凹コンビが今後どんな絆を結んでいくのかが楽しみ。
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先代の引退により後継ぎとなった花穎と、フットマンから昇格した新人執事の衣更月の話。2人のお互いを認めたくないと言う距離感が絶妙に描かれており、非常に魅力的なキャラとして映ります。まだ1巻なのもありますが、ミステリーを楽しむ作品と言うよりは2人の関係性をにやにやしながら見る作品という気がします。短編がいくつか入っており、文体も読みやすいので巻数は多いですがあっという間に読めてしまえそう。凄く続きが読みたいと思わせられた1巻でした。
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若い当主と執事のやり取りが軽快で読みやすい。
反面、推理小説としては事件、推理、話の締め方がとても軽いので、それでいいの?ってことも多々あり。
また、場面転換が分かりにくいところがまれにある。
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ついで買いで手にしたのに、思いがけず良い買い物でした。若い2人の成長物語的目線で楽しめてしまったところに、自分も歳取ったなーと悲しく…。というか続き、続きがぜひ読みたいです。コミックの方じゃなくてノベルでー。(活字中毒)
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設定に惹かれて読んでみた。「ミステリーが好きだから読む」では確実に物足りないと感じると思う
ただ、読んでいて想像しやすい言葉選びがされているから好きだった。
感情移入するような場面が無いから楽に読めると思う
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ストーリーはサクサク読めるし、推理も読みながら考えることが出来て読みやすかった。そしてストーリーの中に必要悪なのはわかるが、どうしてもスッキリとできないキャラがいたので個人的には何となく後味が悪い感じがしたかなと。あまり考えずに読むにはちょうどいいものだと思う。
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再読。
人間関係確認のために一巻から再読。
2021.2.19
烏丸家18歳の若き当主と20代の新執事、息の合わない二人が織りなす上流階級を舞台にしたミステリー短編集。
有能な執事が事件を解決する設定かと思いきや、事件を解決するのはむしろ当主のほう。
当主も執事も中途半端で2人の成長物語なのか・・でも読んでいるうちに面白くなってきた。
名家のしきたり、調度品の描写、御曹司の態度など面白かった。
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お互い未熟な不本意コンビ、当主として/執事としてこれから一緒に成長していくのだと思う。主従ものというより、バディものと思うべきかも。
ミステリとしては物足りないかもしれないけど、小難しいミステリが苦手な私にはかえって読みやすかった。
主人公の花穎が、一見はねっ返りのボンボンのようで根本的には素直なところがよかった。
「蝙蝠みたいなやつだな」「執事は決して主人を裏切りません」のやりとりで、衣更月の返しの違和感に気付き、「蝙蝠」の意味を調べ、誤解に気付いて改めて「耳のいい動物」を調べる下りが好きだ。態度はまだスマートさに欠けるものの、質のいい教育を受けて育ったんだろうことが垣間見える。
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新米当主と新米執事のお話。
二人の関係性がこれからどうなっていくのか少し気になるけど、何となく二人とも新米っていうのがあまり好みじゃなかったかな。
鳳が執事での成長物語だったら、なんて思ってしまった。
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まあ、面白くなかった訳ではないけど、いまいちキャラが曖昧? 何となく読みづらかったのは、私の読解力かな?
続けて読むかどうかはまだわかんない。
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よくある設定だが
キャラがよくつかめない
とくに執事
従順なのか反抗的なのか
やる気があるのかないのか
ストーリーはちょっとしたミステリーになっているが
これといって驚くほどでもなく
たまによくわからないセンテンスがある
もう少しキャラ設定を
白なら白、黒なら黒と徹底的にした方が面白いと思う
Posted by ブクログ
「はだかの王様と嘘吐き執事」新当主就任、執事との出会い<不本意コンビ>
「白黒羊と七色の鬼」社交界デビュー、赤目刻也、色彩
「子犬のワルツ」執事とは犬であるべき
「ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家」誘拐
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「執事」というと主人に従うものというイメージがありますが、そこは捻ってあります。ミステリーは日常の謎。高里さんの文章はわかりずらいところがあるのですが、こちらのシリーズは読みやすさを重視しているのか、読みやすいと思います。本が薄く内容に物足りなさがありますが、続刊に期待します。
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まだまだ主人や執事のように洗練されてない二人の主人公の序章。赤目のような、ただそのほうが面白いからと他人を貶めることに何の疑問もいだがない世界に、何とも言えないどんよりとした気分になった。
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正直この作者はデビューしてからあまり成長を感じない人でもあります。文体もラノベそのものですし、何よりミステリの体をなしてるのに全く謎解きを読んでいる側にさせない描写が多いです。主人公の体質や、執事の頭の良さを活かしているつもりかもしれませんが、ありがちなご都合主義的な展開にしか見えません。
反面、やはりキャラクター作りは魅力的です。その落差が安っぽさに拍車をかけているとも言えますが。
Posted by ブクログ
烏丸家の新しい当主・花頴を待っていたのは、信頼する老執事・鳳ではなく、衣更月という見知らぬ青年だった。
キャラクターとしての執事ではなく、ちゃんとした職としての執事なのが良い。
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突如として当主になってしまった18歳。
大好きな執事がいると思って帰宅したというのに
そこにいたのは、見知らぬ『執事』だった。
連続短編で、事件は3つ。
犬は…事件ではないので、別数えw
面白いまでに、主人と執事のベクトルが一緒。
前執事大好き状態。
現執事に関しては、尊敬しすぎ??
いやでも最後の方に登場してくる前執事である
家令のおじさま…素晴らしい手腕です。
そんな2話目ですが、こんな男嫌です。
付け回しまくるのは…よくないですが
まだ理解できるでしょう。
しかし相手にそっくり押し付けるのは
いかがなものなのでしょう?
しかも最後の方で分かる動機(?)が、あれ。
いつまでも坊ちゃまなのか、と鼻で笑えます。
こういう人間にならないよう、気をつけねば。
最後の話…。
こういうのを、世間ではヤンデレというのでしょうか?
でも最後まで読むとそうでもないので
ソフトヤンデレ?