角田光代のレビュー一覧

  • 庭の桜、隣の犬

    Posted by ブクログ

    小説の主人公は「宗二」と「房子」という夫婦だ。
    結婚五年目で子供はいない。「宗二」はイベント会社勤務、「房子」は専業主婦。
    ある日、宗二が会社の近くに部屋を借りたいと言い出すところから、夫婦間におかしな空気が流れる。

    仕事が立て込んで終電を逃した後の寝場所の確保・・
    そんな理由をつけるが、彼はそこに心の別天地のような空間をつくる。

    これは何となくわかるなあ・・オレも家族でいることは大好きだけど、時々妙に一人になりたいときもある。
    しかし、これはやはり男の目線であり、房子には「夫婦であること」を見直すキッカケとなるわけだ。
    そして、お互いの母親、そして宗二の会社の「和田レミ」というキテレツな

    0
    2009年10月04日
  • 真昼の花

    Posted by ブクログ

    好き、とはいえない。
    この二つの物語の主人公はいずれも「一人」の方向に向かおうとしているように見える。
    ここが自分の居場所だと言い張れる場所もなく、何かが足りないわけではないのになぜかものがなしい。
    現代を生きる人間ならばこの孤独と焦燥に共感を覚えるだろうが、それはなんだかさみしい。

    0
    2009年10月04日
  • エコノミカル・パレス

    Posted by ブクログ

    080513(a 080523)
    081210(a 090126)
    100413(a 100417)
    100625(a 100718)

    0
    2010年08月29日
  • まどろむ夜のUFO

    Posted by ブクログ

    「まどろむ夜のUFO」

    角田さんの小説の主人公は、どんな人だろう?

    と、いつもぼんやり想像してみる。

    でも、いつもぼんやりしたままで終わってしまう。

    この作品は弟とその仲間たちの、宗教チックな不思議な世界も印象的だけど、その人物たちと対照的なサダカくんの存在が気になる。

    なんかサダカくんが、今の「普通の人」を象徴している気がした。

    予定や未来が見渡せる安心感と幸せ。でも、予定の為に、未来の為に今を生きているわけではないし。

    今の為に今生きているわけだし。

    0
    2009年10月04日
  • 夜かかる虹

    Posted by ブクログ

    「夜かかる虹」は結構好きかな。

    「草の根」は、あんまり面白みが沸かなかった。

    リカコ怖い。

    どんなにリカコを陥れても、そうすることで自分が報われることはまったくなく、罪を重ねることによって、リカコに主導権を握られていく…。

    かといって、主人公も“いい人”ではない。

    ぞっとするけど、こんな感じ、よくある気がする。

    憎たらしいけれど、憎たらしい相手はいつも幸せな場所にいる。そして自分は罪悪感が積み重なるだけ。

    0
    2009年10月04日
  • まどろむ夜のUFO

    Posted by ブクログ

    フリーター文学。
    自由です。忙しい時に時間を縫って読むといいかもしれません。

    だらだらしてる時にはだめな気がします。もっともっとだらだらな気分に。

    0
    2009年10月04日
  • 真昼の花

    Posted by ブクログ

    ピンと来た。うん。

    定着と漂流の間がたんたんと
    書かれてたなあ。
    旅行してるとこのまま
    何処までも行ける気になる。
    まだ帰りたくない、帰れないと思う。

    長い旅に出たら、私も戻らない気がするな。


    帰りたくて淋しくてでも帰れないと思う。




    しかし、角田光代は対比が巧い。

    0
    2009年10月04日
  • 今、何してる?

    Posted by ブクログ

    とりわけ2冊の本とそれにまつわるエッセイの章「本と一緒に歩くのだ」がおもしろい。何冊もメモした。(^-^; 佐内正史の表紙と巻末の写真もぴったり。

    0
    2009年10月04日
  • ピンク・バス

    Posted by ブクログ

    短編2作。
    表題作は読んでて自分も妊婦でつわりで気分が悪い気持ちになるくらい、主人公に同化してしまって、読んでて鬱陶しかった・・。
    嫌いじゃないけどやっぱり苦手なのかもしれない。

    0
    2009年10月07日
  • 庭の桜、隣の犬

    Posted by ブクログ

    図体はオトナだけど、精神がコドモな二人が夫婦になって、お互い自分にムリかけないで、目先の問題を先送りしていけばこんなになっちゃうよねーってお話で。とりつく島なし。

    0
    2009年10月07日
  • 真昼の花

    Posted by ブクログ

    07年9月読 真昼の花は、バックパッカーだった角田さんだからこそ書ける深い話で怖かった。地上8階の海は息子夫婦が住む新興住宅地に越したお婆さんが物悲しい。

    0
    2009年10月04日
  • ぼくとネモ号と彼女たち

    Posted by ブクログ

    1997年という時代の感じをなかなか思い出せなかったが小6か、ハイテクスニーカーがはやった年、でも若者はかわらなかったんだなあと今まで思わなかったようなことを思ってしまった。自分だけが特別だと思いたいようなおんなのこや、自分のつごうのいいように世界があるようでしかないおんなのこや、ただようようにつづいていくおんなのこや、みえややりたいことのあいだでそれだけ、といえずに日常からでていけないおとこのこや、小6のときもそのままだったのだなあ、今と、というようなことをなんかいま小6とか考えた瞬間に思った。
    というのもなんかスニーカーとかニルヴァーナとか世代感満載で時代のことを考えずには読めないからなん

    0
    2009年10月04日
  • ぼくとネモ号と彼女たち

    Posted by ブクログ

     読み終わってみるとまあ普通かなっていう気がするんだけど、入るまではきつかったなあ。

     男の子が自分の車を乗り回して助手席に女の人を乗せていく話なんやけど、とにかく最初の女の子のエピソードがださくてださくてどうしようもない。

     それはもうその女の子がださいんじゃなくて、作者のセンスとか「ぼく」のセンスとか、そういうもの全部ひっくるめて本当にださくて救いようがなかった。

     ただ二人目からは愉しんで読めたので、あの最初の女の子のエピソードはなんだったんやろうと思った。不愉快になるだけでほんまに必要なかった。

     ただまあ、全体にぬるいし「ぼく」に対する作者の扱いがいまいちで、のりきれなかった

    0
    2009年10月04日
  • みどりの月

    Posted by ブクログ

    この作者は、不快感・不潔感を書くのが上手いのだと思う。
    読むと決して良い気持ちにはなれなく、むしろ少しイライラする。

    と同時に、ところどころに良い表現があり
    (タイトルにもなった「みどりの月」のくだりとか)
    そこに魅力なのかもしれない。

    0
    2009年10月04日
  • ナナイロノコイ

    Posted by ブクログ

    こういう 何人かの作家の短編集を集めたものはたまに読むんだけど なんとも いまいち。

    こころに響いた作品は… 考えないとでてこない なんだか すべてにおいてぼんやりしている感じ。

    まあそれがコンセプトなのかもしれないけど。

    0
    2009年10月04日
  • あしたはアルプスを歩こう

    Posted by ブクログ

    なぜに角田光代を登らせようとしたのだろう?でも、試みは成功だったとおもう。マリオさんの言葉も哲学的で興味深い。

    0
    2009年10月07日
  • ピンク・バス

    Posted by ブクログ

    なんと申しますか・・・ 独特な世界感です。
    2つのお話が収録されていますが、どちらもは、曖昧で、気だるくて、エキセントリックで・・・
    『ピンク・バス』 これはファンタジーなのか、現実なのか? 

    『昨日はたくさん夢を見た』は、イタガキがインドに旅に出てからの手紙は、うまいこというなって思った。
    ガラス瓶の例えとかね。
    それでもやっぱり、独特な世界観にちょっと戸惑いました。

    0
    2010年05月07日
  • 東京ゲスト・ハウス

    Posted by ブクログ

    日本に帰ってきたバックパッカーの主人公。帰る場所がなく、友人の家に居候することになるが・・・。日本に帰ってきたのに、旅の続きをしているような感覚、違和感。自分探しの旅、、一番大変かもね。

    0
    2009年10月04日
  • みどりの月

    Posted by ブクログ

     私が最初に出会った角田さんの本。
    まだ直木賞をとる前だった・・。
    この本で、角田さんにはまりました

    0
    2009年10月04日
  • ぼくとネモ号と彼女たち

    Posted by ブクログ

    中古で買った愛車「ネモ号」に乗って、当てもなく道を走るぼく。とりあえず、遠くへ行きたい。行き先は、乗せた女しだい―高校の同級生だった春香、バーで偶然隣合わせていたトモコ、ヒッチハイク中の年上女…助手席にやってくる奇妙な彼女たちとのちぐはぐな旅はどこまで続く?「カップリング・ノー・チューニング」を改題

    0
    2009年10月07日