能條純一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
能條純一『昭和天皇物語 1』小学館。
現代の劇画作家の中でもトップの作画力を持つ能條純一が非常に難しく、デリケートなテーマに挑んだことに驚いた。天皇をはじめ、登場人物が見せる現代の日本人が忘れつつある誇り高く高潔で、極めて真っ直ぐな生き方が眩しい。
谷口ジローの傑作『坊っちゃんの時代』にも似た雰囲気で、明示、大正を舞台に天皇と関わる人びとが生き生きと描かれる。
昭和という日本が敗戦から復活を遂げた輝かしい時代が終わり、迎えた平成という時代は一瞬の幻、虚業と狂気にまみれた非常に危うい時代だったと思う。時代の移り変わりと共に天皇をはじめとする皇室も少しずつ変化を遂げてきたように思う。次に迎え -
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面白い。
軍部独裁に走る前の日本は面白い。しかしだな、昭和帝が聡明であったなどというようなシーンはついぞ見たことがない。現実にはすっとぼけた池沼のイメージしかない。フィクションとして割り切って見ることをオススメする。