日日日のレビュー一覧

  • 大奥のサクラ 現代大奥女学院まるごっ!

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    ネタバレ

    相変わらず表紙のキャラろくな目に合わないな。
    あっさりクーデターされてるしw
    あともうちょっと秀影どうにかならんかw

    さくらよりも銀狼とか赫竜の方が活躍してるっていうね。
    金獅子の一時的復活は嬉しかった。

    もうちょっと敵キャラが魅力的になればいいかなと。
    同情の余地なくらいの悪役とか見たいんですが。

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    2014年06月28日
  • のばらセックス

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    ネタバレ

    女性が唯一自分しかいない世界ってのはある意味地獄だろうか。
    男同士で恋したり子供産んだりとかBL好きにはたまらない世界観かもなとw

    辛い状況にもめげずに頑張るおちばちゃんの成長がなかなかに見所か。

    相変わらず筆者さんのそれが心配になる家族関係というか何と言うか・・・。

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    2014年06月09日
  • アノレクシア~しかばね華子は拒食症~ 2巻

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    ネタバレ

     あっはっはっ、相も変わらず病んでいらっしゃる面々。
     華子ちゃんは人肉を食べなければ死ぬと言われて、カニバリズムを得たまま生きることがつらくて拒食症。ビタミン剤を飲まなきゃやってらんねーので猟二は華子ちゃんのために屋敷をかけずりまわってビタミン剤従え戻ってくる。
     そんななか、家族の間柄がばらばらになるわ、両親の愛を望むあまりに自分をなくし、口論の果てに両親を殺してしまう羽目になる。
     それは猟二の姉・猟子も同じ。両親の望むまま生きようとしたけれど奔放な彼女にそれは窮屈で億劫で猟二を自身に似せるためなんでもやった。おとこらしくならないようにテープで足をちぢこませ、お菓子を取り上げ、声変わりが起こらぬように咽頭をつぶしかけ……
     あるときバレエの舞台に猟二を立たせ自分がほっつき歩いていたところ、自動車に轢かれ下半身不随になってしまう。奇しくもそのとき猟二も舞台から転倒しておりまるで鏡合わせのようだった。
     もうやみまくりすぎて泣けた。
     最後はだらっとハッピーエンドなのだけれどもなんかな。

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    2014年05月11日
  • アノレクシア~しかばね華子は拒食症~ 1巻

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     表紙イラストが可愛くて手を出したらホラーでした(^q^)
     単純にいえばカニバリズムのおはなしなのだけれどもそこはほら日日日さん原作なのでもうちょっとオブラートといいますか、まあとにもかくにも登場人物全員が漏れなく病んでいるの☆
     絵に騙されちゃいけません。内容としてはありなような、なしなような。

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    2014年05月10日
  • ビスケット・フランケンシュタイン

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     『ちーちゃんは悠久~』でこのひとを知り、iPadでの電子書籍デビューに準じて日日日さんの作品を何故かいくつか手に取りました。このひとはそれとなくさみしくてふわふわしたかきかたをしてくる。乙一さんとはまた違って簡単に飲み込めるものだから大概だ。
     まあ購入した切欠は表紙イラストだったんですがね。

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    2014年05月10日
  • ささみさん@がんばらない(イラスト簡略版)

    uni

    購入済み

    最高神の闊歩する混沌世界

    シスコンとブラコンのどうしようもない兄妹の話。内容と題名はわりと合ってない。前半は題名どうり、不登校程度のがんばらない展開だが、後半は神がどうのと超常的展開になる。それゆえ、後半は説明的な部分が多いが、1巻の長さでもなんとかまとまっている。個人的には、なぜかリアルな描写の凶器や「お兄ちゃん監視装置」の謎アイテムなどコメディチックなものが好きなので、後半は若干ものたりなかった。1巻のみ読んだ。

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    2013年11月03日
  • 反抗期の妹を魔王の力で支配してみた。4

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    完結。我儘な大人を子供たちがぶん殴りに行く(これで合ってる?)いい王道ストーリーでした。もうどっちが勇者側か分からんな、ってくらい元勇者がどうしようもなく外道で。因果応報に思える結末だったけど、最後のアレで少しは報われたんだろうか。大体の人が触れてるけど、タイトルとは裏腹になかなか重厚な話でした。完走、お疲れ様でした。

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    2013年10月27日
  • S WHITE スニーカー文庫25周年記念アンソロジー

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    スニーカー文庫のアンソロジー。
    すいません。全作品本編未読状態で読みました。
    でもアンソロジーって紹介的な意味合いもあるはずだし、大丈夫だよね?と思って読んでみた。ほとんどは問題なく面白かったのでまあ満足。以下個別感想~

    『問題児たちが異世界から来るそうですよ? 白夜の送別会』初っ端でこれだったのでちょっとくじけそうになった。キャラも設定も紹介してくれないとは…。
    『彼女たちのメシがまずい100の理由 秋季限定パン食い競争事件』そう。そうだよ。こんな風にちゃーんと紹介してくれれば…!
    「これはパンです」やりたかっただけだろ!と思ったけど実際笑った。うん、ふつうに面白かったしちょっと読んでみたい。
    『大奥のサクラ 地獄の片想い』日日日さんは相変わらず独特だなあ。そして一つの短編としてすごく面白かった。
    『七星降霊学園のアクマ 悪夢で逢いましょう』本編の魅力が伝わるいい短編。仲間の偽物とか登場させるって、ある程度読者がキャラを認識してないといけないはずだけど、全く問題なく面白かったのはすごいなあ。
    『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している ある可能性の話』…うん。本編の魅力が伝わったよ。うん。実際ちょっと気になるし。
    『Round-Trip』ふっ…。谷川さん、好き。これすごく好きだ。

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    2013年09月03日
  • S WHITE スニーカー文庫25周年記念アンソロジー

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    この評価は、本のレベルが低いと言うわけでなく「読んでないシリーズの短編は辛いなあ」という事です。
    読んでいないシリーズの短編も、面白いものもありました。
    尚、問題児たちが(略)目当てでした。

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    2013年08月31日
  • 反抗期の妹を魔王の力で支配してみた。3

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    テツローの出生と『ヤマト』の過去を根幹に進む話。作中の現在も策謀が蠢いてるけど過去も大概だなぁ。前巻とは打って変わってお兄ちゃまが大奮闘。思った以上に戦闘能力高かったんだなぁ。クダラと“せんせえ”のラストバトルの幕引きは思わずグッときた。クダラ(と伝説の10人)の過去話もちょっと読んでみたいかも。問題児たちも順調にレベル上がってますね。次は裏で動いてた彼が本格的に表に出てくるようで成長著しい『仲間』とせんせえがどう立ち向かうか。楽しみにしてよう。

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    2013年07月12日
  • 反抗期の妹を魔王の力で支配してみた。2

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    今回は問題児たちが前巻以上によく頑張りました。いい『仲間』だなぁ。そして今更ながら大まかな構図が見えてきた(笑)一巻目じゃもう一つ理解しきれなかったのは自分の不徳の致すところだろうが。『伝説の十人』も続々登場。口絵と裏表紙のあらすじではワルプルキスだけに思えてたから(形式はともあれ)結構な人数が出てくるとは。そして次巻もこのあたりとの絡みがメインなようで。テツロー話みたいだけど、どんな風に“レベルアップ”していくか楽しみです。

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    2013年07月09日
  • 反抗期の妹を魔王の力で支配してみた。

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    私的日日日さん二作目は作者がやりたかったらしいファンタジーモノ。タイトルで云々という感想が見られるけど確かにそうかも。むしろ支配できてただろうか(笑)ミカリンは最初めんどくさく感じたけど読んでるうちにそうでもなくなった。これがツンデレか…(違 成長していく様がはっきりしてていいですね。他の問題児たちもキャラが揃ってて次なる展開が楽しみ。裏側で肚に一物抱えた人(?)たちの描写もあってどうなるかな。

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    2013年07月05日
  • ささみさん@がんばらない

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    「苦痛も後悔も罪悪感も、嫌なものは何もかも、僕にください。受けとめてみせます。それが僕の役目です。僕の生きる意味なんです」
     お兄ちゃんは優しい。
     みんなは馬鹿にするけど、わたしはずっとお兄ちゃんがとても素敵な、純粋で美しい心をもっていることを知っていた。かたちばかりの褒め言葉や、下世話な欲望が透けて見える大人たちのわたしへの態度よりも、ずっと好ましかった。
     泣いていたら頭を撫でてくれた。
     つたない言葉で慰めてくれた。
     きっとわたしはお兄ちゃんが好きだった。
    (P.252)

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    2013年05月30日
  • のばらセックス

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    えーと、性をテーマにしたSFを・・・みたいなことが後書きに書いてありましたが・・・う~ん、ただの野郎向けエロ小説??あと挿絵も野郎向けですね。

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    2013年05月16日
  • いけめん彼女1 ~学校一のイケメンに告白された俺~

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    本人が後書きで書いているように、日日日作品としてはかなり軽めのラブでコメなタッチ。面白いんですけどいつもの日日日節を期待して読んでたから「あれ? もう終わり?」という物足りなさは少しあるかも。
    しかし、この人は古くから伝わる一族に縛られた女の子という設定が好きですね。

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    2013年03月14日
  • ささみさん@がんばらない

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    読み始めは、没個性教師のハーレムものだとおもったんだが、急に非日常的な出来事が介在してくる。
    あまりの急さに軽く置いてけぼり感を覚えたが、次の章でこの世界の構造の設定が書いてあったためなんとか飲み込めた。
    その後は、ささみから見た神臣(主人公)をレポート形式で見て行く感じでした。
    (ささみが一緒に行動している時以外)
    まぁ、結構面白かったです。
    次も読んでみます^ ^

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    2013年03月13日
  • ささみさん@がんばらない7

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    “否、それは奇妙に蠕動した地面から屹立した、無数の——触手だった。
    蛸や烏賊のような、けれどそれにしても妙にでかい——人間の腕ほどのものから、丸太ほどのものまである。
    先端に棘々がびっしりと生えたもの、繊毛に覆われたもの、無数のそれが縒りあわさったもの、得体のしれぬ粘液で濡れたもの……。
    それらの触手に絡みつかれ、闇の奥ではわたしたちより先にこの悪夢じみた世界に迷いこんだのだろう生徒たちが、屍体のように吊りさげられて陳列されている……。
    「触手プレイ、キター!」
    つるぎが頭の悪いことを叫んだ。
    「これだよ、これがなくちゃなクトゥルー神話は!さぁこい!待ってました!」
    何でそんなに嬉しそうなの?馬鹿なの?死ぬの?
    「やん、リアル触手なんて初めて見た——思ったより、その、太くて、こ、怖いよう……きゃ〜☆お兄ちゃんのえっちな触手でつるぎにいけない遊びを教えてぇええん♪♪♪」
    真っ赤になって身悶えてるが、そんな場合かこれ。”[P.177]

    クトゥルー神話とTRPG。

    “「お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん!馬鹿!何が『頼まれたことは、果たせたと思います』だ!『ささみさんはもう、自分で立って歩けますよ』だ!」
    『現代のトロイア戦争』の終幕で、お兄ちゃんが言ったことを、反芻して。
    「ふざけんな!勝手にいなくならないでよ、ひとりで結論ださないでよ!わたしは、まだぜんぜん自立できない、だめで、未熟で——甘えたいよ!頼りたいよ、独りじゃ何もできないよ!だから、置いてかないでよ……寂しいよ!もっとお兄ちゃんと一緒にいたいよ!」
    ずっと溜めこんでいた弱音を、ぜんぶ吐きだした。
    がんばってがんばってがんばって、何もできなくて、失敗ばかりで、泣いてばかりで——でも、それじゃいけないって、努力して死にものぐるいで、でも苦しかったよ。
    限界だよ。
    もう、無理なんてしたくないよ。
    「ごめんなさい、鎖々美さん」
    お兄ちゃんは困ったように、素顔を晒したまま、つぶやいた。”[P.280]

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    2013年03月06日
  • ささみさん@がんばらない5

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    “「しっかりしなさいよ。あんたの存在を知ったとき、あたしは嬉しかったのよ。ええ、きっとあたしの宿敵なんだ。あたしと同じぐらい苦しんで、切磋琢磨している、運命の相手がいるんだって——だから、お願いだから『ごめんね』なんて言わないで。足りないと思うなら、がんばりなさいよ。宿敵のあんたがそんなじゃ、張りあいがないのよ」
    やっぱり、わたしを鼓舞してくれてるみたいだ。
    微笑む。
    このひとのこと、わたしは嫌いになれないの。
    「でも、ごめんね」
    時計を見ると、もう深夜だ。
    「ベッド、占領して。情雨ちゃんだって、眠いでしょう」
    「いいわよ、昨日はあたしが独り占めしたんだから。これで公平でしょ?」
    情雨ちゃんはそっぽを向いて。
    「それに、これでもあんたには感謝してるのよ。こんな空間に独りで取り残されて、すこし心細かったの。昔のこととか思いだしちゃってさ……。あ、いや。ちがうの、忘れて。寂しかったわけじゃないのよ」
    「うん」
    せめて、ぬいぐるみの代わりにでもなれればいい。
    「何もできないけど、そばにいるよ」”[P.158]

    面白かった。
    思わぬ人が思わぬ人の血縁でしたって展開多いね好きだな。しかも二親等じゃなくて一親等っていうのが多い。
    ささみさん変態方面に傾いてきてる。
    第五話の表紙絵、よく見れば鬘の髪の毛も見えてるし袖も女物なんだね。
    希美ちゃんが可愛過ぎて!あの眼鏡の子とか、そんなそんな。
    スサノヲとの思わぬ関係にわくわく。
    保護者達の退場が辛い。ここで最後に二人が取り戻しにいこうとする展開が素敵。次が楽しみ。

    “「危ない!」
    希美ちゃんは咄嗟に周りの敵から剣を奪い、その暗殺者を斬りつけて無力化した。
    「おっと、今回のおまえはおてんばだな」
    「今回とか何とかよくわからないです、でも助けてくれたぶん恩返しをします」
    希美ちゃんは生真面目に語った。
    「下ろしてください。おんぶに抱っこでなくても、自分の身ぐらい自分で守れます!」
    その言葉に。
    青年は、とても嬉しそうに笑った。
    何だか懐かしい、大好きな映画の、とっておきのシーンを観たような——。
    上機嫌な態度で、青年は肩を竦める。
    「うーん、俺様はおしとやかな女のほうが好きなんだけどな。ママみたいな」
    「あなたに好かれてもしょうがないから、どうでもいいです!」
    背中あわせで、彼と一緒に戦う。
    その昂揚を悟られたくなくて、希美ちゃんは素っ気なくそう言った。
    青年は喜びに満ちた表情で、目の前の勇士を蹴り飛ばす。
    「いいね。俺様は肉食系男子だから、そのぐらい跳ねっかえりでも楽しめるぜ」
    八重歯が目立つ歯を見せて、豪快に笑うと。
    「ちゃっちゃと片付けて、ついでに世界とか救って——そのあと、おまえ俺様の嫁になれよ」
    「何を言ってるかわからないです!ほら、敵がいっぱいきますよ!」
    真っ赤になってやたら剣を振るう希美ちゃんを、楽しそうに眺めながら。
    「そうそ、おまえは八岐大蛇に食わせるには惜しい女だよ——お姫さま」”[P.222]

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    2013年02月15日
  • ささみさん@がんばらない3

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    “「わたしは半人前だから、『最高神のちから』に振り回されてばかり。だから、一時的に、お母さんに預けるよ。その間に、わたしは成長する。強くなって、せめて『最高神のちから』に潰されないぐらいになる」
    もう夜は終わりにしなくちゃ。
    月明かりだけでは、世界はゆっくりと衰退していくだけだから。
    「そうしたら、お母さんから『最高神のちから』を返してもらう。そして、この国を管理するのに相応しい存在に——『次世代神』の、つまり新しい神話の『最高神』になる、邪神たまにこのちからを託す」
    天孫降臨の時代に、預けられた重荷を。
    わたしが返そう。
    「たまが成長しきるまでは——お母さんと、わたしが、見守る。それでいいでしょう?もともと、こんなに長い間、『最高神のちから』を必死に確保していた『月読神社』のほうが、間違ってたんだよ。ずっと重荷を抱えつづけて、何でそれを持っていたのかも、忘れたんだ」
    「それが、おまえの考えか」
    お母さんは、わかってくれたのかどうだか——遠い目をした。”[P.165]

    呪々さんとの和解があってよかった。というか呪々さん可愛過ぎる。
    ミッちゃんのイラストが見たい。
    「お肉」にうさ耳……肉腫ちゃん、人型になれるの?

    “「おやおや、良かったですねささみさん——お友達が増えて」

    わたしに抱きついたままだったお兄ちゃんが、不意に声をあげる。
    いつになく真剣な、刺々しいとすらいえる口調だった。
    「僕からも頼みます、どうか——仲良くしてあげてくださいね。ささみさんは、お友達が少ないので、ちょっと心配していたのですよ」
    そこで初めてお兄ちゃんの存在に気づいたみたいに、「ぎょっ」として目を見開いた女の子に、お兄ちゃんは淡々と告げた。
    「ただし。もしも、ささみさんを利用して良からぬことを企てたり——ささみさんを傷つけるようなことがあったら、たとえお友達でも、僕はゆるしませんからね」
    「お兄ちゃん、顔を……」
    わたしは気づいた。
    お兄ちゃんは、珍しく顔を隠していない。
    背後から抱きかかえられているせいで、太陽が逆光になってぼやけているけど。
    やけに色鮮やかな両目が印象的だった。”[P.202]

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    2013年02月09日
  • 私の優しくない先輩

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    可もなく不可もなくといった印象。何も考えず読むことができ、短く、読み始めの人にはオススメ。話しは良く言えばあっさり、悪く言えばありきたり。両作とも恋愛よりは青春に指針が向いていた印象。個人的には表題作よりも「吉乃さんはいいひとだから」の方が好きだった(よって他の人がメインについて多くを書いているため、こっちの感想だけを残そうと思う)。
    まず、主人公がマンガ「最終兵器彼女」の主人公を彷彿とさせた。時間軸、舞台は「私の優しくない先輩」と同じため、喜久子や不破先輩も登場。喜久子には少し何ともいえない気持ちになった。ヒロインの吉乃さんの考えには同感できるところもあったが、やっぱり世間一般とは違う考えを持つと、賛同する人や同感する人は数少ない。少なくとも離島なんかであれば特に。ともかく、作りは丁寧なので、スカっとして読み終えられます。

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    2014年11月18日