大和和紀のレビュー一覧
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紅緒VS時代錯誤
どうにか親の決めた結婚を破談にしようと、許嫁の忍の実家である伊集院家に住み込み、花嫁修業と偽って大暴れする紅緒。持ち前の強さや漢気を見せつけ、頑固一徹おじいさまも認めさせた紅緒強し!好き!
暴れていたはずが、気づかぬ内に馴染んでいて、忍の優しさやおおらかさにときめいていることに気づいてしまった紅緒……。
そんなこんなで距離を縮める二人ですが、紅緒の酒乱大暴れの結果、職権濫用で忍が九州に転属!あややおよよ。
さらに忍の所属師団もシベリア出兵。今度こそ本気の花嫁修行する紅緒に届くは忍の死。それでも忍のため覚悟を決めた紅緒は、残された伊集院家のためにたくましく職探し。しかしたまに見せる涙が切な -
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一番好きっ!
大和先生の作品の中で一番好きです。激動の時代を力強く生きる主人公達に、まるで自分もそれを体験しているかのように夢中で読んでいた学生時代を思い出します。当時は万里子と竜助のベッドシーンにドキドキしたなぁ。今読んでもときめきます。良い作品は時が経っても色褪せないってホントですねぇ。全巻読み終わると放心するくらい心を持って行かれます。ぜひ、大勢の人に読んでもらいたい!
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Posted by ブクログ
原作の光源氏はストーリーだけ追っているとなかなか好きになれませんが、大和和紀さんの描く源氏は、優しさも品の良さも男っぽい意地の悪さも備えていてなかなか魅力的に写ります。
末摘花に続いて、源の内侍の話。色物続きです。
「源氏物語」の凄まじさは、こうした脇役たちまで個性的で、笑い者にばかりせず、なんらかの愛嬌を持たせているところだと思います。
有名な車争いの場面は、大学の時に読んだときは何も感じませんでしたが、高貴な年上女性である葵の上と六条御息所にそれぞれ感じ入るものがありました。
葵の上が光源氏と素直に接することができた場面で感動し、恋の鬼とかした自分を抑えきれないために、嫉妬し、傷つき、 -
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良かった
理不尽な生活との決着がついて小野於通の新しいスタートがはじまる感じで良かったとホッとしました。秀吉とか歴史上人物がでてきて読みごたえありました。
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だっておもしろい
アニメになってるのをたまたま見て、それで懐かしくなって読んでみた。
いや、懐かしいとかじゃない。
だって、展開がおもしろいもの!
そりゃあ、いつまでも名作として扱われるよ。
これは読むべき作品だなあ、と。
オススメします。 -
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大好きな漫画!
この頃の絵柄が一番かわいい。転んでもただでは起きないどころか、勝利をもぎ取る力強さとたくましさ、その辺の男より強くて酒乱!そんな紅緒が大好きです。
少女漫画で酒乱キャラなのは紅緒くらいなのでは?しかし何気にイケメンや美形に惚れられたり、少尉に一途だったりとかわいさもあります。
好きなシーンは紅緒がバルコニーから落ちかけながら、自力で這い上がってきたり、牢名主を倒したあげく、牢屋の空気に感化されて凄みを増す所など、何度読んでも笑ってしまいます。何十年経っても面白い不朽の名作。 -
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濃密な1冊です
大和先生の作品の中で自分的に一番読むのに時間がかかり、また読み応えのあった1冊でした。続きを ゆっくり楽しみに読みたいと思います。