古橋一浩の作品一覧
「古橋一浩」の「小説 劇場版 はいからさんが通る」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「古橋一浩」の「小説 劇場版 はいからさんが通る」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
激動の時代、花の東京浪漫譚
満州へと旅立った前編。幾つもの試練が紅緒に降りかかっていく
ボタンの掛け違いか、それとも運命の悪戯か
激動の時代に翻弄されているという意味では紅緒もラリサも同じ存在か
紅緒のひたむきさは女嫌いの青江をも魅了されていくが、彼女は何処までも忍一筋。仮に婚約破棄になっても
それでも他の男性に揺るがないところも、昨今の逆ハーヒロインと違っていい。こっちまで人間的に好きになってしまうよ
一方で忍(=ミハイロフ侯爵)にも試練が訪れる。二人の間に揺れ動くのは恋愛モノの鉄板だがこればかりの理由はね……。
二股どころか何股かけて楽しんでる昨今のハーレムモノの主人公と違い、彼自身の誠実さ故の苦
紅緒、花の17歳とその青春
実写からアニメと様々なメディアで映像化されていたが自分が観たのは某アイドルユニットの
ショートストーリーだったので、いざ実際に詳しい話として見た事はほぼなかった
前編の感想を述べると面白い。大正デモクラシーの中で自分らしい生き方を模索するのは現代と何も変わらない
今でこそ個人の自由が尊重されているが一昔前までは「家同士の都合」が主流であり、紅緒や忍も当人の生まれる前に
交わされた不条理な約束を強いられている。自由とまさに真逆の風潮だ
お転婆な紅緒が自身の行動で様々な失敗と騒動を招くも、結果的にそれが功を奏する場面も少なくない
それは華族という特権に縛られてきた伊集院家に「新