真鍋昌平のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
楽園くん編はしばられて浴槽にしずめらている中田という少年と、それを見下ろすウシジマのカットからはじまる。この巻から構成がかわり、時間軸は錯綜していく。中田は渋谷をふらふらしている10代の若者で、ファッション誌の読者モデル。オサレ皇帝のG10を崇拝し、じぶんもいつかかれのようになりたいとねがう。ラブホテルでバイトしつつ、高い服や靴を買うためにフリマで購入した100円のシャツを法外な値段で転売したりもしていた。同居人のキミノリはそんな中田にあきれながらもなにかと世話をやく。やはりG10にあこがれる田舎者こと田川ジュンヤやおなじ読モのパピコなどもからみ、かれらの空虚な生がえがかれる。「ここままじゃ終われねーんだ」中田は吠えるが、いきあたりばったりの人生をおくるかれにおそらく未来はない。やがて中田は覚せい剤の密売にもかかわっていく。この漫画の登場人物は皆どうにも「痛い」のだけれど、なぜ痛いのかというとそこにじぶんの片鱗があるからだとおもう。わたしにも目先の快楽や消費におぼれて日々をやりすごしていた頃があった。中田の空回りっぷりは他人事ではない。いつもながら地味にへこむ。
-
購入済み
ためし読みから買ってしまった
ためし読みから買ってしまった じわるなー2011 311 の話が出て
15年もまえかーと思った なんか日常にありふれた話で怖い 五歳の女の子他人に預けたらダメだよ怖い怖い