真鍋昌平のレビュー一覧

  • 闇金ウシジマくん 18

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    「やられたらやり返す。
    なめられたらおしまいだ。」
    「おしまいから始めたら?
    なめないと本当の味が分からないンだよ。」(7話)
    「柄崎、やる時は徹底的にやれ!!
    じぇねェーと、全部奪られちまうぞ!!」(10話)

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    2020年07月15日
  • 闇金ウシジマくん 17

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    楽園くんの続き。オシャレで街の人気ものになろうとして金の亡者に堕ちていくというとこはいつものパターン。クスリの密売に手を出し悲惨なことになっていく。相変わらずのリアリティ。湯船に沈めて鼻だけ出して、水をポタポタ落としていくという拷問もこわい。このシリーズどの拷問も怖いです。
    あまりに悲惨ということで最後は救いを持ってきてるがあまり救われた気にならない。

    『「見た目」の時代、ファッションの街で成り上がろうとする「オサレ・ヴィクティム」。経済力も人脈も何もない若者は、借金とクスリの密売で、この街に「楽園」を求めたが…!?物語の中で使われた、「オサレ皇帝(エンペラー)」というファッションリーダーを

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    2010年05月23日
  • 闇金ウシジマくん 3

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    ヤンキー君のウシジマ襲撃は、かつてない大事件。ケータイを利用したやりとりやホチキス止めの拷問などが面白いけどウシジマ君は受けの芝居になって雰囲気はちょっとかわったような。

    それがさらにゲイの話になるとウシジマ君の存在感はさらに遠のく。しかしもとより最下層の人間を描くとこに面白さはあったわけでゲイの生活のディテイルなんて見事だなと思う。36歳の風采のあがらまいたかしにゆうちゃんさまんさ、いずれも個性的。

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    2010年05月04日
  • 闇金ウシジマくん 4

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    オカマの話はすんで、今回はギャルをつかってたのイベンターの話。ウシジマ君は恐喝で捕まり、闇金業がばれる危機を迎える。

    「俺にはたくさんの知り合いがいる。ケータイのメモリーは電話番号で埋め尽くされてる。だが・・・本当に困った時利害関係なしで助けてくれる友達は一人もいない」

    よくまぁこれだけ最下層の実態に迫れるものだと思う。ディテイルの充実ぶりがすごい。
    これだけしっかりしたネタがあれば小説にしてもいいように思うがインパクトはコミックのほうなんでしょう。

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    2010年05月04日
  • 闇金ウシジマくん 5

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    ギャル汚くんのつづき。
    最後は、樹海で虫のエサに。いろいろ殺し方があるけどかなりえぐい。
    殺人までしてしまうあたりはちょっと意外。

    ついでフーゾクくんに。美人がナンバー1になるわけじゃないという話にそのキモい客達の生態。あいかわらずウシジマくんは出番がない。

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    2010年05月04日
  • 闇金ウシジマくん 6

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    フーゾクくん」が続いてる。
    相変わらず濃いキャラが出てきます。
    一番人気のモコちゃんに、二番人気の杏奈さんにそのヒモの芳則。鷺崎社長にさらに濃いストーカーの沼田。シュレッターかけた紙を繋げて居所を突き止める。
    キャラを増やしてどんどん世界を広げられますね。ワンシーン抜いてもインパクトあるとこがずいぶんある。

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    2010年05月04日
  • 闇金ウシジマくん 7

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    瑞菜はためていた3000万円を取られてチョン。長かったフーゾクくんがすんで、フリーターくんに。先物取引に手を出したお母さんに借金してパチコンにのめり込む息子をリアルに。
    「つめたい町のつめたい人のつめたい態度。心ない人の心ない一言。きっとみんなは日々の生活でキズついている。だから街にはやさしい歌があふれている。やさしい言葉があふれている。やさしい心があふれている。」

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    2010年03月28日
  • 闇金ウシジマくん 12

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    サラリーマンくんが終った。最後はみんなが彼に期待しているという少し甘めの仕様になっているのは少し腰砕け。
    家は・・・居心地が悪い
    人々・・・遠くに感じる
    会社・・・給料をもらうところ
    争い・・・避けて通りたい
    妻・・・・冷たい
    世の中・・悲惨でキビシイ
    私はときどき引きこもりたい

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    2010年03月27日
  • 闇金ウシジマくん 14

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    今回から スーパータクシー君の話。
    相変わらず業界内部に詳しいこと。競争は厳しいし、変な客は多いしってあたりが細かく描かれる。

    真鍋ワールドにに入り込んで読んでいて、ふっと現実に戻ると現実も真鍋ワールドの延期のような気がする。周囲の散らかり具合とか家人の電話の声なんてのが地続きのように感じられる。

    闇金に落ちていくダメな人を抽出して描いているのだけど、もっと広く世界観そのもののようですね。

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    2010年06月19日
  • 闇金ウシジマくん 16

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    今回は楽園くん。ファッション人間。ファッション以外に何もないというキャラが落ちていく話。ファッションなんて空虚だけどそれ以上に自分が空虚だとそれに頼らざるをえないという生態が生々しく書かれている。毎回違う世界の裏によくまぁもぐりこんでいけるものだ。

    『今、36歳なんだけどさ、この年になると友達とも疎遠になるンだ。みんな家庭持ったり仕事忙しかったりでね。たまに・・・たまにだけどさ、日曜の夜に「ガキ使」が終わる時間に一人で部屋にいるとさ、さびしくてさびしくてたまらなくなるんだ。』

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    2010年03月25日
  • 闇金ウシジマくん 5

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    途中から読んでも楽しめるよ。風俗嬢の話が一番面白かった。
    闇金ウシジマくんは是非元気な時に読んでください。
    落ちてる時に読まない方がいい。リアル漫画大好き。

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    2015年11月12日
  • 闇金ウシジマくん 17

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    外国人が「東京」という街の景色として想像するのは、東京タワーや、雷門や、六本木ヒルズみたいなものかもしれないけれど、それらはよそ行きの顔で、東京のほんの表面的な部分を表しているに過ぎない。

    現代の東京の風景を、一番リアルに表現している作品は、この「ウシジマくん」だと思う。話しのところどころに挟まれる街の姿は、路地裏や、街の外れの、人の気配が消えた景色が多い。それは寒々しいまでに空虚で、余計な装飾がまったくないからこそ、美しく思える。

    「楽園くん」シリーズは、この巻で完結。
    もはや、ストーリーよりも、独特の空気感を楽しみに読んでいる作品になっている。現実味は薄いんだけれど、とてもスタイリッシ

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    2020年07月15日
  • 闇金ウシジマくん 16

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    読者モデルへの憧れだとか、
    時代をよくうつしだしているなあと毎回感心します。
    しかし顔にガムテープを張られバスタブに寝かされ、
    水攻めされるシーンはおそろしさ満点。
    早く続きが読みたい!!

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    2009年12月15日
  • 闇金ウシジマくん 16

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    楽園くん編はしばられて浴槽にしずめらている中田という少年と、それを見下ろすウシジマのカットからはじまる。この巻から構成がかわり、時間軸は錯綜していく。中田は渋谷をふらふらしている10代の若者で、ファッション誌の読者モデル。オサレ皇帝のG10を崇拝し、じぶんもいつかかれのようになりたいとねがう。ラブホテルでバイトしつつ、高い服や靴を買うためにフリマで購入した100円のシャツを法外な値段で転売したりもしていた。同居人のキミノリはそんな中田にあきれながらもなにかと世話をやく。やはりG10にあこがれる田舎者こと田川ジュンヤやおなじ読モのパピコなどもからみ、かれらの空虚な生がえがかれる。「ここままじゃ終

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    2010年02月13日
  • 闇金ウシジマくん 14

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    笑うな!俺の父ちゃんを笑うな!!
    ちょっとだけ感動できる所もある話。
    主人公もいい味出してるしな。
    でも、最後はどう考えても最悪なシナリオしか思い浮かばないですね・・・

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    2009年10月11日
  • 闇金ウシジマくん 16

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    原宿を舞台にした新章がスタート。このマンガは、やっぱりすごい。
    フィクションであることはわかっていても、何か、どうしようもなく暗く寂しい闇を突きつけられているような気分になる。それでいて、ユーモラスな雰囲気の中に希望を見せられたりもする。

    今回の章は、推理小説風に、時系列を変えて最初に謎を提示するような構成になっていて、キミノリがどう絡んでくるのか、続きがものすごく気になる。読み返した時、話しの冒頭の部分で、コマの端っこに、布に包まれた弁当箱がさりげなく描かれているのに気づいて、ストーリーをいきあたりばったりで作っているのではなくて、最初にきっちりと固めた上で描き始めているんだと思った。

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    2020年07月15日
  • 闇金ウシジマくん 5

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    「女は最初にアイテムがそろっていて、
    年を取るごとにアイテムが減っていく。
    男は逆に年を取りながらアイテムを増やしていく。」

    いい得て妙。勉強になるなあ。

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    2009年10月07日
  • 闇金ウシジマくん 14

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    毎回重いテーマ・・・、読んでてキツイ・・・。
    今回も一瞬浮上出来る期待持ちましたが、まあ因果応報か・・・。
    それでもさすがに今回のは重いな〜・・・。

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    2009年10月04日
  • 闇金ウシジマくん 13

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    今回の巻もスゴかった。相変わらず、街の風景がいい。
    このマンガは、1巻〜2巻あたりの最初の頃は1話完結型でページ数も短かったので、インパクトを重視したような内容が多く、あまり一つのテーマについて深く掘り下げるという感じではなかった。
    けれど、途中から、一巻では収まらないぐらいの長篇がメインになってきて、そうなってきてから、登場人物一人一人に至るまでのバックグラウンドが細かく設定されるようになって、格段に面白くなっている。

    物語は、予想通りには決して終わらない。コミュニケーション不全が基調となったようなちょっと暗めの世界観で、理不尽な出来事も色々とあるのだけれど、その中にあっても救いを感じるの

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    2020年07月15日
  • SMUGGLER

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    展開がスピーディーで読んでてあきない。すっとよめる。世界がドライです。
    バイオレンスな描写、非現実感がはまります。
    私達が暮らしていた日常の隣は非日常でした、みたいな話が好きなんで!!

    現代的です。

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    2009年10月04日