【感想・ネタバレ】九条の大罪 17のレビュー

あらすじ

伏見組若頭補佐・出雲が
新たなシノギとして目をつけていた都市型大麻農場を
手に入れようとした寸前に警察に摘発されてしまう。
「チンコロした奴が内側にいる」
動物的な直感と鋭い眼差しで
出雲は裏切り者をあぶり出そうとする。

一方、農場で働いていた曽我部と農場経営者の野村乃蘭は逮捕。
曽我部も乃蘭も九条弁護士をつけようとする。

末端とトップ……九条はどちらにつくのか!?

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『闇金ウシジマくん』の真鍋昌平最新作は、ワケアリ者を弁護する悪徳弁護士の物語!!

「ウシジマくん」は闇金を通じて半グレやヤクザなどアウトローを描いた物語でしたが、今作もアウトローな人間が多数出てくる物語です。

主人公・九条間人(くじょう たいざ)は、腕利きの弁護士。
ですが作中の「いい弁護士は性格が悪い。」という言葉とおり、弁護士の姿勢としては受け入れがたい部分があります。
何故なら、思想信条がなく、法律と道徳は分けて考えることをポリシーとしており、道徳上許しがたいことでも依頼者を擁護するのです。

最初のエピソードは、飲酒運転に加えスマホゲームによるよそ見運転で父親と5歳の子供を車で跳ねてしまった事件。
父親は死亡、息子は片足切断という事態に…。
それに対し九条は犯人の男にアルコールを抜いてから出頭し何もしゃべるなと指示を出します。
犯人は指示通り20日間黙秘を貫き証拠不十分で釈放され、裁判でも執行猶予付きで実刑なしという判決を勝ち取るのです。
被害者の立場を考えると胸糞悪いと言える結末です。

弁護士としては加害者よりも被害者を擁護した方がお金になるのに、悪評が付いて回るのも気にせず加害者側を擁護する九条。
お金のためではなく別の信条があることが窺えます。
九条はある意味ダークヒーローと言えるのではないでしょうか。

世の中の話題性のあるテーマを取り上げたり、後味がザリっとするような物語はさすがの一言。
九条の淡々と話しを進める様は、ウシジマくんに通じるところがあります。

連載当初ウシジマくんは客観的視点を持ったキャラクターで事件の中心ではなかったですが、次第に物語の中心となっていきました。
九条も現在は客観的なポジションで事件と関わっていますが、今後その立場がどう変化していくのか気になるところです。

個人的に注目しているのが、烏丸真司(からすま しんじ)という九条の下で働くイソベンと呼ばれる「居候弁護士」です。
烏丸はエリートであり、もっと好条件な環境で働けるにも関わらず、面白いからという理由で九条の下にいるのです。
九条は代わりものですが、烏丸も相当変わり者と言えます。

今後、九条と烏丸がどう物語の主軸になっていくのか楽しみです。
また昨今起きている事件が、この物語で取り扱われるかもしれない…!!という部分でも注目です。

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感情タグBEST3

匿名

ネタバレ 購入済み

面白い

あっちゅーまに読み終えてしまった
壬生は安定にかっこいいなぁ
そろそろ壬生が中心になった話とかみたいでふ!

0
2026年08月16日

Posted by ブクログ

法律は、人の権利は守る。だが、人の命までは守れない。ことがよく分かるエピソードでした。
クライアントを護るための最適解を探る姿は痺れました。

0
2026年08月08日

Posted by ブクログ

気付かなかったが「日常の犯罪編」は前巻で終わっていて、この巻は新章である「三つの裁判」がスタート。とはいえ内容的には「日常の犯罪編」のエピローグのようなもの。
次巻からは出雲と壬生の対立が本格化しそう。しかし、出雲が出所してからは物語の主軸は完全に出雲とその周辺で、九条先生とかは物語的には蚊帳の外だなぁ。

0
2026年08月08日

ネタバレ 購入済み

シャルシャル

しばらく間が空いていたので、あらすじを忘れかけていました。のらさんはついに逮捕されましだか、本当に懲役12年はシングルマザーにとってきびしいですね。

#切ない

0
2026年08月06日

購入済み

描き分け

伏見組が絡むきな臭い展開が続く。
亀岡弁護士と薬師前さん、なんで似たような髪型にしたのか。
大変見分けがつきにくくて混乱する。

0
2026年08月11日

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