五十嵐大介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
東北地方のどこか。
のどかな田園にかこまれた小さな集落、小森。
ここで生まれ育った「いち子」は、都会の生活に疲れ、村に戻ってきた。
食べるものは、自分の手で耕し、育て、収穫し、手間ひまかけて料理して、ようやく口に運ぶことができる。
生きることは食べること。簡単にはいかない。
季節の恵みを味わいながら、ときどき思い出すのは、7年前に子供だった自分を置いて突然出ていった、母との記憶……
作者の五十嵐大介さんは、実際に農村生活をしていらっしゃる漫画家さん。
ラフだけど緻密で、いきいきとした表情やみずみずしい野菜を描く見事な筆致に、読んでいてとてもしあわせな気持ちになります。そして、登場する