五十嵐大介のレビュー一覧

  • リトル・フォレスト(1)
    東北のある村での素朴暮らし。
    身近な食材を手をかけて「ごちそう」にしていく過程が楽しい。
    でもこれだけ食べるために手をかける生活が今の自分にできるかというと…たぶん1週間ぐらいが限度かと。
    でも食べるって、簡単なことではないはずだよね!と思い直させてくれる
    素敵な漫画です。
  • 魔女 2
    今の時代のカウンターとして成立するものは何か。ニュートン力学以降の科学合理主義の先端たる現代社会に対するカウンターとして対置するものは何か。五十嵐大介は科学合理主義を光と喩える。キリスト教の神を光と、言語を光と、ロケットを光と、欺瞞を光と、社会を光と喩える。そして闇を対置させる。有限より無限を、キリ...続きを読む
  • リトル・フォレスト(1)
    田舎に住みたい。
    そう思わずには居られないわけですが、ただのスローライフ漫画ではなくてキャラクターがちゃんと関係ない所で生きてる感があっていい。
  • リトル・フォレスト(2)
    ひとりで生きているつもりでも、色んなものに生かされてるのだな。
    ゆるぎないものを知っている人が一番強い。
  • 魔女 2
    五十嵐さんの画力がメキメキと上がりまくって、テーマも、ついに日本から飛び越えた「魔女」。
    脳みそを拝見したくなる漫画家ですね。
  • そらトびタマシイ
    リトル・フォレストでロハスな作品なのかな、とか思ってたら大間違いでした五十嵐大介。

    表題のそらトびタマシイはショックでした。なんだろう、、よくある奇談なんですが、バックエンドの魔術/伝奇/民俗/精神世界を良く消化した上で物語を構成してるんでしょう。面白いです。

    多分、本能とか、歴史とか、人を構成...続きを読む
  • リトル・フォレスト(2)
    というわけで2巻です。これ読んで米サワー作りました。

    出来ればもう少し連載続けてほしかった。。。
  • 給食アンサンブル2
     給食にまつわるエピソードを交えながら、6人の中学生が抱える、他の人には言い辛いような繊細な悩みと向き合いながら、最後には、それぞれがちょっとした成長を実感しながら歩んでいく、そんな姿に青春ならではの爽やかさを感じられた、読みやすい児童書です。

     物語の構成は前作同様に、六つの短編を、始業式から卒...続きを読む
  • 給食アンサンブル2
    第2弾。
    給食が良いアクセントなっている、多感な中学生6人の短編集。
    悩みも人それぞれ、うれしさも人それぞれ。
    みんな、中学校生活を謳歌して欲しいな。
  • 海獣の子供 1
    映画を見てどんな話なのかザックリしか分からなかったから読みたいってずっと思ってた。1巻を読んでまだ全然わからない。海の描き方は好き。早く全部読みたいな。全部読んだらわかるのかな?
  • 給食アンサンブル
    「七夕ゼリー」「マーボー豆腐」「黒糖パン」「ABCスープ」「ミルメーク」「卒業メニュー」
    6話収録の連作短編集。

    東京から遠く離れた公立中学に転校し馴染めない美貴
    自身の幼さに悩む桃、自分の立ち位置が気になる雅人など6人の中学生達の物語。

    1話づつ給食に出て来るメニューと絡ませてあり、自分の小中...続きを読む
  • ねこの小児科医ローベルト
    ある夜中、突然弟の具合が悪くなった。すぐに往診に来てくれたお医者さんは、なんと白黒ブチの猫だった!
    猫医者ローベルトは腕もいいし、人柄(猫柄)もよく信頼できる感じ。そしてその日から、まるで前からいたかのような顔でその家の飼い猫として暮らす。
    こんなお医者さんいたら世の中の親は安心なんだけどなぁと思う...続きを読む
  • BE・LOVE 2022年12月号 [2022年11月1日発売]

    菫ちゃんは前からだいすき

    太一と菫ちゃん
    千早と新
    この組み合わせが良かったな

    違う未来になっても菫ちゃん...
    新には手を出さないでお願い

    新がきれいな女の人と話してて
    ヤキモチ妬く自分に驚いたけど
    そのきれいな女の人は千早で更に驚いた笑

    番外編でもいいから
    千早と新の未来を見たい
  • 海獣の子供 1
    絵と物語の雰囲気、設定好き。海洋生物の情報が詰まってるのも好き。コマ割りとか表現は思ってたより普通だったけど、読みやすい。少しテンポゆっくりだなあと思ったけど、その分人物の性格とか心情描写がしっかりしてる気がするのでアリなのかも
  • ディザインズ(1)
    あまり考えずに読むと内容が把握できず、読みづらいと思います。あらすじやレビュー内容などの予備知識一切なしで読んだのもあると思いますが。。

    不思議な表紙イラストに興味を持ったのですが、絵柄はアーティスティック系です。それの味が出ているのか、例えば捕食シーンはホラーの様な不気味な怖さを感じました。
  • RE-END 死から問うテクノロジーと社会
    死生観は時代と共に変わるものなので、今生きている人たちが死後CGで作られて何かに使われることに対して、良い気がしないというのであればそれがやっていいところとそうでないところのラインなのだと思います。
    テクノロジーの進化の前に、死が身近でなくなっているから、CG作ったりマインドアップロードとかそういう...続きを読む
  • アフタヌーン 2022年1月号 [2021年11月25日発売]

    巧い絵が多い

    初めてこの雑誌読みました。お目当ての作品の単行本が待てなかったので雑誌購入しましたが、初めて読む作品ばかり。まず絵の巧い作家さんが多くて驚きました。
    面白そうな作品は単行本買って遡って読んでみます。
  • シドニアの騎士 トリビュートマンガ・イラスト集
    新作劇場用アニメの公開を記念した、弐瓶勉の「シドニアの騎士」のトリビュート本。小川彌生や東村アキコなども描いているが目玉はやはり真鍋昌平だろう。読み応えのあるガチな短編が掲載されている。
    個人的には五十嵐大介とすぎむらしんいちが目当てだったんだが、両者は残念ながらイラストでの参加。五十嵐大介はやはり...続きを読む
  • ディザインズ(1)

    独特のタッチ

    独特の絵柄 タッチがまず目を引く作品である。登場する人物や動物のバランスや配置が危うい絵は、絵そのものは決してうまいとは思わないが読み手の印象に残る絵柄である。ストーリー展開は遺伝子操作による異形の動物をテーマにしたもので、読み手にいろいろなことを考えさせる。コロナワクチンも遺伝子組み換えの成果物な...続きを読む
  • 給食アンサンブル
    心に刺さるような名言は少ないけど、心が温まる。

    昔の自分(視野が狭く卑屈だった頃)に渡してあげたい一冊