五十嵐大介のレビュー一覧

  • 海獣の子供 5

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    自分たちが大きな何かの一部。みたいな考えをしたことある人は少なくないと思う。
    そんなことを突き詰めて考えたことのある人には受け入れやすい話かもしれない。

    また、物語としては途中の挿話のはさみ方や絵の迫力など素晴らしい。

    こんな風なマクロな世界があるのなら、自分の中にミクロな世界があって、よく歌う鼻歌が身体に響いて『ソング』として扱われてるかもしれない! 

    解釈は間違ってるかもしれないが、誤解を恐れずにいうと「人間よ奢るな」って話かな?

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    2012年10月13日
  • 海獣の子供 5

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    ストーリーではなく、一種の詩や思想書のようなつもりで描かれた作品。言葉では到達できない真理について、随所でほのめかされる。その意味で神秘主義的である。

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    2012年09月13日
  • 海獣の子供 5

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    私は海で泳ぐのがあまり好きではありません。でかくて、深くて、生き物がいっぱいいて、計り知れないところが怖いからです。でも遠くから眺めるのは好き。

    大胆な構図と、美麗なイラストで、そんな海の恐ろしいまでのスケールの大きさと美しさが表現されていました。ああ南の島に行きたい…。

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    2012年09月09日
  • 海獣の子供 2

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    五十嵐大介の他の作品にも共通することだが、絵とディテールは緻密に描き込まれているにもかかわらず、ストーリーはかなり神秘主義的であり、浮世離れしている。どことなく中沢新一の方法論に共通する感じを受ける。

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    2012年09月08日
  • 魔女 1

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    ネタバレ



    頭空っぽにして絵を眺めているだけでファンタジーな雰囲気を汲み取れる。
    普段読んでいる漫画は週間少年紙が多いため背景の書き込みなど不思議な感覚。

    内容に関しては「・・・」。
    自分には向いてないと思われる。

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    2012年09月13日
  • 海獣の子供 5

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    ネタバレ

     最終巻。
     こんなに理屈っぽい話だっけ? こんな絵だったっけ?と読み終えた後1巻から読み直して見たけど最初からそうだったww

     壮大な物語は、時間を掛ければ掛けるほど、読み手が「ものすごいエンディング」を脳内で作ってしまうなぁと。

     語られないものに意味があるのは「魔女」と同じだけれど、私は通じない齟齬ばかりの「言葉」が好きだなぁと思った。

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    2012年08月03日
  • 海獣の子供 5

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    完結です。漫画として成り立っているかは意見の有るところだが、一人の作家の作品としては素晴らしいものだと思う。宮崎駿がたどり着いたように、語らずとも心に響く絵を描く事が作家性であるのならば、この一冊は成功しているのだろう。しかし、万人に受け入れて貰えるか、前四冊をまとめる一冊と考えて貰えるかは別だろう。今作の途中に描いたSARUでの経験が結実したのだろうか。

    こう言う作品は体力使うね、読むのに。

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    2012年08月03日
  • SARU 上

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     宗教、ととらえた。なんというか、複雑怪奇でむつかしく、魔法が出て、人が出て、生まれ変わってまた死んで、を繰り返す物語。だと思った。

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    2012年03月14日
  • リトル・フォレスト(1)

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    田舎でタラタラと田舎メシを作りながら暮らす話なのだが、ロハス的理想の田舎暮らしではなくきちんと田舎の泥や寒さ、不便さ辛さが描かれている。主人公の平凡な内面生活と相まって人間が生きるという生活の空気が写実的に描写されて良い。画力も高い。作風を見て女かな?と思っていたら男性でした。すいまそん。

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    2011年09月30日
  • リトル・フォレスト(2)

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    ほんの少し出てくる主人公の「心の持ちよう」が邪魔。もうすでに語り口やエピソードに染み出ているので、不要。
    ラストがいきなり地方再復興!になっていたのも、マイナス。
    たぶん個人的に、そういう事は初めに無理矢理唱えるより、復興が地道に成っていくことで内から興ってゆくのが自然だと思っているからかも。

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    2011年09月11日
  • カボチャの冒険

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    作者の実体験が反映されたネコと田舎で暮らす話。ツンデレ猫のカボチャが動きのある線で生き生きと描かれていて、かわいさも憎たらしさもリアルで雰囲気あります。読むとほっこりした気分になれるマンガ。

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    2011年08月29日
  • SARU 下

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    ネタバレ

    太古の昔から地球にいた猿神の分身同士が、人類の敵味方に別れて戦う話。

    スケールはデカイ。数千年かけて人類の意識に溶けたサルと、数千年肉体を眠らせたサルの戦いで、近年の人類の変容により、これまで押さえてきたサルの肉体を抑えきれなくなり、凄まじい力で暴れだすというもの。
    地球規模のオカルトだが、印象としては環境破壊、文化破壊への警鐘を仮託したものに思え、対策や結末はどうもしっくりこなかった。
    いやもう、一度暴れてしまったら、もうダメなんでないかと思える規模なので、なんとか抑えられたのが、どうも納得できない、というか、理解しきれない。

    それで終わってしまうのもちと業腹なので、伊坂幸太郎も読んでみ

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    2011年05月29日
  • SARU 下

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    2011.05.07

    『SOSの猿』と対になっているという作品。
    確かに、ちらほらとそういう感じがある。
    しかし、こちらを読んでも、なんというかスケールがでかすぎて・・・。

    西遊記を読んでみたくなった。

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    2011年05月07日
  • SARU 上

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    伊坂の「SOSの猿」と対をなす作品だというので、読み始めた。確かにセット商品。でもこっちがプロローグというか、いや、「SOS
    の猿」はこのプロローグに対して本編とは言い難いか。こっちが本編で、伊坂がエピローグなのかな?とにかく、後半に期待!

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    2011年05月03日
  • SARU 上

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    さる。

    面白いからさらっと読んでしまったが、上下の2巻なので、もう少しボリュームがほしかった。

    人物をそれほど深くかけていない印象だが、ディザスターシーンは良い。

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    2011年03月28日
  • SARU 下

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     盛り上がりが無いようで有るような、読んだ後に不思議な気持ちになりますねー。物語としてはどうかと思うのですが、逆に臨場感を感じました。実際に事件とかの渦中にいるとどこが山場かなんて分からないものだと思います。

     五十嵐先生の作品はまだ完結したものを読んでいないで比べるのは気が早いかもしれませんが、外の作品よりは比較的理解しやすいと思います。魔女も早く完結して欲しいです。

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    2011年02月08日
  • 魔女 1

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    これも非常に絵が独特な漫画。
    タイトルと表紙絵から、女の恐ろしい嫉妬心とかを描いた様な漫画かと思ったけれど、そうではなく、
    自然の神秘を独特な絵と哲学的な視点で描かれた物。
    基本的にはファンタジーで、良くも悪くも独特です。
    どこか洗練されていないような、素人臭い絵のタッチやストーリーの様な気もしました。

    この「魔女」という作品については、全てボールペンのみで描かれているとの事で、
    そういうところが何処と無く、“絵の上手い人の落書き”みたいな独特なタッチになるのだろうと思う。

    作品よりも、作者の経歴に惹かれます。

    すごく深くてスピリチュアルな話・・。という評価が多いけれど、
    良くも悪くもそ

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    2011年01月31日
  • SARU 下

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    ちょっと2巻じゃまとまって無いような気がします。
    あまrに設定が飛びすぎてて置いていかれてしまいました。

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    2011年01月24日
  • SARU 下

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    上巻の風呂敷の優雅な広げ方に比べ、けっこうあらっぽくたたんだなという印象。踊りや歌がそのまま暴力的な力になるというのは、古橋秀之「ブラックロッド」の世界をちょっと思い出した。

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    2010年12月26日
  • SARU 上

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    先週末、久々に部屋を片付けてたら、かなり以前に本屋で貰った小冊子(試し読みの)を発掘。
    再読したらどっちも読みたくなって、まずはサックリ読めるであろうコミックから購入。
    しかし…難しい。
    なんだかわかるようなわからんような。
    深読みしようとするとスッゴイんだけど、如何せん自分の知識の無さに全然深読みしようがないかんじ。
    でも、やっぱり五十嵐氏、好き。
    でも期待しすぎてた為満点にはならず。

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    2019年01月16日