五十嵐大介のレビュー一覧

  • SARU 下
     盛り上がりが無いようで有るような、読んだ後に不思議な気持ちになりますねー。物語としてはどうかと思うのですが、逆に臨場感を感じました。実際に事件とかの渦中にいるとどこが山場かなんて分からないものだと思います。

     五十嵐先生の作品はまだ完結したものを読んでいないで比べるのは気が早いかもしれませんが、...続きを読む
  • 魔女 1
    これも非常に絵が独特な漫画。
    タイトルと表紙絵から、女の恐ろしい嫉妬心とかを描いた様な漫画かと思ったけれど、そうではなく、
    自然の神秘を独特な絵と哲学的な視点で描かれた物。
    基本的にはファンタジーで、良くも悪くも独特です。
    どこか洗練されていないような、素人臭い絵のタッチやストーリーの様な気もしまし...続きを読む
  • SARU 下
    ちょっと2巻じゃまとまって無いような気がします。
    あまrに設定が飛びすぎてて置いていかれてしまいました。
  • SARU 下
    上巻の風呂敷の優雅な広げ方に比べ、けっこうあらっぽくたたんだなという印象。踊りや歌がそのまま暴力的な力になるというのは、古橋秀之「ブラックロッド」の世界をちょっと思い出した。
  • SARU 上
    先週末、久々に部屋を片付けてたら、かなり以前に本屋で貰った小冊子(試し読みの)を発掘。
    再読したらどっちも読みたくなって、まずはサックリ読めるであろうコミックから購入。
    しかし…難しい。
    なんだかわかるようなわからんような。
    深読みしようとするとスッゴイんだけど、如何せん自分の知識の無さに全然深読み...続きを読む
  • SARU 下
    面白かった!
    面白かった!んだけど、うん、もう少しナナという存在について深堀してみせて欲しかったかなあ。
    勿体ない、惜しい!という感じ。

    でも、面白かった。
  • SARU 下
    上巻と合わせて3回くらい読み返してみたのに、まだ完全に掴めないほど、奥深い作品です。
    でも、こういう宗教やオカルトが絡みまくった壮大な世界観は、嫌いじゃないなぁ。

    伊坂幸太郎『SOSの猿』と対になっている作品らしいのですが、「対」の意味がよくわからないような…
    “憑依”する“猿”(=孫悟空)やエク...続きを読む
  • カボチャの冒険
    リトル・フォレストが、大好き。
    あれで、ふきみそが大好物になりました。

    こんな暮らし、やってみたいなあ・・・

    目次がユニークで、かぼちゃがかわいかった〜
  • 魔女 2
    こんな風に画がかけたらどんなにいいだろう。

    羊の脳みそを食べているコマがすき。

    アニミズムとニューエイジ思想と女と人間のいやらしさが
    つまった作品。
  • 海獣の子供 1
    よくわかんない。

    でもすきだしおもしろい、とは思う。

    雨が降っていながら潜るところはからだに
    冷たい雨を感じた。
  • SARU 上
    五十嵐大介の漫画は結構好きなので、新作がでるとチェックしてます。
    これは、漫画では珍しい書き下ろし。
    原作は伊坂幸太郎の「SOSの猿」。
    原作を読んでないのでどれくらい翻案されているのかは不明ですが、
    漫画版は上下巻になるみたいなので、かなり翻案されていると思われます。

    「猿」とは「斉天大聖 孫悟...続きを読む
  • 魔女 1
    一巻と二巻をわざわざ別にレビューすることは滅多にないのだけれど…

    そもそも「魔」という文字が、単独でもまがまがしい意味合いに捉えられやすくなったのは何故だろう。
    「悪魔」でさえわざわざ「悪」を足しているのに。

    きっと理解できない、したくないものを「魔」だとしてきたからなんだろう。

    でも、目をそ...続きを読む
  • SARU 上
    神話や御伽噺・昔話の意外な見解をしている物語。
    でも、確かに言われてみれどそうかもしれないと思ってしまいました。

    そういう話に興味がないとちょっとしんどいというのは頷ける。

    面白いは面白いけれど、要素がつまりすぎていてちょっと難解なのは否めないかなぁ。
  • 魔女 1
    うーん。一読のみでは私にはこの本の魅力がさっぱり分からない…。好み?
     もうちょっと読みこなさないダメみたい。他の人のレビューが熱烈なものなだけに期待しているけれど。
  • リトル・フォレスト(1)
    エッセイや雑誌ではやまほどある田舎暮らしモノのマンガ版。なだけなら買うわけもなくて、やはり魅力は絵の威力。画面をとぎれることなく繋ぐ緑。鳥。虫。獣。は見ているだけで目に快いし、均質な画は、そのまま均質な世界と地続きで、なるほど、なにもないところなど自然にはない、のです。
    都会と田舎の対比と、とってつ...続きを読む
  • 海獣の子供 1
    今第四巻まで読み進めたところ。

    知り合いに勧められて読んだのだけど
    その独特の雰囲気が絵ともマッチしていて
    おもしろい。
  • リトル・フォレスト(2)
    のんびり田舎暮らし。
    と思ったら、主人公は結構重いもの背負って
    田舎に戻ってきていたのでした。
    でも、ラスト良かったね。

    2巻で完結したみたいだけど
    結婚後の話も見てみたいです。
  • カボチャの冒険
    漫画です。
    猫・カボチャが可愛すぎる…
    人間を動物に置き換えた設定の話も嫌いではないけど。
    動物飼えない人が映像や写真やぬいぐるみで楽しむのと同じ感覚。
    鼠のくだりではありのまますぎて猫飼ったことない私は若干寒気がしましたが。
    なかったことにし始めたってのは分かる!
    ワンコもそうですよ〜、照れたり恥...続きを読む
  • 海獣の子供 3
    ジャンル的には何というのだろう。自然と人間の共生がテーマになっていて、創世記や神話の要素もあり、舞台を海にした「もののけ姫」のような、独特の雰囲気がある。
    深い森の中というのも、人智の理解を超えた空間であると思うけれど、深い海の底というのは、それを更に凌駕する、未知の生物が棲む前人未到の領域だ。

    ...続きを読む
  • 海獣の子供 3
     海が奇麗に見えたり怖く見えたりするので、感情の移入先に困ります。うーん、でも実際の生活で身近な人の違う一面が見えて驚いたりするからそれと同じか?

     ところで私の住んでいる近郊では連載雑誌IKKIをさっぱり見ないから実は休刊したのかと思ってました。帯にちゃんと発売中って書いてあって安心しました〜。