五十嵐大介のレビュー一覧

  • SARU 上

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    猿とSARUをめぐる黒魔術と白魔術。世界の秩序をかけて、秘められてきた2つの力が衝突する。宗教にも文化にも、それぞれに果たすべき壮大な役割があった。しかしサベーリョの目的は、混乱を鎮め、この星を安定へと導くことではなかった。

    ミステリアスで知的だった。すこし読んで気に入り、読後もなかなか興奮がさめなかった。知りえない存在(神)およびその力(神秘)と庶民とをつなぐという点にも宗教や文化の意義はあったのだ。今日までになかった視点で考えられるようになったかもしれない。

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    2011年02月19日
  • SARU 下

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    ネタバレ

    猿とSARUをめぐる黒魔術と白魔術。世界の秩序をかけて、秘められてきた2つの力が衝突する。宗教にも文化にも、それぞれに果たすべき壮大な役割があった。しかしサベーリョの目的は、混乱を鎮め、この星を安定へと導くことではなかった。

    ミステリアスで知的だった。すこし読んで気に入り、読後もなかなか興奮がさめなかった。知りえない存在(神)およびその力(神秘)と庶民とをつなぐという点にも宗教や文化の意義はあったのだ。今日までになかった視点で考えられるようになったかもしれない。

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    2011年02月19日
  • そらトびタマシイ

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    現実、リアルな世界に住みながら、世界の向こう側、非現実を感じとれた。

    最近はそんな事を考えることが多いから、楽しめる内容となった。

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    2011年02月08日
  • SARU 下

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    【SOSの猿・未読】
    スケールが壮大なだけにもっと長編にもできそう。
    でも余計なことは一切省いて上・下巻におさめたのは
    ある意味こちらで自由に深読みして楽しめるのかもしれない。
    実際、世界の宗教とか神話のリンクってのは
    調べれば調べるほど想像力をかきたてられるからね。

    そういう意味では今作を読むにあたって
    キーである孫悟空に対する私の知識が、いわゆるお釈迦様の手の上で暴れるイメージしか持っていなかったことが、ちょっともったいなかった気がする。
    大本の西遊記やら登場した歴史上の人物等のバックグラウンドを知れば知るほど、より面白いかも。

    あとは、競作の『SOSの猿』を読んだ時に、印象がどう変わ

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    2011年01月30日
  • SARU 上

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    世界をまたにかけたオカルト・ファンタジー。かつて世界のあらゆる秩序を左右し、いまは各地の伝承にひそむ「猿」の影。魅力的な絵も、風呂敷の広げ方も、すばらしい。

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    2010年12月26日
  • SARU 下

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    上以上にどんどん話がでかくなっていって、テンション上がる。
    ビジュアル的にも話的にもイメージの広がりがほんと凄い。

    ただ、尺の関係もあるんだろうけど、ピサロのくだりとか、説明少ないまま終わってしまっているのとか、最後の落ちがいまいちしっくりこなかったりとか、ちょっと勿体ない感じ。

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    2019年01月16日
  • SARU 上

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    こんな物語を編み出すなんて、すごい着想力だあ!
    画が、独特の世界観を一層際立たせてる感じ。

    単純に面白かった!

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    2010年11月23日
  • SARU 下

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    4年の付き合いの美容師さんに薦められている本。上巻も併せて買おうかな。
    と書いてだいぶ経ってから購入。うむ。ファンタジック。舞台が全世界に及んでいて、少し目まぐるしい。もっと凝縮された世界でも良かったかなあ。

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    2010年12月31日
  • SARU 上

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    スケールがでかすぎて、描写が美麗すぎて失神しそうになる。人間も背景も一緒なんだな、この人にとっては。

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    2010年11月13日
  • リトル・フォレスト(2)

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    これ読んで安易に田舎暮らしびばーという人もいそうだけどそういう話ではないことは読んでいればよくわかる。
    色々な苦しさとか辛さもおいしい野菜やケーキが揉み解してくれる。
    そういう生活はしかしあこがれてしまうなあ。

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    2010年11月03日
  • 魔女 1

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    短編がちょっと苦手な自分には不得意分野。
    でも相変わらず世界観は秀逸。
    一方、物語が難しすぎる。1回しか読んでないからもう一度読み返すと良さが分かるかも。1度で言いたいことが分かる人は少ないんじゃないかなあ。

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    2010年10月05日
  • 魔女 1

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    凄い画力。その一言に尽きる。見開きの画なんて見てて気分が悪くなるくらいの描き込み。素晴らしい。これボールペンとかで描いてんのかな?定規とか使ってなさそう。短編集ではあるけどどれも読み応えのある物語ばかり。癖になりそうだな。

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    2010年09月18日
  • 魔女 1

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    神秘的な話を素晴らしい画力で伝えている。現代の環境破壊の問題も提議しており、色々と考えさせられるマンガ。

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    2010年09月07日
  • 海獣の子供 1

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    海と生命のサイクル、巨大なうねりが
    イメージ化されてどばーっと画面に埋まっている。
    というのが五十嵐さんの印象です。

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    2010年09月04日
  • そらトびタマシイ

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    五十嵐大介の作品の中でもこれが一番すき。

    お父さんが交通事故にあった現場で
    焦げたにおいに「お父さん、ごめんね・・・」と
    呟きながらもお腹がなってしまう少女。

    人間てすごく俗物的な生き物。

    いつまでも手元に置いておきたい一冊。

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    2010年10月22日
  • SARU 上

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    伊坂幸太郎『SOSの猿』とのコラボ。
    五十嵐漫画、もともと好きだったので手にとりました。

    がっつりファンタジーに歴史上の人物がからまったのって、大好き。
    下巻まだかな~。

    『西遊記』完訳(君島久子訳)を今読んでます。

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    2010年08月27日
  • リトル・フォレスト(1)

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    便利すぎる都会で育った自分には縁遠い暮らし。
    語り継がれていかないといけない、自然と共に生きるための知恵がつまってる感じ。

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    2010年08月05日
  • 海獣の子供 1

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    不思議漫画。

    社交性の無い中二女子(!!!)琉花が出逢った二人の男子「海」と「空」はジュゴンに育てられた子供。
    もしかして人外の者?と思いつつ琉花ちゃんとふたりは惹かれあって行く、的な。

    海嫌い杉並代表の俺が、この漫画との出会いにより海にちょいと興味を持った。
    話は適度に壮大で素晴らしい。「魔女」も良かったしな。
    何よりイイのは海に代表される自然描写。ロウに引かれたたくさんの線が描く景色が凄くイイイイイイ。
    「蟲師」の森だー草だーが大好きな俺だがこのひとの水とか魚もすげぇ好きだ。不意なタイミングで入ってくる「証言」(海で変な体験をしたひとの話)がドラマティックでグッとくる。

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    2010年06月29日
  • そらトびタマシイ

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    ちょっと暗い気持ちになるけど、それでも温かい気持ちになれる。
    子猫と女の子とパン屋さんの話が好き。

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    2010年05月30日
  • SARU 上

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    初五十嵐大介

    何となく気になったので読んでみたんだけど正解でした
    絵がかっこいいです
    特に白人がすてき

    物語が淡々とではありながら、着実に結集していくところが良いです
    よどみなく小気味良い
    某少年誌なら単行本10冊くらいひっぱりそうな内容です
    でも下巻で終わっちゃうのがもったいない気も

    下巻出たら小説の方も読んでみたい

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    2010年04月13日