五十嵐大介のレビュー一覧

  • リトル・フォレスト(1)

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    田舎でタラタラと田舎メシを作りながら暮らす話なのだが、ロハス的理想の田舎暮らしではなくきちんと田舎の泥や寒さ、不便さ辛さが描かれている。主人公の平凡な内面生活と相まって人間が生きるという生活の空気が写実的に描写されて良い。画力も高い。作風を見て女かな?と思っていたら男性でした。すいまそん。

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    2011年09月30日
  • リトル・フォレスト(2)

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    ほんの少し出てくる主人公の「心の持ちよう」が邪魔。もうすでに語り口やエピソードに染み出ているので、不要。
    ラストがいきなり地方再復興!になっていたのも、マイナス。
    たぶん個人的に、そういう事は初めに無理矢理唱えるより、復興が地道に成っていくことで内から興ってゆくのが自然だと思っているからかも。

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    2011年09月11日
  • カボチャの冒険

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    作者の実体験が反映されたネコと田舎で暮らす話。ツンデレ猫のカボチャが動きのある線で生き生きと描かれていて、かわいさも憎たらしさもリアルで雰囲気あります。読むとほっこりした気分になれるマンガ。

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    2011年08月29日
  • SARU 下

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    ネタバレ

    太古の昔から地球にいた猿神の分身同士が、人類の敵味方に別れて戦う話。

    スケールはデカイ。数千年かけて人類の意識に溶けたサルと、数千年肉体を眠らせたサルの戦いで、近年の人類の変容により、これまで押さえてきたサルの肉体を抑えきれなくなり、凄まじい力で暴れだすというもの。
    地球規模のオカルトだが、印象としては環境破壊、文化破壊への警鐘を仮託したものに思え、対策や結末はどうもしっくりこなかった。
    いやもう、一度暴れてしまったら、もうダメなんでないかと思える規模なので、なんとか抑えられたのが、どうも納得できない、というか、理解しきれない。

    それで終わってしまうのもちと業腹なので、伊坂幸太郎も読んでみ

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    2011年05月29日
  • SARU 下

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    2011.05.07

    『SOSの猿』と対になっているという作品。
    確かに、ちらほらとそういう感じがある。
    しかし、こちらを読んでも、なんというかスケールがでかすぎて・・・。

    西遊記を読んでみたくなった。

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    2011年05月07日
  • SARU 上

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    伊坂の「SOSの猿」と対をなす作品だというので、読み始めた。確かにセット商品。でもこっちがプロローグというか、いや、「SOS
    の猿」はこのプロローグに対して本編とは言い難いか。こっちが本編で、伊坂がエピローグなのかな?とにかく、後半に期待!

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    2011年05月03日
  • SARU 上

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    さる。

    面白いからさらっと読んでしまったが、上下の2巻なので、もう少しボリュームがほしかった。

    人物をそれほど深くかけていない印象だが、ディザスターシーンは良い。

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    2011年03月28日
  • SARU 下

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     盛り上がりが無いようで有るような、読んだ後に不思議な気持ちになりますねー。物語としてはどうかと思うのですが、逆に臨場感を感じました。実際に事件とかの渦中にいるとどこが山場かなんて分からないものだと思います。

     五十嵐先生の作品はまだ完結したものを読んでいないで比べるのは気が早いかもしれませんが、外の作品よりは比較的理解しやすいと思います。魔女も早く完結して欲しいです。

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    2011年02月08日
  • 魔女 1

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    これも非常に絵が独特な漫画。
    タイトルと表紙絵から、女の恐ろしい嫉妬心とかを描いた様な漫画かと思ったけれど、そうではなく、
    自然の神秘を独特な絵と哲学的な視点で描かれた物。
    基本的にはファンタジーで、良くも悪くも独特です。
    どこか洗練されていないような、素人臭い絵のタッチやストーリーの様な気もしました。

    この「魔女」という作品については、全てボールペンのみで描かれているとの事で、
    そういうところが何処と無く、“絵の上手い人の落書き”みたいな独特なタッチになるのだろうと思う。

    作品よりも、作者の経歴に惹かれます。

    すごく深くてスピリチュアルな話・・。という評価が多いけれど、
    良くも悪くもそ

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    2011年01月31日
  • SARU 下

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    ちょっと2巻じゃまとまって無いような気がします。
    あまrに設定が飛びすぎてて置いていかれてしまいました。

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    2011年01月24日
  • SARU 下

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    上巻の風呂敷の優雅な広げ方に比べ、けっこうあらっぽくたたんだなという印象。踊りや歌がそのまま暴力的な力になるというのは、古橋秀之「ブラックロッド」の世界をちょっと思い出した。

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    2010年12月26日
  • SARU 上

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    先週末、久々に部屋を片付けてたら、かなり以前に本屋で貰った小冊子(試し読みの)を発掘。
    再読したらどっちも読みたくなって、まずはサックリ読めるであろうコミックから購入。
    しかし…難しい。
    なんだかわかるようなわからんような。
    深読みしようとするとスッゴイんだけど、如何せん自分の知識の無さに全然深読みしようがないかんじ。
    でも、やっぱり五十嵐氏、好き。
    でも期待しすぎてた為満点にはならず。

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    2019年01月16日
  • SARU 下

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    上巻と合わせて3回くらい読み返してみたのに、まだ完全に掴めないほど、奥深い作品です。
    でも、こういう宗教やオカルトが絡みまくった壮大な世界観は、嫌いじゃないなぁ。

    伊坂幸太郎『SOSの猿』と対になっている作品らしいのですが、「対」の意味がよくわからないような…
    “憑依”する“猿”(=孫悟空)やエクソシストが絡んでいるところが共通といえますが、かたや株の誤発注をめぐる物語で、かたやノストラダムスの予言を絡めた世界滅亡の話で、スケールがかなり異なります。
    でも奈々の苗字が「辺見」だったりと、関連をにおわせているところがニクいですね。

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    2011年07月16日
  • カボチャの冒険

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    リトル・フォレストが、大好き。
    あれで、ふきみそが大好物になりました。

    こんな暮らし、やってみたいなあ・・・

    目次がユニークで、かぼちゃがかわいかった〜

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    2010年09月20日
  • 海獣の子供 1

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    よくわかんない。

    でもすきだしおもしろい、とは思う。

    雨が降っていながら潜るところはからだに
    冷たい雨を感じた。

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    2010年10月22日
  • 魔女 2

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    こんな風に画がかけたらどんなにいいだろう。

    羊の脳みそを食べているコマがすき。

    アニミズムとニューエイジ思想と女と人間のいやらしさが
    つまった作品。

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    2011年01月13日
  • SARU 上

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    五十嵐大介の漫画は結構好きなので、新作がでるとチェックしてます。
    これは、漫画では珍しい書き下ろし。
    原作は伊坂幸太郎の「SOSの猿」。
    原作を読んでないのでどれくらい翻案されているのかは不明ですが、
    漫画版は上下巻になるみたいなので、かなり翻案されていると思われます。

    「猿」とは「斉天大聖 孫悟空」のこと。
    「孫悟空+現代」な感じのストーリー展開なので興味深いです。

    五十嵐大介の漫画に共通することではありますが、説明は最低限なのでちょっと難しく感じるかもしれません。
    変異を感じて「ギャッ」っと騒ぐトカゲなど、台詞にたよらない表現はすごいです。

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    2010年08月04日
  • 魔女 1

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    一巻と二巻をわざわざ別にレビューすることは滅多にないのだけれど…

    そもそも「魔」という文字が、単独でもまがまがしい意味合いに捉えられやすくなったのは何故だろう。
    「悪魔」でさえわざわざ「悪」を足しているのに。

    きっと理解できない、したくないものを「魔」だとしてきたからなんだろう。

    でも、目をそらしたくなるところにこそ、見なくてはいけないものがある。

    人が自然を魔ではなく神とした意味と、それが具現化された人間を魔とした意味。

    まあそんな小難しい話じゃないんだけどね。

    大事なものは、時として多くには受け入れられないんですね。っつう感想。

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    2010年06月22日
  • 魔女 1

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    うーん。一読のみでは私にはこの本の魅力がさっぱり分からない…。好み?
     もうちょっと読みこなさないダメみたい。他の人のレビューが熱烈なものなだけに期待しているけれど。

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    2010年02月05日
  • リトル・フォレスト(1)

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    エッセイや雑誌ではやまほどある田舎暮らしモノのマンガ版。なだけなら買うわけもなくて、やはり魅力は絵の威力。画面をとぎれることなく繋ぐ緑。鳥。虫。獣。は見ているだけで目に快いし、均質な画は、そのまま均質な世界と地続きで、なるほど、なにもないところなど自然にはない、のです。
    都会と田舎の対比と、とってつけたようなラストは凡庸。そろそろどっか別の出口はないものか。

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    2009年12月01日