児玉雨子のレビュー一覧

  • 目立った傷や汚れなし

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    せどり、ググりました。
    たぶん私は結婚した当初、この話に出てきた旦那さんよりで、(いや今もかも)結構身につまされる部分もあった。
    欲しいという気持ちは、買ってしまえば自分の物になるから消えてしまう、というフレーズは確かにそうかもと。
    だからこそ、よく考えて物を買わないと、買うことには責任が伴うなと思った。
    主人公がだんだんと壊れていく感じが不気味で良かった。
    結構えぐられるわりに、さらっと読める。

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    2026年03月25日
  • 目立った傷や汚れなし

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    読みやすくて面白かったけど。
    夫との関係でもっと暗い話になるかと思いきや、意外と明るい話でした。
    ただ、最後のエンディングはあれでいいの?どなたかに解説してほしい。

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    2026年03月04日
  • 私の身体を生きる

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    ネタバレ

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    アンソロジー、あまり読んだことがなかったので読めるか少し心配でしたが、

    いろいろと、それぞれに、自分の身体に関する記憶や経験が書かれていて、

    無事読めました。

    ワンテーマを通して、こんなに豊かなアンソロジーができるんだなーと、やっぱ一流の作家さんたちだからかと思いますが、読者としても自分自身の経験について振り返る機会になったり、他者について少し想像する機会になる、とても良い本だったと思います。

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    2026年02月18日
  • 私の身体を生きる

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    リレーエッセイ方式で17人の書き手が
    『私の身体を生きる』という性をテーマに綴った作品。

    想像していた感じと、かなり違っていた。
    同じテーマでも書き手によって随分とみえる世界が変わるものだ。編集者から依頼された形で綴っているためか、何となく及び腰に感じる作品も少なくない。

    女性しばりでリレーエッセイ集にした意味する所も、問いたいが、赤裸々告白をするものから、トラウマ的な内容を飄々と語ったものまで、多種多様・・・

    トップバッターの島本理生さんの作品だけは、眠っていたような共感が呼び起こされる様な感覚があった。
    恋愛ものがお得意な作家さんだけに、性の役割にも飄々と鋭い着眼点をお持ちだ。

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    2026年02月13日
  • 目立った傷や汚れなし

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    あさきょさんの本棚から、同じく怖いもの見たさで手に。

    フリマアプリユーザーとして、どんなヤバい事があるのかを知っておこうと思ったものの、期待ほどではなく…
    せどりがお小遣い稼ぎにしては効率の悪そうな仕組みということはわかったかな。

    主人公のミドは、夫の精神疾患による休職で結婚生活の分かり合えなさがどんどん増幅していた。そのストレスから逃げる手段がせどりだったのだろう。
    ただのゴミがほんの少しのお小遣いになることの歓びで済めばよかったのに。

    自分がリサーチした物が期待通りの高値で売れるということは、かなり自己肯定感が高まることなのだろう。
    一度沼ると抜け出せないのは推し活と同じかも。

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    2026年02月08日
  • 私の身体を生きる

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    「私の身体を生きる」というテーマのエッセイ集。
    びっくりした内容もあった。自分の性を語るのは難しい、

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    2026年02月01日
  • 目立った傷や汚れなし

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    資本主義社会で消費のサイクルを回しながらいつのまにか自分自身がその輪に組み込まれていることの息苦しさや虚しさ、価値とは何かという問いかけに答えられない不甲斐なさ、そういったものがじわじわ迫ってくる。
    ギリギリまで不穏な閉塞感が膨らんで、さいご全部バーッンてなって終わるとこが、なるほど芥川賞候補作家ぽいなと思う。

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    2026年01月12日
  • 私の身体を生きる

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    藤原麻里菜さんのが印象的だった。
    知らずに読んでいたけど藤原麻里菜さんって、無駄づくりの彼女だったのか!
    それに気づいてからより面白く読めたし、女とか関係なしに能力を認められたい気持ちは、理系入試女子枠アンチのわたしの気持ちを代弁してくれた。
    男性に女としてのフィルターを通して見られたくない気持ちでありながら、女である自分(の身体)が好きだというまとめ方も好きだった。

    痴漢被害にあった人が多く驚いた。私は痴漢にあったことはない。こんな言い方だめなんだけど、共感、理解のために痴漢の経験があればよかったなとか思った。

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    2026年01月14日
  • 目立った傷や汚れなし

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    うーん、短いのでさらりと読めますが、意図するところが読み取れなかったです。
    単にフリマアプリの話かなあと思っていましたが、購買欲?循環?ゴミ?エコ?私にはむずかしい…

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    2025年12月26日
  • 目立った傷や汚れなし

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    “のび太にさえ自分だけの部屋があって、ドラえもんにも押入れというパーソナルスペースがあるというのに、どうしてこの時代に私には私だけの空間がないのだろう。(中略)安心してひとりになるには金が要る。”(p.25)


    “追い詰められてから動こうとするのは、能力なり環境なり、価値あるものを持っているか、道を譲られてきたひとの特権なのだ。(中略)仕事ができるわけでも、容姿がすぐれているわけでも、大きな車を狭い道で乗り回せるわけでもない私は、きっと自分が追い詰められたと気づいたころには人知れず落っこちて、そのままおしまい。そうならないようにいつもすこしずつ生活を案じて、私の生活という足場がほころばないよ

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    2025年12月23日
  • 目立った傷や汚れなし

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    フリマからせどり。フリマはしたことあるけど、その為に新しく買って売るのがせどり。旅行行った先でそういうことするかもなぁ。ゴミと思っていたものがお金になる。梱包や発送、やり取りなど面倒な割に手に入るお金は少ないが。

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    2025年12月16日
  • 私の身体を生きる

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    【目次】

    Better late than never(島本理生)

    肉体が観た奇跡(村田沙耶香)

    「妊娠」と過ごしてきた(藤野可織)

    身体に関する宣言(西加奈子)

    汚してみたくて仕方なかった(鈴木涼美)

    胸を突き刺すピンクのクローン(金原ひとみ)

    私は小さくない(千早茜)

    てんでばらばら(朝吹真理子)

    両乳房を露出したまま過ごす(エリイ)

    敵としての身体(能町みね子)

    愛おしき痛み(李琴峰)

    肉体の尊厳(山下紘加)

    ゲームプレーヤー、かく語りき(鳥飼茜)

    私と私の身体のだいたい五十年(柴崎友香)

    トイレとハムレット(宇佐美りん)

    捨てる部分がない(藤原麻里菜)

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    2025年12月07日
  • 目立った傷や汚れなし

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    パートナーが働けなくなったことをきっかけに、フリマアプリにのめり込んでいく女性の話。
    売れるか売れないか、何円で売れるか、売るためには綺麗に使わなければ。
    ほとんど強迫観念的に物の価値を見定めようとする言動に、どことなく狂気を覚えかけたけれど、現代人はわりとそういう傾向にあるのかもしれない。
    フリマアプリはとても有用だと思う。多分SDGsだし。
    とはいっても、いつか売ろうと思って溜まり続けている売れるはずの物たちは、それは、ゴミだ。
    家賃を払ってくれるわけでもない物どものが部屋を圧迫している事実から目を背けず、売るか捨てるか、いい加減向き合わなければな、と読後に自戒せざるを得なかった。

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    2025年11月28日
  • 私の身体を生きる

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    「汚してみたくて仕方なかった」鈴木涼美
    売春が無くならないのは、男側の問題の方が大きいけど、自分に値打ちが付くことに依存する女側の問題もあるのかもしれないと思った。女は性処理として利用されてきた時代が長く続いたせいもあり、完全に無くすことは難しいのだと悟った。

    「トイレとハムレット」宇佐見りん
    面白かった、、!確かに腹痛と苦悩のポーズは似ている。舞台が好きな理由として「シンプルだから」っていうのはすごく腑に落ちた。たった一つの物語、感情を演じているだけだもんな。現実の方が感情ごちゃ混ぜで騒がしいもの。

    「私の三分の一なる軛」児玉雨子
    生物は毎日ちょっと死んでおかないと生きられないって興味深

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    2025年11月22日
  • 目立った傷や汚れなし

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    ネタバレ

    フリマアプリの今どきのお話。
    フリマアプリの文化もやはり人間関係が生じて、いろいろな共感や軋轢や生まれる様が面白い。

    物に対しての価値感が違えば、すべてのことにも共感が得られなくなるのだ。

    エンディングが衝撃的?!
    ミステリーのどんでん返しのようでもある。

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    2025年11月06日
  • 私の身体を生きる

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     身体や性についてのエッセイ集。この中で柴崎友香さんが呈示していた疑問「なぜ書き手の性別を限っているのか」、私もこれと同じことを思った。もう、このフェーズは終わっていないか。いま、同じテーマで、男性やその他の性の人の語ることも聞きたいし、それらが同じひとつの場所に並べられているところを見たい。
     どのエッセイもそれぞれ興味深かったし、色んな方向に心動かされたが、上記の意味で、柴崎さんが「このような疑問を私が持っていることを編集者と共有できたので、書くと返答した」という経緯を書いてくれていたことが、いちばん嬉しかった。もちろん、疑問の詳細は私が書いたこととは違ったけれど。

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    2025年11月02日
  • 私の身体を生きる

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    どんなことをどんな風に語るかは自由なはずなのに、不思議と受ける印象が近い方も多い。圧倒されたのは、自身の自慰について複数名の方が赤裸々に書かれていたこと。もちろん秘めておくべきかどうかは個人の自由だが、同じことを目の前の男性に言われたらきっと眉間にシワを寄せてしまうと思うので、(こんな性差を感じてどうかとも思うが)そうならないのを織り込み済みの、女性性を逆手に取った表現ような気もする。私のお気に入りはセブンルールで見たことのある藤原麻里菜さん。「もし、技術が発達して、アバターを作って仮想空間で生きれるとしたら、私は女の身体を選ばず、カービィみたいなピンク色の球体を選ぶだろうと思うのだ。そうした

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    2025年10月05日
  • 私の身体を生きる

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    テーマはとても興味深い。
    面白いかと言われれば分からない。
    人の隠しておく部分を覗き見したような気持ちになった。「隠しておく」部分ではないのである、もっとオープンに話そうよ、自分の身体のことなんだから、がメッセージか?

    年を経ると病気の「身体」のことをしょっちゅう話すようになるのに、この本読んで「隠しておく」部分と感じたのは何故なのだろうか? 社会による刷り込みか?

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    2025年09月18日
  • 私の身体を生きる

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    高橋源一郎さんのラジオで紹介されているのを聞いて読んでみた。
    同じ状況でも「気づいてしまう人」と「気づかずスルーする人」がいると思うが、
    「女であること」で少なからず嫌な思いをした経験は誰にでもあると思う。
    痴漢について、本筋からはずれるかもしれないが、これだけ多くの女性が被害に遭ってる、ということはそれだけ痴漢をやったヤツがたくさんいる、ということよね?
    もしかしたらそこにいる善良そうなおぢさん、爽やかそうなお兄さん、しょぼくれたおじいさんだって!
    それでもみんな知らんぷりして普通の生活をしているんだろう、と思うとものすごく腹立たしい。
    またまた話がズレるが最近読んだ大谷晶さんが自分をすごく

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    2025年09月09日
  • 誰にも奪われたくない/凸撃

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    奪ったり奪われたりしない様こころを擦り減らし疲れ果てて、もう私は目を瞑って身を任せる事にしてしまったけど、レイカも児玉さんもこの連関に立ち向かっているんだなあと考えたら少し泣きそうになった。強い。同じ生き方は出来ないけど憧れる。

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    2025年09月01日