児玉雨子のレビュー一覧
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腑に落ちなくてずっと何が言いたいのかを掴み損ねたまま読み終えてしまったけど、好きな本だなと思った。なんかわからんけどとてもおしゃれな感じがして良かった。表紙が合ってる。
奪ったり奪われたりしながら生きてるって感覚、よくわかるな…
この世界の片隅に原作ラストの右手のポエムを思い出した。あっちはもっと穏やかなニュアンスだったけど。
凸撃も苦しかったけど良かった。
ケンカの配信なんてものがあるんだなあ。
私も人生でそれなりに惨めな思いしてきたつもりだけど怠惰でいられるのは本当に心の底からは惨めで悔しい思いをしてないからなんだろうなと思った。幸せな人生だ…
あと、全体的になんか資格の話めっちゃされ -
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私も夢女と呼ばれる者の端くれなので、帯の「夢小説」という言葉に惹かれて購入。(読んだのはだいぶ前なので、この感想も記憶が曖昧な中書いているのだけど……)
具体的にどんな内容なのか想像つかず読んだ記憶があるが、内容は児童ポルノ問題とか毒親要素もあって、なかなか重めだった。
「あくまで『夢女子』に焦点を当てた」という作品ではないので、私のように「エッ夢小説が出てくる作品が芥川賞候補!?!!?一体どんな内容なんだ!!!!」と意気込んで読み始めるといささか拍子抜けかもなので、夢女の皆さんはそこは注意。
むしろ焦点を当ててるのはタイトル通り「名前」。自分を象徴するものである名前が、苦しみの種になったら… -
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児玉雨子さんによる江戸(近世)文芸の紹介エッセイとリメイク短編小説を収録した本。そういえば江戸(近世)文芸ってあまり話をしている人たちも見ないな…?と思って読んだ。あと単純に児玉雨子さんの『##NAME##』が超よかったので他の著作も読んでみたくて。松尾芭蕉の創作者メンタルや平賀源内の異種ヤンデレ純愛幼馴染ハーレムBL、江戸時代のスラングや遊女たちのシスターフッドなど、そんなこと書いてたの!?と衝撃を受ける作品の数々を紹介しており、そりゃ当時といまの価値観であわないこともあるだろうけどそれと同時に変わらないものもあるんだよな…人間って今も昔も似たようなことで喜んだり悲しんだりしているよな…と当
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児玉雨子さんは初めて読んだのだけど、好きな作家さんだ。テーマの切り取り方も文体もかなり好みだ
人の無遠慮さを描くことにためらいがなくて、目をそらしたくなるような言動が主人公にぶつけられて雑な扱われ方をされ、それに慣れていくことにこちらも疲れてくる。そう思った矢先に「傷つくことに疲れてきた」という一文が飛び込んできて、主人公とシンクロしているような作者にこちらの心が読まれている気持ちになった
いま私たちは増やそうと思えば容易に名前を増やすことができる。SNSだって複数アカウントで作れるし所属するコミュニティによって名前をつけかえることができる。そのコミュニティで呼ばれるその名前は間違いなくそこで -
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たまたま同級生がジュニアアイドルをやっていたので、どんなものなのかは昔から知っていた。雪那と同じように、情報の授業で同級生が名前を調べて、ひそひそ噂をしていた。その子はキャラクターの問題もあってかいじめのようなものはなかったけれど、やはりなんとなくみんなその話題については触れてはいけないものと認識していたのを思い出した。
作者をあまり意識せず読んだんだけど、この方作詞家の方か……!
何曲か知ってる曲(なんなら好きな曲)があって驚いた。
夢小説だの、前略プロフィールだの、出てくるもの的に同年代くらいの作者さんかなと思っていたらバッチリ同い年だった。 -
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私は作詞家、児玉雨子さんのファンです。
雨子さんの歌詞はいつもフラットで、偏ってない。でも私たち女子に(きっと男子も)明日からも生きていくエネルギーを与えてくれます。
本書は全く前知識なく読んだので、古典文学の話と思っておらず日本史超苦手な私はひるみそうになりました。
でも、いつもの歌詞のようにフラットな目線で語られる江戸時代文学に「へ~知らなかった」と興味深く読めました。
「ありがた山のとんびからす」っておもろ(泣きながら笑う絵文字)
本の中で何度も触れられていますが、江戸時代という時代的に女性蔑視な世の中で生まれた作品たちだから私は結構内容に引く部分も多かったです。
昔の作品だから仕 -
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わたしが初めて児玉雨子さんに触れたのは、アンジュルムの「乙女の逆襲」の歌詞だった。「テレビもなんにも夢さえ見てない、そうゆう世間もあたしを見てない」というちょっと後ろ向きな歌詞を、白いミニドレスで着飾ったアイドルたちに歌わせたMV映像が今でも印象に残っている。この楽曲がリリースされた2015年当時はまだ、テレビ文化は残っていただろうか。今ではもう若者たちの中心はYouTubeが台頭する動画文化にすっかり塗り変わってしまっていて、またニュース等の情報伝達もSNSのがはるかに迅速に行われているから、確かに「テレビもなんにも夢さえ見てない」時代が来てしまったように思う。
「誰にも奪われたくない」も -
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どんなことがあっても日常は続いてしまう、というのは最近の作品には多い終わり方だと思う。「オチ」があるわけではない、という意味で、この作品もそうだ。面白い終わり方でスッキリするわけではなくて、どちらかというと最後は開かれている感じ。委ねられていて不安になる。そんな終わり方。
著者の児玉雨子さんはずっと作詞家として知っていたから、読み進めていく中でどうしても作曲家の主人公を児玉さんに重ねてしまった。児玉さんは普段からああいうことを考えているのだろうか、と思ってしまった時点である意味負けだと思うけど、あえて負けにいくとするなら、児玉さんはもっと達観しているのかと思っていた。そんなことはなくて、かな -
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リレーエッセイ方式で17人の書き手が
『私の身体を生きる』という性をテーマに綴った作品。
想像していた感じと、かなり違っていた。
同じテーマでも書き手によって随分とみえる世界が変わるものだ。編集者から依頼された形で綴っているためか、何となく及び腰に感じる作品も少なくない。
女性しばりでリレーエッセイ集にした意味する所も、問いたいが、赤裸々告白をするものから、トラウマ的な内容を飄々と語ったものまで、多種多様・・・
トップバッターの島本理生さんの作品だけは、眠っていたような共感が呼び起こされる様な感覚があった。
恋愛ものがお得意な作家さんだけに、性の役割にも飄々と鋭い着眼点をお持ちだ。
色 -
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あさきょさんの本棚から、同じく怖いもの見たさで手に。
フリマアプリユーザーとして、どんなヤバい事があるのかを知っておこうと思ったものの、期待ほどではなく…
せどりがお小遣い稼ぎにしては効率の悪そうな仕組みということはわかったかな。
主人公のミドは、夫の精神疾患による休職で結婚生活の分かり合えなさがどんどん増幅していた。そのストレスから逃げる手段がせどりだったのだろう。
ただのゴミがほんの少しのお小遣いになることの歓びで済めばよかったのに。
自分がリサーチした物が期待通りの高値で売れるということは、かなり自己肯定感が高まることなのだろう。
一度沼ると抜け出せないのは推し活と同じかも。
で -
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