かわぐちかいじのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
でもこの漫画はスケールのデカさが何と言ってもすごい!
富士山の爆発で、日本各地で大地震が発生する。
そして日本列島が京都あたりで分断され、違う国家になってしまう。
そして片方は中国に、もう片方はアメリカに統治されるという恐ろしい話だ。
かわぐちかいじの漫画は「沈黙の艦隊」「ジパング」をはじめとして、とにかくスケールがデカイ。
しかし、現代から未来にかけて起こっても不思議ではない設定なのだ。
それと興味深い内容としては、登場人物がどことなく「三国志」を意識しているということだ。
例えば主人公の名前は、柳舷一郎(りゅうげんいちろう)という。
そして柳をサポートする2人が、台湾人の張(チャン)、そして元刑事の羽(ユイ)だ。
この3人・・三国志の劉備玄徳、張飛、関羽の3人の名前の文字を使っている・・。
また、途中から登場する柳のライバルになる男が宗方操(むなかたそう)と言って、曹操の「操」の字を使っているのだ。
これだけでも、「現代版三国志」と言ってもいいかもしれない。
早くも続きが読みたい!!
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Posted by ブクログ
ネタバレ空母いぶき コミック 全13巻セット
中国軍が魚釣島を急襲占領、それを取り戻すべく空母いぶきの艦隊群が空母広東の艦隊群と対峙する。
そんな近未来のシミュレーションとして、軍事的な面は緻密に考察されています。
実際の兵器や艦隊戦、潜水艦戦の戦術もリアリティを感じられます。
残念なのは政治の描写。シンゴジラで描かれた官邸にはリアリティを感じましたが、この漫画に出てくる政治家やジャーナリストのような人たちには残念ながらリアリティが感じられない。
最終巻では、お互いをリスペストする軍人たちがうまく鞘を納める展開になっていますが、その点もちょっと残念でした。
今までの歴史の本を読むと、戦争に向かう道は正論では防ぐことができず、様々な偶発的な要素や個人的な見栄や欲望によってずるずると泥沼にはまっていくのが戦いの常だということを考えると、安易に軍事力を使ってもうまく泥沼化は回避できるような描き方はあまり感心できるものではありませんでした。
竹蔵としては、現代の艦隊戦、潜水艦戦に関して多くの知識が得られたことが大きな収穫でした。
竹蔵 -
匿名
購入済み後日談がよみたい!
ネタバレになるのは避けたいので、詳細までは踏み込めないが…無事にいぶきも完結。
双方どちらの主張にも正当性はある。多少強引とはいえ、その主張と主張がぶつかった時、武力はどういう答えを導けるのか、という難しい問題に真摯に向き合ってるのが、かわぐち先生の作品群。本作も例外ではなく、現代おきうるロシアとの問題を丁寧に描いてる。南極と異なり大陸があるわけでない北極は、そこからいずれの方向に南進すればカナダを介してアメリカ、ロシア、北欧に出ることができる。それらの国を最短で繋ぐルートであり、そこが要所にならないはずがない。また、不凍港がほしく南下したいロシアにとって北海道は要所…かわぐち先生の作品はそれが物語だと一笑に付すことができない説得力があって、怖いけど考えなければいけない作品だと思います。絶対よんでおくべき漫画の一つだと思います。