かわぐちかいじのレビュー一覧
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自衛隊の是非
自衛隊は軍隊か?と言う問いに、「戦闘機や戦車をもってるんだし軍隊だろ」と答えるのはたやすい。
しかし、自衛隊はそのような兵器をもちながらも、戦争をしないために両手を縛られた状態にある。
そのような状態で、某国のように為政者の勝手な理論で隣国に攻め入る国がある。
それでも、自衛隊は両手を縛られた状態で立ち向かう。実際に武力衝突があったらどうなるか分からないが、好きで争いを激化させようとする人間は日本の自衛隊にはいないと思う。あくまで、フィクションの世界での話だが、本作を通じて自衛官の清廉さに胸が熱くなってくる。
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安全保障
2022年3月24日にこのレビューを書いてる。ロシアがウクライナに侵攻したことをみると2015年に初版が出版された本書の内容が現実味をおびる可能性も0ではなくかなり高いのではないかと思う。
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かわぐちかいじ先生の作品は、相変わらず鋭い視点をついてきますね。いつ日本が巻き込まれるかもしれない状況を綿密な取材をもとにドキュメンタリーチックなエンターテインメントに仕上がっているところが芝らしいと思います。先生の作品は初期の頃より読ませてもらっていますが、現実のものより多少脚色されていますがそれでも面白いですね。登場する自衛官の生き方が美しい!安全保障の勉強にもなります!実際にトラブったらどうなるかというシュミレーションが見られます。