エーリヒ・ケストナーのレビュー一覧

  • 飛ぶ教室

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    「ぼくが願っているのは、なにがたいせつかということに思いをめぐらす時間をもつ人間が、もっとふえるといいということだ」

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    2025年12月14日
  • 点子ちゃんとアントン

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    めっちゃ良かった。点子ちゃん、好き!
    子どもの目を通して貧富の差を書いていてよい。みんな不完全なのもよい。
    『飛ぶ教室』も読みたいなあ。

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    2025年12月05日
  • 独裁者の学校

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    ネタバレ

    暗殺された大統領の替え玉を養成する「独裁者の学校」。 大臣たちは彼らを使い回して権力の座に居座ろうとするが、そこに思わぬ政変が起きる…。

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    2025年11月24日
  • エーミールと探偵たち

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    ちょいちょい挟まれる笑えるシーン、粋な表現、しんみりする会話など、どこをとっても素敵。ケストナーが子ども心分かりすぎてた。
    あと挿絵が良い。いちばん好きなのは列車を牽引する馬の大群のイラスト。グッズ欲しい

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    2025年11月09日
  • 点子ちゃんとアントン

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    天真爛漫な点子ちゃんと、心優しいアントン。
    そして、点子ちゃんの飼い犬ピーフケ。
    ダメな大人もちゃんと描かれているし、子供だって、危なっかしいところもある。そう、皆正しいことばかりで生きてない。でもそういうの含めて愛くるしい。

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    2025年04月18日
  • ふたりのロッテ

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    P143からの、ロッテがゲルラッハさんに父との結婚を止めさせにいくところ、
    ラストのパルフィー(父)とケルナー(母)が再婚するところ、
    が好きなシーン。

    全ては水面下で進めなければならない計画を、子供なりに精一杯考えて取り組む律儀さ、そして念願叶った瞬間の子供らしい感情を顕にする場面が印象的だった。

    大人になって時間が経ち、子供の頃のみずみずしい感情が忘れてしまい、臨場感を持って感情移入できないのが悔しい。。。

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    2025年03月06日
  • ケストナーの戦争日記 1941-1945

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    『内なる亡命日記』よりも上級国民ぽさを感じる
    知らなかったとする一般市民が多いが『内なる亡命日記』 同様、ジェノサイド風聞が伝わっている
    破滅に突き進んでいる日々が淡々と描かれる

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    2025年01月26日
  • ケストナーの戦争日記 1941-1945

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    ドイツにとどまり続けたケストナーの敗戦へ向かうドイツの日記。膨大な注釈や索引があり、読み込むのになかなかのハードルだったが、ケストナーの反骨精神が垣間見られる。

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    2024年11月27日
  • 飛ぶ教室

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    主に、子どもたちとかつて子どもだった大人たちの、ある年のクリスマスまでの数日間の話。少年たちだって、それぞれ悩みや悲しみを抱えていて、それを仲間達には見せないように強がってたりするんだよなぁと思う。仲間との絆とか、大人よりよっぽど強いんじゃないかとすら思うよ。あと、理解ある大人が近くにいる大切さも痛感するな。
    私は子どもの頃にこの本を知らないでいたのだけど、大人になってから読むのでも響く言葉は色々あった。
    ナチス政権下の時代に書かれた作品と聞くと、作家の非常に強い意思を感じたりもした。

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    2024年09月22日
  • ふたりのロッテ

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    親の離婚で生き別れた双子の女の子が、
    サマースクールで再会して、入れ替わる話。

    わたしにも地球のどこかに生き別れた双子…いたらいいなぁ、なんて思いながら読んでた。
    海外文学って、名前が覚えられなかったり翻訳で文体が変わったり、読みづらくて苦手だったけど、
    児童向け小説だと読みやすかったなぁ。
    それにしても、登場人物は多いし、メモ取らないとすぐ、これ誰?ってなったけど。笑

    なんでタイトル、ふたりの“ロッテ”なんやろう。
    最初ルイーゼ視点やし、強いて言うなら『ふたりのルイーゼ』では?
    もしくは、『ふたりのパルフィー』なんかな…?
    タイトルはロッテ視点なんやぁ…って思っちゃった。

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    2024年09月23日
  • 終戦日記一九四五

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    「ケストナーの戦争日記」という邦題で刊行された「青い本」の該当個所との異同や加筆個所が結構あるので「青い本」を元にした日記風の文学作品と見なした方がよさそうだ。「アンネの日記研究版」や「福音書対観表」のように「終戦日記」と「青い本」の該当個所を対照にした本があればいいのに。少なくとも「青い本」との異同個所を注に記したらどうだろうか?
     邦訳者は旧訳の邦訳者の高橋健二を日本文学報国会の幹事や「大政翼賛会文化部長の要職にもついていた」と批判しているが「青い本」に引き摺られたのか?初刷ではグデーリアンの記者会見を記した個所で「そのひとつを朗読した」を落としている。担当編集者はドイツ語が出来なくても高

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    2024年09月07日
  • ふたりのロッテ

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    子供の頃に読んだけど
    たしかサマースクールに行ったことが
    ふたりの出会いだったような気がして再読。

    そうそう、やっぱり。
    ウィーンに指揮者の父と住むルイーゼと
    南ドイツに出版社勤めの母と住むロッテが
    夏休みの児童宿泊施設で出会い
    実はふたごだったことに気がついて
    もう一度両親と一緒に暮らそうと画策する話!

    ロッテがルイーゼに、ルイーゼがロッテになって
    それぞれの親のもとで正体を隠して過ごすけど
    ふたごといえど性格も行動も違っていて
    バレやしないかとヒヤヒヤする。
    あと、父親に言い寄ってくる女性がいた。
    そんな展開だったっけ!?
    この妙に現実味を帯びているところ
    私がケストナーを好きな部分。

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    2024年07月30日
  • ぼくが子どもだったころ

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    文章がキャッチーで面白かった〜ケストナーの少年時代の日記を覗いているような感覚になった。ドレスデンは戦後復興して昔の美しい姿に戻ってるのかな?今年旅行で行く予定なの!楽しみ!

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    2024年05月04日
  • 独裁者の学校

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    ケストナーが戦後(1952)に書いた戯曲。独裁者がすでに亡くなり、影武者たちが交代交代で代役を務めるというブラックユーモアあふれる作品。
     まず、独裁者が議会の推薦の元、終身職に就くってどこのロシアよ、と勘繰りたくなってしまうが、結局今も昔もやっていることは変わらないということ。またその演説も最近ロシアでよく聞いたなぁという保護の名のもとの侵略正当化と何でもかんでも外国のスパイに仕立てるというこれも最近よく耳にするフレーズ。
     その後状況は二転三転するが、結局あまり変わらないのが世の常という落ちもまた現実でもよくある話。同じことを繰り返して人間飽きないのか。
     独裁者やって飽きたら交代する/交

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    2024年04月24日
  • 飛ぶ教室

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    ネタバレ

    冒頭はケストナーのエッセイ、そして少年たちの物語へ。

    ギムナジウム5年生の少年たちがクリスマスを迎えるまでの物語…というと萩尾望都的美少年が出てきそうだが、1933年に出版された本作はまったくそんな内容ではない。背景にナチス政権の暗い世相を感じさせつつ、物語は少年たちの争い、友情、見栄、大人(先生)との関係を描く。

    私は女で、子供も娘しかいない。もし私に息子がいたら、この話はもっと自分に近寄せて読めたのかもしれない。それでも読後感は心がほんわか温かくなった。いい話だった。

    最後に、もしかしたら「私」の母親は、ジョニーの船長の姉かもしれない、と思ったのだがどうだろう。

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    2024年03月23日
  • 飛ぶ教室

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    自分の中高男子校時代を思い出しながら読みました。
    この物語に出てくる生徒たちはお互いの性格とか境遇とかをなんとなく理解し合いながら学生生活を送っている。その一方で自分の中高時代は、仲の良い親友とか仲間とかはいたけど、ここまでお互いを思いやる関係だったかというと、そこまでではなかった気がする。その違いはなんだろうと思った。笑いのツボが合うとか、趣味が合うとか、一緒にいるとなんだか楽しいとか、そういうことが仲間となる要素だったように思うけど、その友が何を頑張っていて何に悩んでいるかとかは気にしたことがなかった。ちょっとしたこととか特に理由がない「なんとなく」で仲間の関係が出来たり解消されたりする程

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    2024年01月22日
  • 点子ちゃんとアントン

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    子どもの頃読んで、点子ちゃんの名前の由来が印象に残っただけで内容は覚えていなかった。恐慌が起き、ナチスが台頭しつつあったベルリンが背景になっていたことを知って再読。

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    2023年10月29日
  • ふたりのロッテ

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    この本は子供向けで 大抵の人は読まれていると思いますが、私は手に取る事もなく 大人になってしまったので 今更ですが 読んでみました。

    大胆な双子の行動力は読んでいて気持ち良かったし 繊細な子供の心も描かれていて良かったです。

    この著書は 以前読んだ動物会議も書かれていたそうで 子供への 愛情たっぷりの作家さんだと思いました。

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    2023年10月05日
  • ふたりのロッテ

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    ケストナーは苦手、というか、いまいち相性がよくないので、もう一生読まないだろうと思っていたのだが、齋藤美奈子が紹介していたのを読んで読みたくなってしまった。
    なるほど、少女小説とはいえ、なかなかに鋭いところをついたお話で、楽しく読みました。

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    2023年07月22日
  • 飛ぶ教室

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    ドイツの青春小説

    クリスマス時期のドイツの寄宿学校の話。
    少年期やその時代に想いを持つ人の気持ちを味わえて、名作と言われるのも納得。
    ナチス政権時代に書かれたということに驚くとともに、作家魂に感動する。

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    2023年06月03日