エーリヒ・ケストナーのレビュー一覧

  • 点子ちゃんとアントン

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    点子ちゃんとアントン 
    エーリヒケストナー 岩波少年文庫

    この童話は少し古い倫理観の時代に
    描かれたモノなので
    違和感があるかもしれない

    思いっきり頭の良い子達は
    俯瞰した視野を持ち
    心も澄んでいるらしい
    ところで
    本名をルイーゼというのに
    点子って名前はどこから来たのだろうか?

    作者が各章毎に
    「立ち止まって考えたこと」
    と言う項を設けて
    「僕は〜」と文中に顔を出すのを良しとするか?
    これが
    この小説の評価を二分するかもしれない

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    2022年08月10日
  • 飛ぶ教室

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    この本に登場する先生に自分も教えてもらいたいと思いました。
    自分に自信をもって生きていくことの大切さに気付かされました。
    また子どもがときに不幸になることを忘れずに生きていきたいと思いました。

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    2022年03月04日
  • ふたりのロッテ

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    『挑発する少女小説』斎藤美奈子さんの本を読んでたまたま、これは本棚に残ってた。
    子どものころ、ケストナーが大好きでこの全集を何度も読み返した図書室の夕方の日差しまでよみがえってくる。

    そうそう、ふたりは大人たちをそういった視線から観ていたんだったわ~そりゃあ、怒るよね。シミジミ。

    大人になった今、子どもの気持ちが分からないときはまた、ケストナー読み返せばいいんだ!などと気持ちが昂ぶってしまう。

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    2021年07月30日
  • ふたりのロッテ

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    いきなり「ゼービュール」なんて聞き慣れない村の名前の説明から始まってびっくりしましたが、ドイツ語特有(?)の名前に混乱しそうになるのを除けば岩波少年文庫の中でも読みやすい方だと思います。

    子どもたちが夏の休暇の間、親元を離れて共同生活をおくる「子どもの家」。こういうのに憧れたなあと懐かしく思いました。
    その後予想外の展開になり、最初に感じた文体の違和感も忘れ、ハラハラドキドキ、夢中になって読み終えました。
    訳者の池田香代子さんもあとがきに、「読み進めるうちに、独特のスピード感があって、こういうのもいいな、と思われたのではないでしょうか」と書かれていますがまさにそのとおりでした。

    大人が読む

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    2021年07月24日
  • エーミールと探偵たち

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    小学生のときに読んだなぁ、と懐かしくなってまた読んでみた。当時の記憶はほとんどなく新鮮に読めた。

    登場人物がみんな素直で可愛らしくて、特に、エーミールのお母さんはエーミールのことをとても大切に思っていて、エーミールもお母さんをとても愛しているんだなぁということが伝わってくる。

    最後の方のシーンで、エーミールのおばあちゃんが、ずっと電話番をしていたディーンスタークを褒めていて、とても良いなと思った。エーミール、教授、グスタフが目立ちがちだけど、100人の子どもたちがみんな自分たちの役割を担ったからこその成功だったんだなということがよく分かる。

    全体を通じて感じるのは、作者のケストナーが子ど

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    2021年05月03日
  • ふたりのロッテ

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    幼少期に読んでからずっと好きな作品を、おとなになってから再読。子ども向けだから難しい説明もないけど、これほど感情を揺さぶられるとは…愛らしい双子の姉妹と、娘たちをしっかり愛している父と母、美しい自然の風景、都会の喧騒感、それぞれの“日常”生活、ユーモア溢れるサブキャラたち!これからも大好きな一冊です。

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    2021年04月10日
  • エーミールと探偵たち

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    ああ~、これは本当に傑作だった。
    ケストナーだから当たり前、なのかもしれないけど、本当に。

    子ども向けの類書をいろいろ読んでいると、派手にするためにありえない設定をしたり、スリルを増すためにわざと愚かな手を打って自分から危険な目にあったりするものがほんとうに多いんだけど、これはとても自然に物語が始まる。エーミールは貧しい家の子だから、お金を大切にしなくちゃと思うあまりに、ふところの封筒を何度も服の上からたしかめてしまって、それがかえって泥棒の目をひいてしまうわけで……。

    でも、盗まれたとわかったあとのエーミールの判断力と行動力ときたら。コミュ力もすごいよね。昨今の児童書だと、「こんなこと人

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    2021年04月01日
  • ふたりのロッテ

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    すごく昔の作品だったのですね!
    こんな昔の時代から、オトナの恋愛・結婚に関する事情って対して変わらないんだなーと思います。
    子供の感受性の豊かさ。
    オトナの子供っぽさ。
    いろんなものが、とてもシンプルで、子供の世界観で描かれていてすごく素敵です。

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    2021年03月09日
  • エーミールと探偵たち

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    ネタバレ

    ものすごく面白かった…!

    大事なお金を盗まれたエーミールが、
    それを取り返すために少年たちと戦う。
    見ず知らずの少年たちと協力しあうところも面白いし、
    裕福ではないなりに育ててくれた母親を大事に思うエーミールがとっても勇敢で愛おしい。

    少年たちがじわじわと犯人を追い詰めていく過程なんてワクワクが止まらなかったし、見事犯人からお金を取り返したところは拍手喝采。
    犯人を捕まえるために大人から借りたお金を律儀に返そうとしたり、協力してくれた友人たちへの感謝も忘れない。

    ところどころ挟まれる、皮肉がたっぷりな会話も見どころのひとつ。
    「けんかはだめ、なぐり合いもだめ、そんなことするんなら、いっそ

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    2021年04月24日
  • ふたりのロッテ

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    親が離婚して離れ離れになった姉妹のお話

    面白かっです。
    2人の計画すごい(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)
    でもよくバレないでできたね。まあ似てるからね。
    でも寂しくなかったのかな。

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    2020年11月11日
  • ふたりのロッテ

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    林間学校・サマーキャンプに参加しているルイーゼと、そこへ後からやってきたロッテ、二人の女の子の数奇な運命の物語です。
    ルイーゼとロッテは住んでいる場所や性格が全く違う二人ですが、信じられないほど外見がそっくりなのです。
    段々と明るみになる真実、そしてそれを知った二人の驚きの行動。
    そのドキドキなお話が一風変わった調子で語られ、読者を飽きさせない一冊。

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    2020年03月24日
  • エーミールと探偵たち

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    エーミールが列車の中で見た夢、、、。奇妙だけど、ああいう夢って見ることがある。現実とつながっているようで、おかしなことがいっぱい。その時に持っている不安とはつながっているのは分かるので、何ともいえない混乱が生じる。。。
    ストーリーは本の世界ならでは。大人でも楽しい気分に、得した気分に。

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    2020年01月06日
  • 点子ちゃんとアントン

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    読後の爽快感
    ハッピーエンドのお決まりの結末だったが 児童文学なら許せる
    章の最後に、(立ち止まって考えたこと)その1から16まで 本文のストーリーとは別に哲学と言うか 人生訓 と言うか 子供のしつけ と言うか、 そんな風な文章がある
    ここだけを抜き出してみても意味がある

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    2019年11月28日
  • エーミールと探偵たち

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    "ことごとに、ああ、昔は何もかもよかったという人のいるのを、エーミールはずっとまえから知っていました。(中略)そういう人は、どうしても満足しようとしない種類の人間だったからです。"

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    2019年07月19日
  • ふたりのロッテ

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    文章がお芝居のト書きのようだと思いながら読んでいくと、そのわけは訳者のあとがきにちゃんと書かれてありました。

    女の子が夏休みを過ごす宿泊施設で、ふたりは出会います。
    まだほんの9歳、だけど女の子は早熟で大人びているから、ふたりの活躍がいきいきと描かれていて、こちらもわくわくと楽しく読めました。
    小さい頃にこの本に出会っていたら、何度も何度も読み返していたかもしれません。
    そして夢のような結末に、心おどるばかりでした。

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    2019年05月26日
  • ふたりのロッテ

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    至極の名作。
    引き裂かれた家族がまた一つになる、親子の愛の物語。

    児童向け小説なのだが、大人が読んでも十分に読み応えがある。

    世代や経験によって、同じ本を読んでも面白さが変わるものだが、ケストナーの児童文学は、子供から大人まで、それぞれの目線で面白い。

    それは、物語の核が人間本質的な営みを書いているから。

    物語の構造を、子どものために、優しくわかりやすくしてしまえ、などとはしていない。
    本来難しい話、色々と込み入っているであろう大人の関係も背景にしっかり忍ばせて、立体的な物語に仕上げている。

    ロッテとルイーゼは姿は瓜二つだが、中身はそれぞれの人格を持っている。
    二人が入れ替わることで

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    2018年10月13日
  • 点子ちゃんとアントン

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    ユニークだけど、純粋で友達思いの点子ちゃんの行動に、とてもワクワクさせられた
    そしてそんな点子ちゃんの友達アントンもとても行動力があり、誰かのためにと動ける人
    各章の最後には作者のコメントがある。単純にお話を楽しむのではなく、点子ちゃんやその他の登場人物の行動を振り返り、考えさせられるのがより暖かい気持ちにさせられた

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    2016年04月03日
  • エーミールと探偵たち

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    超有名な本でありながら、一度も読んだことがなかった本。なおかつ「エミール」と読み間違ってもいた。

    取っ掛かりが悪いが、話が流れるとドンドンと引きこまれてゆく。どんでん返しは特になくてそのまま楽しめる。

    同じ著者の「飛ぶ教室」と比べると、深く考えさせられるというよりも、勧善懲悪的な楽しい読み物。

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    2015年12月07日
  • エーミールと探偵たち

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    仕事や役割には派手なのもあれば、地味なのもあって、危険なのもあれば、退屈なのもある。
    でもそのすべてが大事なのですよ。
    でもやっぱり、派手で楽しいのがみんな好きなんですね。

    電話番、本当にお疲れ様でした。

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    2015年09月22日
  • 点子ちゃんとアントン

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    児童向けだけれど、大人が読んでも十分楽しめる。
    童心に戻れるって、なんて幸せなんだろう。
    おちゃめな点子ちゃんと、心優しいアントンの友情物語。
    点子ちゃんのお家にいるお手伝いさんたちが、とてもいい味出してます。
    各章の終りに小さな字で書いてある「立ち止まって考えたこと」は、読んでみて身につまされる思いがします。
    粋で機知に富んだケストナーの発想は素晴らしいです。
    物語に登場する主役の男の子は、ケストナーの分身なのかもしれませんね。

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    2015年01月04日