エーリヒ・ケストナーのレビュー一覧

  • 飛ぶ教室

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    いろんな方のオススメで出てくるし、雑誌の名前にもなってることから一度は読まねばと思い購入。
    ファンタジーと思って読んだら違った。寄宿学校の中で少年達が自分の持つ問題や傷と共に大きく成長していく話。
    仲間や先生との雑だけど愛があるそんな関わり方を現代で経験出来るだろうか、夢物語ではないのか、でも確かにあったし今もあるのだと思う。本当は無いものだと諦めてはいけないようにも思う。
    こういう事を知ることができるのがまさに児童文学であると思った。

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    2024年07月23日
  • エーミールと探偵たち

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    池田香代子訳で、読書会のための再読。以前読んだ高橋健二訳はケストナーの個性を感じるような、一筋縄ではいかない文章で面白かったが、池田香代子訳は柔らかく、子どもの心を上手に表現しているように感じた。読みやすさで言えば池田香代子訳だろうか。再読して改めて、この物語の温かさと、ケストナーの子どもへの想いを感じ、良い読書体験だった。挿絵も印象的で良い。こういう物語を読める子どもが減っているのは非常に残念。

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    2024年06月25日
  • エーミールと探偵たち

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    懐かしい、小学生の時読んだ!もう大学生だけど結構内容も覚えてたし、なにより読んでる時のワクワク感は今でも思い出せるのが嬉しい!児童書だけど再読してみようかな〜

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    2024年05月09日
  • エーミールと探偵たち

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     前回読んだ、「点子ちゃんとアントン」の3年前に書かれた本書(1928年)は、まだ世界恐慌前の、新しいものに囲まれ目覚ましい発展を遂げたベルリンを舞台に、主人公の男の子「エーミール」を初めとした、子どもたちの活き活きとした個性が、爽やかな余韻を残してくれる、子どもに語りかけるような、ケストナーの文体を見事に日本語で表した、池田香代子さんの訳も楽しい作品となっております。

     そうした個性は、『女なんてあわれなもんよ』と、如何にもな知ったかぶりを得意気に言う姿に、却って、可愛らしさや明るさがある「ポニー」や、『てやんでい』が口癖の「グスタフ」、皆のまとめ役の「教授」、素直な寝言に微笑ましさがある

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    2024年03月02日
  • エーミールと探偵たち

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    小学生の頃、何度も読み返した本。本当に面白くて、ワクワクしながら読んだ。50年以上経っても、今だに数々の場面が浮かんでくる。小学生の時にこんな素晴らしい本を読めたのは幸せだったなあと思います。

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    2024年01月22日
  • 飛ぶ教室

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    ドイツのクリスマスの話

    五人の子どもたちの仲間を思いやる気持ち、家族への思い、大人への思い
    たくさんの思いがこの本にぎっしりつまっています

    どの時期も大切ですが、思春期を迎えはじめる時期というのは、かけがえのない時期です

    周りの大人がどう導いていけるのか
    子どもは何を学んでいくのか
    大切なことが、厳しくも優しい言葉で書かれています

    この本を読むときは、書かれた時代を思い浮かべながら読むことをお勧めします

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    2023年12月12日
  • 飛ぶ教室

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    勇気とかしこさについての物語

    寄宿学校で生活する個性豊かな少年たちのクリスマスのお話。悲しみを抱えながら一生懸命生きている少年たちや、彼らに寄り添う素敵な大人たちに出会えます。先生は「正義さん(ベク先生)」が好きで好きでたまりません。作家ケストナーの熱の込もった珠玉の言葉の数々も心の奥底を響かせます。何度読んでも味わい深い、先生の大好きな本です。

    「人生、なにを悲しむかではなく、どれくらい深く悲しむかが重要なのだ。誓ってもいいが、子どもの涙はおとなの涙よりちいさいなんてことはない。」

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    友達を救出するために「無断外出」した少年たちに正義さんが話をする場面、

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    2023年11月30日
  • ぼくが子どもだったころ

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    読後感の重いものを読むのが好きなので、好みの本の中で、読み終わって幸せな気持ちになる本はあまりないのだが、児童文学の名作は、読むと幸せを感じることがある。それは単に明るく軽々とした気持ちではなく、不幸やアクシデントが人生には必ずあるが、幸せに生きることは不可能ではないという思いが満ちるといった感じ。そしてその中でも特に切ない幸福感を感じられるのがケストナーの作品である。
    そのケストナーのその人となりがどのように形成されていったかがわかるのがこの本である。
    ケストナー自身が、祖先から始まって、第一次世界大戦までの自分自身のことを書いた、前半生の自伝である。
    子どもにも読めるように書かれているが、

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    2023年11月25日
  • ぼくが子どもだったころ

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    存在は知っていたものの未読だった本で、新訳を機に初めて読みました。ケストナーらしい、優しく、たまに鋭く斬り込む文章で、まるで物語を読むのと変わりなく楽しみましたが、奥に秘められた故郷や家族親族への大きな想い、時代に対する深い慈しみと怒りのような、生身の感情が溢れていて、小説とはまた違ったケストナーの言葉を感じました。
    タイトル通り、少年時代の終わりと共に終わっていて、あくまでも子どもの目線で見たままの世界がそこにあり、苦しさよりも、生き生きとした少年の日常の印象が強く、戦争の気配はまだないですが、ケストナーが生きた時代をより深く知るなら、この後、終戦日記を読むと、理解が深まるのかなと思っていま

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    2023年11月02日
  • エーミールと三人のふたご

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    前作よりも好きだった。なんといってもエーミール達のキャラが一人一人濃くてお互いの掛け合いがリズミカルで面白い。みんな物事に対して自分なりに真面目に向き合っている姿が素敵だった。おばあさんがエーミールにイェシュケ警部との関係についてしたアドバイスがすごく大人で深いなぁと思った。風景の描写もとても生き生きとしていて、まるで目の前に広がっているように感じられた。

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    2023年09月18日
  • ぼくが子どもだったころ

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    ケストナーらしさがギュッと詰まったような自伝。まえがきにもあるように、子どもにも、子どもではない人にもおすすめ。第11章は、かつて子どもだった私と、いま母親である私の両方に深く刺さるものだった。

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    2023年09月18日
  • 飛ぶ教室

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    なんでもっと早く読んでいなかったのだろう。
    登場人物が素晴らしい。熱くてあたたかい。
    人は誰かのために生きることに喜びをもつ生き物だったから進化してきた。と思い出した。最後は涙が溢れた。本を閉じて拍手をしたい気持ちだった。

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    2023年09月07日
  • ふたりのロッテ

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    こっそりと生活を入れ
    替わる双子の少女。

    まんまと担がれる大人
    たち。

    見た目が一緒のロッテ
    とルイーゼをちゃんと
    区別できるのは、

    パグ犬のペペールだけ。

    ドキドキが止まらない
    展開と少しの切なさと
    ハッピーエンド♪

    とっても良かったです。

    子どもたちは時に大人
    より利口で勇気があり
    ますね。

    もちろんワンちゃんも

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    2024年05月12日
  • 点子ちゃんとアントン

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    物語は、大金持ちの娘「点子ちゃん」と、病気の母を支えながら学校に通う、今で言うヤングケアラーの「アントン」の素敵な友情に加えて、点子ちゃんの家族のあり方を、ユーモラスながら、とても真摯に描いているのが印象的で、これだけでも充分楽しめるところに、本書では、作者「エーリヒ・ケストナー」自身が、各章毎に書いた『立ち止まって考えたこと』が合わさることで、実はフィクションとして存在していた物語が、現実の世界を救うノンフィクションのような存在へと立ち替わる、この作り方には、最初、作者が物語に介入してくるような面白さを演出しているのかと思っていた自分が、思わず恥ずかしくなるくらい、直向きで切実な思いが宿って

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    2023年07月27日
  • 終戦日記一九四五

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    ネタバレ

    描写が鮮やかで、「偽物映画を撮っている滑稽な絵面」も含め、全体が映画のように頭に浮かんだ。
    ツィラータール鉄道の終着駅、マイヤーホーフェンはいつかTVで見たように思う。
    金色の草原に立ち、眉をひそめてこちらを見送るケストナーを、列車の窓から見ているような読後感である。

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    2023年04月30日
  • ふたりのロッテ

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    すごい、少女の性質をよく理解して書いてる。
    決して子供扱いせず、女性であり、子供であり、一人間であるようにきちんと丁寧に描写されていた

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    2023年04月23日
  • ふたりのロッテ

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    地の文が独特で頭に入ってきやすい。
    登場人物のキャラ付けも面白かった。
    おてんばなルイーゼと小さな主婦のように落ち着いたロッテ。
    若く美しい母に指揮者で芸能肌の父。
    父との結婚を目論む女にちゃっかりした家政婦。
    離婚という子どもにとってはわりと重いテーマをさらりと、しかしわかりやすく描いている点は脱帽。

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    2023年04月16日
  • エーミールと探偵たち

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    面白かった!文章に多少クセがあるけど、この後どうなるのだろうと気になって最後まで読みました。「どうぶつ会議」の作者の方だったのですね。

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    2023年02月25日
  • 飛ぶ教室

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    毎年クリスマスの時期になると読みたくなります!

    子どもだろうが大人だろうが、抱える悩みや苦しみに小さいも大きいもない。というケストナーさんの考え方に読み返す度心が暖かくなります。

    生活を送る中で直面する様々な問題に、自分で考えたり周りと議論したり、皆で協力して乗り越えたり時には大人の力を借りたり…沢山頭を悩ませたりしながらも健全に成長していく様子が読んでいてとても眩しく素敵で思わず笑顔になる場面が多かったです。

    メインの5人も他の登場人物達も、きっとこれからも逞しく生きていくんだろうな。

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    2022年12月25日
  • 飛ぶ教室

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    不朽の名作
    小学生の冬休みの読書感想文で読んで以来、ずっと心に残ってる作品。

    ナチス政権下で出版を禁じられても子供達のために小説を書き続けたケストナー。

    子供達にどんなメッセージを伝えたくてこの物語を書いたのか、

    大人になってあらためて買って読んでみると、胸に込み上げてくるものがある。

    誰か映画化してください。
    (ケストナーの)

    クリスマスが近づくとまた今年も読みたくなる。

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    2022年11月20日