エーリヒ・ケストナーのレビュー一覧

  • 飛ぶ教室

    Posted by ブクログ

    先生が人間であるという事、生徒も人間であるという事。この時代にこういう先生や生徒が沢山いたとは思えませんが、だからこそ物語にして理想郷ともいえる世界観を作り出したことに意義があるのかなと。今は先生も生徒も人間である以前にルールを順守する事を厳重に求められる組織人としての素養を求められます。なので分かりやすいドロップアウト風味は今は流行らない。でもいじめやパワハラは形を変えて水面下へ。そのような世界に生きているとこの生き生きした物語が、胸にしみますね。

    0
    2022年10月08日
  • ふたりのロッテ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    スイスの林間学校で出会ったルイーゼとロッテはそっくりな容姿にびっくり!父と母のことを知ったふたりはみんなで暮らせるように入れ替わって…という物語。入れ替わっている間にお互いにないものに気づき成長していくところがよかった。ラストでケルナーさんが仕事をどうしたのかが気になった。
    地の文がナレーションみたいな感じで特徴的だと思いながら読んでいたが、あとがきを読んで納得した。

    0
    2022年06月24日
  • ふたりのロッテ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    はじめは仲が悪かったロッテとルイーゼが、二人が双子だと判明して仲良くなっていく過程や、双子であるとを利用して入れ替わる場面は楽しいしかわいかった。
    立場の変化によってそれぞれの苦手だったことができるようになってゆく場面もまた感動的だったが、終盤になるにつれて展開が読めてしまい飽きてしまった…。

    0
    2022年02月28日
  • 飛ぶ教室

    Posted by ブクログ

    SL 2022.1.14-2022.1.16
    読後のあとがきで時代背景を知るとまたズンと胸に響く。
    これも子ども向けながら大人こそ読んでほしい児童書の良書。

    0
    2022年01月26日
  • 点子ちゃんとアントン

    Posted by ブクログ

    うーむ。
    人物の造形はおもしろく、点子ちゃんなんかとてつもなく可愛いんやけど、、、ちょっと好かんかな。なんか説教くさいっつうか。
    勧善懲悪とまで言うとおおげさやけど、でも、そう。ひねりがないって感じ?
    ほかのレビューを少し見ると、説教くさくない、と書いておられる方も多いけど。私には、しっかりと説教くさかったです‼️汗

    正しい人、、、アントンや点子ちゃんやお父さんによき結末があり、自分勝手な母親、ナニーを騙していた婚約者の泥棒は憂き目にあう。
    まあ、そうして終わってくれた方が、安心できるけどね。こどもにとって、ワクワク面白く読める教育的なストーリーかな。そこがきにくわない笑

    0
    2021年09月22日
  • ふたりのロッテ

    Posted by ブクログ

    親の離婚に振り回される双子の話。ルイーゼとロッテのわくわくドキドキする入れ替わり、2人だけの秘密の大冒険の背景にはこんなにも悲しい理由がある。

    こんなに重いテーマだと知らずに読み始めたから途中で驚いた。

    ルイーゼとロッテの願いはただひとつだけで、お母さんとお父さんと一緒に暮らすこと、子どもたちの願いは非常に殊勝で大人の身勝手さが浮き彫りになる。

    ルイーゼとロッテが小さいながらにも頑張って幸せを掴もうとする姿は見ていると勇気づけられるし大人も見習うべきだと思った。

    私は未婚だけど、子どもを持つ親の立場で見たらもっと色々なことを考えるんだろうと思う。

    ケストナー作品をもっと読みたいと思っ

    0
    2021年04月25日
  • 点子ちゃんとアントン

    Posted by ブクログ

    岩波少年文庫版ケストナーの最後は『点子ちゃんとアントン』。点子ちゃんという魅力的なキャラクターでソフィスティケートされてるけど、これはけっこう問題作なのでは。
    
    お金持ちのお嬢さんである点子ちゃんと、貧乏で病気のお母さんを支えるアントン少年。ふたりの格差を考えるとラストはハッピーエンドなのだろうか。
    点子ちゃんのお母さんの育児放棄ぶりとか、アンダハトさんが点子ちゃんにさせていたことだってよく考えるとけっこうひどい。
    
    説教くさいケストナー節が今回は炸裂してるのもこの物語自体が問題提起だからなのかと思ったり。1931年という出版年を考えると「かしこい大人になってほしい」というケストナー

    0
    2020年04月24日
  • エーミールと三人のふたご

    Posted by ブクログ

    『エーミールと探偵たち』続編。
    物語の設定では『探偵たち』から2年後だが、『探偵たち』が1929年出版で、『三人のふたご』が1935年出版だから6年後。その間、ケストナーは児童文学作家としての名声を確立し、『点子ちゃんとアントン』(1931年)、『飛ぶ教室』(1933年)などを発表している。
    
    『三人のふたご』ってまずタイトルがすばらしい。え、ふたごが三組なの? 三つ子なの? これ、子供の頃から気になってました。ネタがわかってしまうと、なんだ〜という感じなんだけど、それでもよいタイトル。
    
    『探偵たち』が名作すぎるのでよくできた続編の域はでないのですが、続編だけにキャラクターが確立さ

    0
    2020年04月01日
  • ふたりのロッテ

    Posted by ブクログ

    特装版30冊セットで買い、最初に読んだのがこれ。
    懐かしい。

    内容はかなりルイーゼ寄りなかんじもする。
    お母さんとのピクニックの場面、とてもいい。
    ああいう気質のお父さんだと、今後もまたトラブルがあるのでは、と思わなくもない。
    ラスト、大団円だけど、お母さんの仕事やミュンヘンでの人間関係はどうなるんだ?

    0
    2019年06月22日
  • エーミールと探偵たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小学生くらいが読めるもので、わたしでも面白く読めるのないかなと思って探してた時に、見つけた本です。

    まさか、こんなごちゃごちゃっとした上の大騒動になるとは思ってなかったので、面白かったです。探偵ものにありそうな物騒なこともないのもいい。エーミールの母親思いのところも好きです。

    でも、言い回しになじみがないので、読んでて引っ掛かりを感じました。違和感があってスムーズに読めない。わたしにはどうも、外国作品は宝の持ち腐れのようです。面白いところも、その背景がわからないので、楽しめないのが残念。

    これを読んで、他作品にも興味をもちましたが、今のわたしが読んでも、ちょっともったいないなーとも思いま

    0
    2015年10月11日
  • 点子ちゃんとアントン

    Posted by ブクログ

    アンダハトさんを救ってあげられる人がいたらよかったのに。


    ケストナーさんの教訓部分をどう見るか、ですね。
    子供たちにとってはむしろ蛇足なのかもしれない。
    まあでも、そう感じたら読み飛ばしちゃったらいいだけなのかも。

    0
    2015年09月22日
  • 点子ちゃんとアントン

    Posted by ブクログ

    ケストナーの小説に出てくる子どもたちは何かを背負わされていることが多い気がする。『ふたりのロッテ』のロッテとルイーゼは親が離婚して離ればなれ。“エーミール”シリーズのエーミールは母と子ひとり。今回は点子ちゃんはお金持ちだけどアントンはそうじゃない…というように“ふつうの”“しあわせな”子どもはあまり出てこない。これはケストナーがナチス圧政下で小説を書き続けたことと繋がってるのかな。章終わりの考察が面白い。2012/349

    0
    2015年04月21日
  • エーミールと三人のふたご

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    エーミールと探偵たちの続編。1作目から2年後の物語。

    クラクションのグスタフは、バイクというクラクションの本体を手に入れた。教授はなんと、親戚から遺産としてバルト海のそばに別荘をもらった。
    エーミールは相変わらず優等生で、お母さんが大好きなのだが、そのお母さんに再婚話がもちあがる。ずっとお母さんと二人で暮らしてゆくつもりだったエーミールだが、お母さんの幸せを思って結婚に賛成する

    そんな時、エーミールは教授からのバカンスの誘いにのって、バルト海の別荘へゆく。教授とその家族、エーミールのいとことおばあさんたち、グスタフ、そしてディーンスタークに、ホテルのボーイだったピッコロまでも登場。そこで

    0
    2012年09月01日
  • エーミールと探偵たち

    Posted by ブクログ

    ケストナーの作品に出てくるこどもたちは常に賢く、勇ましく、ひたむきだ。
    わくわくして微笑ましくて。
    わたしもそんな彼らの仲間に入りたくなってしまう。

    0
    2019年01月16日