エーリヒ・ケストナーのレビュー一覧
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うーむ。
人物の造形はおもしろく、点子ちゃんなんかとてつもなく可愛いんやけど、、、ちょっと好かんかな。なんか説教くさいっつうか。
勧善懲悪とまで言うとおおげさやけど、でも、そう。ひねりがないって感じ?
ほかのレビューを少し見ると、説教くさくない、と書いておられる方も多いけど。私には、しっかりと説教くさかったです‼️汗
正しい人、、、アントンや点子ちゃんやお父さんによき結末があり、自分勝手な母親、ナニーを騙していた婚約者の泥棒は憂き目にあう。
まあ、そうして終わってくれた方が、安心できるけどね。こどもにとって、ワクワク面白く読める教育的なストーリーかな。そこがきにくわない笑 -
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親の離婚に振り回される双子の話。ルイーゼとロッテのわくわくドキドキする入れ替わり、2人だけの秘密の大冒険の背景にはこんなにも悲しい理由がある。
こんなに重いテーマだと知らずに読み始めたから途中で驚いた。
ルイーゼとロッテの願いはただひとつだけで、お母さんとお父さんと一緒に暮らすこと、子どもたちの願いは非常に殊勝で大人の身勝手さが浮き彫りになる。
ルイーゼとロッテが小さいながらにも頑張って幸せを掴もうとする姿は見ていると勇気づけられるし大人も見習うべきだと思った。
私は未婚だけど、子どもを持つ親の立場で見たらもっと色々なことを考えるんだろうと思う。
ケストナー作品をもっと読みたいと思っ -
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岩波少年文庫版ケストナーの最後は『点子ちゃんとアントン』。点子ちゃんという魅力的なキャラクターでソフィスティケートされてるけど、これはけっこう問題作なのでは。
お金持ちのお嬢さんである点子ちゃんと、貧乏で病気のお母さんを支えるアントン少年。ふたりの格差を考えるとラストはハッピーエンドなのだろうか。
点子ちゃんのお母さんの育児放棄ぶりとか、アンダハトさんが点子ちゃんにさせていたことだってよく考えるとけっこうひどい。
説教くさいケストナー節が今回は炸裂してるのもこの物語自体が問題提起だからなのかと思ったり。1931年という出版年を考えると「かしこい大人になってほしい」というケストナー -
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『エーミールと探偵たち』続編。
物語の設定では『探偵たち』から2年後だが、『探偵たち』が1929年出版で、『三人のふたご』が1935年出版だから6年後。その間、ケストナーは児童文学作家としての名声を確立し、『点子ちゃんとアントン』(1931年)、『飛ぶ教室』(1933年)などを発表している。
『三人のふたご』ってまずタイトルがすばらしい。え、ふたごが三組なの? 三つ子なの? これ、子供の頃から気になってました。ネタがわかってしまうと、なんだ〜という感じなんだけど、それでもよいタイトル。
『探偵たち』が名作すぎるのでよくできた続編の域はでないのですが、続編だけにキャラクターが確立さ -
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ネタバレ小学生くらいが読めるもので、わたしでも面白く読めるのないかなと思って探してた時に、見つけた本です。
まさか、こんなごちゃごちゃっとした上の大騒動になるとは思ってなかったので、面白かったです。探偵ものにありそうな物騒なこともないのもいい。エーミールの母親思いのところも好きです。
でも、言い回しになじみがないので、読んでて引っ掛かりを感じました。違和感があってスムーズに読めない。わたしにはどうも、外国作品は宝の持ち腐れのようです。面白いところも、その背景がわからないので、楽しめないのが残念。
これを読んで、他作品にも興味をもちましたが、今のわたしが読んでも、ちょっともったいないなーとも思いま -
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ネタバレエーミールと探偵たちの続編。1作目から2年後の物語。
クラクションのグスタフは、バイクというクラクションの本体を手に入れた。教授はなんと、親戚から遺産としてバルト海のそばに別荘をもらった。
エーミールは相変わらず優等生で、お母さんが大好きなのだが、そのお母さんに再婚話がもちあがる。ずっとお母さんと二人で暮らしてゆくつもりだったエーミールだが、お母さんの幸せを思って結婚に賛成する
。
そんな時、エーミールは教授からのバカンスの誘いにのって、バルト海の別荘へゆく。教授とその家族、エーミールのいとことおばあさんたち、グスタフ、そしてディーンスタークに、ホテルのボーイだったピッコロまでも登場。そこで -