M W クレイヴンのレビュー一覧

  • ブラックサマーの殺人

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    前作から続くポーやティリーたちの成長やチームワーク、窮地を乗り切るサスペンス展開は健在で、読んでる間すごく楽しかった。

    作中にわざとらしくはないけれど、割とわかりやすくヒントが配され、フェアプレー・ミステリとしての体裁は整っていたと思う。
    ただ、1作目のようなティリー目覚ましい大活躍が控えめだった点と、終盤の解決への持っていき方が、ロジックで鮮やかに叩きのめすのではなく無理矢理丸め込むような力技に感じられた点は個人的に惜しかった。

    前作の完成度が高かっただけに少し残念な部分もあったが、キャラクターたちの成長は感じられたので次作以降の展開に期待したい。

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    2026年08月05日
  • ストーンサークルの殺人

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    日本のミステリーとは違う言い回しや雰囲気が洋画を見てる気分になった。
    ティリーが少しずつ人間として成長してるのがかわいくて応援したくなる。

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    2026年08月05日
  • デスチェアの殺人 下

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    この後さらに怖ろしいことが…と予告してあおる手法が好きではないし(主人公みずからっていうのは斬新だけど笑)、そのくせ真相はほぼ最初に予想した通りで驚きはなかったけど、それでも面白かった。
    ポーのライナスへの態度が子供すぎて苦笑い。いつもの軽口のせいで痛い目に遭っていたけど、今後も変わらないんだろうな。変わってほしくないし。

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    2026年08月02日
  • ストーンサークルの殺人

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    名探偵の推理によって事件を解決していく!
    というような話ではなく、地道にデータを解析してゴールに向かっていくのは好感が持てました
    ポーとティリーのバディもの、面白かったとは思うんだけど、ちょっと長く感じてしまった

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    2026年07月10日
  • ストーンサークルの殺人

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    英国カンブリア州に点在するストーンサークルで次々と焼死体が発見された。犯人は死体を損壊しており、三番目の被害者にはなぜか停職中の国家犯罪対策庁の警官ワシントン・ポーの名前と「5」と思しき字が刻み付けられていた。身に覚えのないポーは処分を解かれ、捜査に加わることに。しかし新たに発見された死体はさらなる謎を生み、事件は思いがけない展開へ・・・。

    評判が良くて気になっていた作品。シリーズものはもう追うのが大変だからと少し避けがちだったが、結構グロテスクな殺人現場が繰り広げられる、本格ミステリ。全体的にイギリスっぽい暗さが漂う。主人公のポーとティリーが徐々に心を通わせていく部分はなごんだが、被害者が

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    2026年07月02日
  • 恐怖を失った男

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    追われる側が”恐怖を失った男”なのかと思ったら違った。追う側だった。だからクレイジーだ。しかも各国の特殊部隊の訓練をクリアしているという。
    おもしろい。場面転換が面白い、クールだ。映像を見ているようだ。

    痛快にバッタバッタと相手を倒していく。そして思うのである。これ、「暗殺者グレイマン」みたいだな、と。

    最後まで面白かったが、設定や構成がグレイマンぽくて。

    でも退屈はしない、爽快な物語でした。

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    2026年06月13日
  • キュレーターの殺人

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    面白い。
    一章一章が短くて、ぐいぐいと読ませる。そして、現代的な犯行。よく出来ている。ポーがまた、かっこいい。こういう日本男児?風な古い刑事って好き。高倉健的な?

    しかし、ホロヴィッツと比べると、このシリーズは残酷。読むには覚悟がいる。

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    2026年06月06日
  • グレイラットの殺人

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    シリーズ第四弾。冒頭からアクセル全開。700頁超をノンストップで駆け抜ける。ポーとティリーによる阿吽の呼吸、掛け合いが楽しい。互いが影響を与え合い、成長している姿も微笑ましい。一方で、本作も単なる犯人探しではなく(犯人はすぐに察しがつく)、その動機に隠された昏い物語に焦点が当てられる。やや無理筋に感じる部分もあるが、充分に楽しめた。

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    2026年06月05日
  • キュレーターの殺人

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    『ワシントン・ポーシリーズ』第3弾です。

    シリーズ毎にどんでん面白くなっていく珍しいシリーズ。

    切断された人間の指や謎のメッセージ等ミステリー好きには堪らんですね〜!

    終盤の展開は個人的には非常に良かった!!

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    2026年06月04日
  • デスチェアの殺人 上

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    シリーズ6作目。
    今作は主人公ポーが女性精神学者にカウンセリングを受けながら、事件を語っていくスタイル。
    題名通り、デスチェアに拘束された男性が石を投げつけられて殺されるという残酷な事件から始まる。
    あっという間の上巻読破。
    今作もいい感じ。

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    2026年05月21日
  • デスチェアの殺人 下

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    今回も一見事件に無関係そうなエピソードから物語が始まる。
    しかも、ポーと心理学者とのセッションで、事件を振り返る形式となっており、今までになかった構成。

    前半(上巻)は、お馴染みのメンバーと行動しながら少しずつ真相に近づく経過が面白いし、話の起伏もあって楽しめる。

    しかし後半(下巻)になってからは、残酷描写が増え、ポーの一人シーンが多くなるうえ、セッションシーンが随所に挿入されてテンポが悪くなってしまった。

    オチも想像できるし、今までの高いレベルを期待しすぎたために物足りなく感じてしまった。

    とはいえ完成度は高いし、次回作も本国では既に上梓されているので、期待しよう。

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    2026年05月19日
  • デスチェアの殺人 下

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    ネタバレ

    シリーズを追うごとに分厚くなっているこのシリーズ。物語全体の仕掛けはどこかで読んだことのあるような内容であり、事件の目玉も使い古された○○○○○トリックの乱打である。しかし、事件の背景に鎮座している悪事は、どんどんダークさが増している。それこそポーがPTSDになる程には。
    シリーズの方向性が今後変わるような示唆もあり、最新作の翻訳が待たれる。ポー出生の謎についてはしばらくお休みかな?

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    2026年03月21日
  • ボタニストの殺人 下

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    ワシントン・ポーシリーズ5作目。
    今回、一つ一つの章が大分短いですね。体感で十数ページくらい読んだかな…と思ったら既に1/4くらい進んでて、えっ…と戸惑ってしまいました。ページ内の文字数が少なめなのであっという間に読めます。普段上下巻ある作品を読むと、読んだなぁという心地よい疲労感と達成感があるんですが、今作はいつの間にか読み終わっていたという感じです。
    エンタメ度が高くてとても面白かったです。
    楽しかったのですが、密室の謎が拍子抜けで…そこがちょっと残念でした。

    今回は、ボタニストを名乗る犯人による連続毒殺事件と、ドイルが父親殺しの容疑者として捕まってしまう事件の両方を同時に捜査するという

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    2026年03月09日
  • ボタニストの殺人 下

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    ネタバレ

    今回はポーの友人であるエステル・ドイルの逮捕という衝撃的な幕開けです。そして、本シリーズ初の密室でその数も二つありますが、両方とも『ブラックサマーの殺人』と同じくらいがっかりするので期待は禁物。今回は珍しく犯人当てがなく、評価できるのは射撃残渣のトリックくらいか。
    ただ、シリーズとしてはかなり意外な進展があるので重要な回です。
    そっちか〜 恋愛フーダニットも外したぜ

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    2026年03月05日
  • ブラックサマーの殺人

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    (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)読ませるんじゃけど、〇液トリックとか、女性〇〇のアレとかイマイチ納得が、、

    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]前作と比べると、、

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    2026年02月27日
  • グレイラットの殺人

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    ネタバレ

    シリーズ4作目。安定して面白いし、700ページの長さだが無駄な描写があまりない。
    今回は「MI5」という英国の暗躍組織が登場。日本の公安警察みたいなもの?
    毎度犯人当て・動機の解明で終わらずに、犯人が判明してからの1対1での対決という劇的な展開に定評のある本シリーズだが、今回はそれに加えてMI5との諜報戦要素もあり。イギリス政府が隠蔽したかった秘め事がまるまる動機に繋がっており、スケールの大きい作品に仕上がっている。政治色もあり、英国民ならさらに評価は上がっただろう。
    「ワシントン・ポーの出生の謎」というサイドストーリーがシリーズを通して着々と進んでいくのもシリーズ読者としては気になるところ。

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    2026年02月14日
  • ブラックサマーの殺人

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    ネタバレ

    早速2作目に
    6年前に死んだと思われていた少女が生還したことで、ワシントン・ポーの捜査ミスによる誤認逮捕が発覚するというあらすじ。前作に負けず劣らずのヒキを用意できているが、確かにサスペンス要素は前作より弱いし、やや反則気味のトリックが用いられているという点でもイマイチだった。
    キャラクター小説としては上々なので続きも読みます。
    エドガーにポーにドイルまで登場したら…さすがに?

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    2026年02月04日
  • ボタニストの殺人 下

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    ネタバレ

    元ジャーナリストはボタニストのウソを実験室を教えられ、途中からボタニストの協力をする裏取引をする。「ボタニストを有名にするような動き」
    ボタニストの正体を出したり、ボタニストの敷いたレールにポーを誘導する。
    3人目、ダグラス・ソルトはギリギリ救えた。
    エステル・ドイルを追い込んだのがボタニストだとわかり、ドイルは釈放される。ドイルの協力でボタニストを追い詰める。
    日本の西表島での実験も判明する。
    エステル・ドイルからのアプローチでポーとドイルが恋仲になる。これには驚き。

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    2026年01月23日
  • ボタニストの殺人 上

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    ネタバレ

    日本の西表島でツアー客が遺体を発見。
    エステル・ドイルが実の父親を殺した容疑で逮捕される。
    ポーが調査を開始する
    生放送のワイドショー中に殺人がおこる。
    犯人は封筒を送って予告してくる
    薬物を使う犯人
    護衛をつけていた2人目、3人目も死亡する
    被害者は全員、嫌われ者。
    犯人「ボタニスト」は落ちぶれたジャーナリストを指名してくる。

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    2026年01月23日
  • 恐怖を失った男

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    スパイ小説の系譜。設定がお約束的だが、読者がこういうのが好きなのがよくわかっていらっしゃるという感じ。全体的にはよく練られた物語。映画の原作になりそう。

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    2026年01月12日