M W クレイヴンのレビュー一覧
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ウルバッハ-ビーテ病という病ゆえ、恐怖に対しての反応が麻痺してしまうという症状が現れてしまった男、ベン・ケーニング。
拉致され行方不明となった元上司の娘の救出に乗り出す。病ゆえ、周りを危険に巻き込みながら、自らも危機の中に飛び込み、ドンパチを繰り広げるアクション小説。
ポー&ティリーコンビの掛け合いは大好きだが、刺激強めが好みの私としては、新シリーズのこちらの方が気に入った。
ウルバッハ-ビーテ病という病が実際に存在し、イラクやアフガニスタンの戦闘から帰還し、極度のPTSDにより社会生活が送れなくなってしまった兵士の治療に活用できるのではないか、と研究されていることを知り驚いた。
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ワシントン・ポーシリーズの第5作目。
今回はボタニスト、毒の使い手が相手となる。
そしてシリーズでは初となる上下巻二冊の大長編。
買った当日、一気に読み終えてしまったがやはりこのシリーズは面白い。
ミステリー好きにはたまらない一作であることは間違いない。
トーク番組の生放送中、女性蔑視の持論を展開するケイン・ハントが
突然倒れ、搬送先の病院で死亡。
ケイン・ハントは脅迫状を受け取っており、警察は殺人事件として捜査を開始。
そしてそれを皮切りにボタニストと呼ばれる殺人者による犯行が相次ぐ。
不可能と思われる状況からの毒殺を繰り返すボタニスト。
一方、同タイミングでポーのもっとも信頼する病理学者であるエステル・ドイルが
父親を銃で殺害したという容疑で逮捕されたという知らせがポーの元に届く。
どちらも不可能と思われる状況で犯行。
この二つの難事件を軸に物語は進行していく。
今回の敵も相当厄介な敵だが、
今回はあのエステル・ドイルに掛けられた殺人容疑という
二重苦の捜査を強いられるポー。
下巻でこの物語がどう転がるのか楽しみである。 -
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ネタバレ国家犯罪対策庁の重大犯罪分析課の仕事は、犯人を捕まえる事じゃない。
犯人に繋がる重要な証拠を掴む事だ。
◆あらすじ
英国のカンブリア州に数多く存在するストーンサークルで次々と焼死体が発見される。連続殺人でありながら、被害者同士の繋がりや動機が分からない。そんな中、三人目の被害者の胸に停職処分中の警官ワシントン・ポーの名前が刻まれていた事が判明する。身に覚えのないポーが捜査に加わる事になるが、新たな死体が発見され、謎がさらに深まってしまう。
◆かんそう
映像化されたら、面白そう。
不正を許さず捜査の為なら手段を選ばないポー。社会不適合者でありながら頭脳明晰なティリー。その二人を信頼している上司のフリン。三人の関係性がいい。フリンは元ポーの部下で、ポーの性格も能力も知っている。孤立していたティリーは、ポーの優しさ荒々しさに徐々に打ち解けていく。
もう、ティリーが愛おしい。
物語の序盤で、犯人もしくは共犯者は警察関係者であることは、ミステリ好きな人ならバレバレであるのに作中では1ミリも疑っていない。重大犯罪分析課の仕事は証拠を掴むことなので、次々と参考人に話を聞きに行き新たな事実が分かっていき証拠を掴んでいくのだが、謎をそのままにして話が進むことにモヤモヤしていたが、決定的な証拠を見つけ現地警察に引き継ぐという時に、ポーはその謎に疑問を抱いていた。そうこなくっちゃ!残っていた残高が少ない!ポーの名前が刻まれていた謎!ここから一気に面白くなった。
原題の「The Puppet Show」
これが、全てを物語っている。
「あなたは幸せ?」
意味は明かされていたが、
ここに隠された言葉は何だったのか?
未だに気になる。 -
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読みやすさ、引き込まれやすさは安定してる。
ポーやティリーも軽口を叩くが、別の口の悪い捜査官(か鑑識官だったかな)との対比でポーが「ある一線を超えない」という点を表していたのがよかった。
まだ色々謎は配置されたまま
ドイルとの結婚式は幸福なことなのに、ポーとの結婚であるためとても嫌な予感がどうしてもしてしまう。
読みやすい分、ポーやティリーの活躍している点がイマイチ印象に残らない(どの作品のどの場面か、何をしたかが読み終えると忘れてしまう)
「活躍」ってなんだろう。
ティリーは分析、ハッキングの能力(作品のテンポに関わる)
ポーは勘の良さ(これまたサクサク話が進む)
「ボーン・コレクター」のディーヴァーのように犯人側の視点もある。なのにあまりドキドキしないのは上巻だからか(慣れすぎて上巻ではあまり劇的なことは起きないと思ってしまっている)
なので下巻へ! -
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ネタバレ同性間クソデカ感情と聞いて読みましたがそれがあまりにもネタバレすぎて…w いや、何となく犯人に目星がついたまま読んでいたので驚きはなかったのですが…でもそう知らされてなかったら読まなかったから良かったのかな…?
猟奇的連続殺人事件の被害者に名前を掘られてしまった主人公。刑事から離れていたがそのせいで刑事に戻ることに…という、主人公が可哀想な感じのスタートなのですが、ふてぶてしい主人公なので読んでいて面白かったです。もしかしてこの主人公が以前に出てきているシリーズなどあるのでしょうか?
相方役になる引きこもり気味の天才ハカーとかいうテンプレキャラが出てきたときは、海外も日本も同じなんだなぁと思いました。やっぱりこういうキャラみんな好きなんだね!この子の成長も描かれているのが面白かったです。このふたりとフリンさんでまた何か読みたいですね〜。
そんでもって犯人なのですが、主人公の友人の刑事という…主人公の友人という時点でこれは…!と思ったのですが、期待を裏切らず…。児童養護施設が児童を売ってそれが引き金になるというのが、創作界隈ではよくあるんですが(現実ではあるな)…まぁ、それなら復讐もやむなしですかね…。
でも最後、もしかしてまだ生きてる…??という終わり方になったのがどういう事なのか…。
海外の作品は文章つめつめで読みにくいイメージがあったのですが、読みやすくて良かったです。人の名前も覚えやすい範疇なのが助かりました。 -
Posted by ブクログ
5作も連続で読むと、冒頭で物語の構造がわかってしまうのかも。なので、後半は全く意外性もなく退屈だった。
全般的にこの作者の作品はレイモンド・チャンドラー的で村上春樹小説の主人公と同様に、ただひたすら独り言を言い、時々、気の利いた会話をし、あとは自分の思い通りになるものをいじって悦に入っている。
小物や料理や武器を。
それが、彼らのマインドフルネスなのだ。
社会のマジョリティへ違和感を感じ、しかし、マイノリティである自分を肯定する小さな世界を構築する。それ自体は悪いことではないと思うけれど、他人に見せつける必要もないのではないかとも思う。
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Posted by ブクログ
書店でこのシリーズの作品を見かけることが多く、調べてみると新作の「ブラッディダイスの殺人」が7作目で、そんなに続いてるなら面白いんだろう!と思ったのと、海外文学は個人的に登場人物の名前を覚えるのが難しかったりと中々手を伸ばす機会が少ないのでこの機に挑戦してみようと思い手に取ってみました。
作品は重たい内容も多分にあったのですが、ポーとブラッドショーのキャラクターや掛け合いなどが面白くスルスル読めました。面白かったのですが、内容があまり好みでは無かったので星3に、、
ポーとブラッドショーのこれからがとても楽しみなので2作目の「ブラックサマーの殺人」も読んでみたいと思います。