東野圭吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
東野圭吾さんが亡くなってしまい、これまでも主要な作品は読んでいたのですが、Podcastで勧められてていて未読だった本作を手に取ってみました。
ドラマ化や映画化されていたのでタイトルは知っていたけど、内容は全く知らない状態で読みましたが、なかなか面白かった。
物語を貫くのは、父親を殺された息子と、その殺人犯に疑われた女性の娘の2人。
各章ごと、毎回この2人と関わる実質的達の目を通して、時代が動いていきながら話が進んでいきます。この2人の直接的な関係と、最初の殺人の真相が最後の最後で明かされそうなところで物語は終了します。
東野圭吾さんの小説によくあるドラマ化を想定したような小説ではありますが、全体を暗いノワールのような暗い雰囲気が貫いていて、そのストーリー展開の上手さと、小説ならではの面白さが感じられた。
なお、綾瀬はるか主演のドラマを、アマプラでチラッと観てみたが、武田鉄矢が刑事役だったところで雰囲気が台無しだったからすぐ観るの止めた。 -
Posted by ブクログ
再読シリーズ。
主人公2人が揃っていた描写は、子供時代のほんの少しだけ。あとは、繋がっているんだな、案外常に側に居て、共生してるんだと想像できる。
それが、愛なのか、贖罪なのか、支配なのか捉えるのは人それぞれなのだと思うけど、私は「究極の愛」とするのは違うのかな、と思った。やはり「共生」の言葉が合っている。
設定された時代そのままに自分も大人になっているので、FAX、PC、ネットの移り変わりが違和感なく読めた。
東野さんがご存命であれば、本人たちの独白込みのサイドストーリーもいつかは、、、と期待したけど、それは叶わない。長編だけど、手元に残してまたふとした時に読み返す1冊になるのでしょう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレめちゃくちゃ長かった。けど先が気になって1週間ほどで読めてしまった。まあ雪穂が魅力的すぎてバカな男がバカやって騙されてみたいな話。けど、雪穂と桐原の2人を太陽の下を歩けない、白夜を歩いてるって表現した東野圭吾は天才だと思います。拍手。桐原が最後自分の手で自分にけりをつけたのはおいまじかよもう何にもわからなくなったじゃんと真相は語られないんだなと残念になった。最終的に雪穂と結婚した篠塚家がどうなったのか、高宮の会社や栗原さんの病院から実際にどうやって情報を盗んだのかはわからなかった。
けど、2人の胸中は作中一度も語られずに物語が進行しているのはすごい。おそらく、雪穂と桐原が全て暗躍してるんだなっていうのだけ小出しにしてる感じ、焦らさないで教えてください。でもこういうのも嫌いではないですありがとうございます。
戦犯は桐原洋介、お前がロリコンしなければワンチャン雪穂と桐原がくっついていたのではないかと想像だけが進行してしまった。
そういうハッピーエンドがどこかにないですか??
救いはありませんか????2人を太陽の下に出させてあげてください東野圭吾!!!!!泣 -
Posted by ブクログ
ネタバレ敦也、翔太、幸平の3人は泥棒に入った帰りに車が故障し古びた雑貨店に逃げ込む。そこに突然悩み相談の手紙が投函され、好奇心で返信を書くとすぐに2通目の返信手紙が。ここは過去と現在をつなぐ特別な相談所だった。
オリンピック選手で病気の彼との悩みを相談する「月のウサギ」。ミュージシャンを夢見るも父親が体を壊し、実家の魚屋を継ぐかどうか悩む「魚屋ミュージシャン」。資産家の両親が事業に失敗し夜逃げすることになり、途中に逃げ出した「ポール・レノン」。昼はOL夜はホステスとして働くも早く資産を築き成功したい「迷える子犬」。
全部の登場人物が「丸光園」に関わった人で、浪矢雄治と丸光園の創業者の女性との話も感動的。
心が浄化される一冊。