東野圭吾のレビュー一覧
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ネタバレ殺人の動機、関わった3人の思いを知っているだけに、これからどうガリレオ教授に追い詰められるのだろうかと心拍上昇しながら、心が不穏になりながら読んでいる。2/3
以前関わっていた人物が現れ、お互いの心の揺れ、葛藤が出てきた。それに伴って計画が綻びそうな今にも崩れそうな雰囲気がビシビシと出てきた。いつバレるのかというスリルと共に、さらに心が不穏になりながらページを進めている。 2/6
「彼(彼女)が幸せなら、それで良い」
よく目にするセリフだが、ここまで愛する人を想い、行動できる人はいるだろうか。そして如何にしても消すことができない「罪の意識」…ラストが切ない。
※ガリレオシリーズ、ドラマは -
Posted by ブクログ
ネタバレ十数年以上も前に読んだ本を再読。内容はほとんど忘れていたので、真っ新な気持ちであっと言う間に完読。
石神も、花岡も、湯川も報われない結末が切ない。全員が納得することはできない、全員が何もなかったかのように幸せになることは出来なくても、石神の気持ちを考えたら、トリックを見破った湯川には、花岡に真相を話して欲しくなかったという気持ちもある。だけど湯川からしたら、黙ってはいられないという気持ちも分かる。自分だけ幸せになんかなれない、全てを告白し、自分も罪を償いたいという花岡の気持ちも分かるだけに、本当に切ないラストだった。
【天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮 -
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「偽りの昼に太陽はない。さすらう魂の大叙事詩」というのが帯に書かれたコピーなんだけど、どういうもんでしょ?なんだか、物語を正確に評していないような気がするのですけれどね。一種のピカレスクロマンとでもいいましょうか?そこに誰が犯人なのかという答が見えているのに、不可思議なバランスの上にストーリーが展開していく。もちろん、これは計算しつくされたものなのでしょう。何というか絶妙な物語はこびです、すばらしい。とりわけ、あのラストシーンは絶品ですね。そうか、そこで切ってしまうのね、とたまらなくぞくぞくいたしました。タイプは全然ちがうのだけれど、なぜか読後に宮部みゆきの『火車』を思い出しました。
事件の背 -
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ネタバレ
過去と手紙で繋がる不思議なお店、ナミヤ雑貨店。
強盗の後、警察からの追跡から逃れるために入った廃墟同然の場所で、3人の青年たちが不思議な体験をする。
私にもナミヤ雑貨店みたいな悩みを相談できる場所が欲しい。
雄治さんみたいに、匿名で顔が見えなくても真摯に向き合ってくれる人が欲しい。
人との繋がりが希薄になってる現代に、ファンタジーであってもこういう場所があったら良いなって思いました。
個人的には、"夜更けにハーモニカを"の克郎と父親の微妙な距離感と不器用な思いやり、"黙禱はビートルズで"の浩介が辿った人生と、今になって知る両親の最期、が特に印象的で -
Posted by ブクログ
東野圭吾の代表作を今さらながら読む。
1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。
容疑者は次々に浮かぶが、結局事件は迷宮入りする。
被害者の息子・桐原亮司と、容疑者の娘・西本雪穂。
暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女はその後、
全く別々の道を歩んで行く。
二人の周囲に見え隠れする幾つもの恐るべき犯罪。
だが、何も証拠はない。そして19年の月日が経つ。
まず、本の分厚さに衝撃を受ける。
延べ850ページにも及ぶ大叙事詩である。
その膨大な長さに目が回りそうになったが、
なるほど、読んでみてわかる。これでも足りないぐらいだ。
この物語において、徹底して亮司と雪穂の二人の心の内は語