東野圭吾のレビュー一覧

  • プラチナデータ

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    SFチックなミステリ?と最初は思っていましたが、容疑者の気持ちがどんどん深く掘り下げられていって、切なくもホッとするラスト。

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    2025年03月03日
  • プラチナデータ

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     東野作品は何度か再読しているものが多い中、こちらは初めての再読。なぜだか肌に合わなかった印象だったが、今回もその印象は変わらず。話としては面白いと思うので、登場人物が気に食わないのか?自分でも理由がいまいちよくわからない。
     タイトルの意味もさっぱり忘れていたが、実際にこのような特権を作って死守しようとする政治家その他権力者は多いのだろうと思わせるラストだった。本書で描かれたような管理社会は近い将来実現しそうだが、誰も自分の頭で考えなくなりそう。DNA捜査システムが確立しても冤罪は起こるだろうし。システムの誤作動に気づくことができる人間はいるのか。

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    2025年02月18日
  • プラチナデータ

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    今が2025年なので約15年前の作品ということになる。15年の間に、どのくらい遺伝子解析に関する研究が進んだか分からないが、この話は単なる作り話ではなく、既に私たち国民が知らない間に起こっていた事件のようで怖いと感じた。
    犯罪が著しく減るのであっても、データで管理されるという抵抗感はある。その倫理観についても考えさせられた。

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    2025年01月24日
  • 疾風ロンド

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    東野圭吾さんは、スキー推進委員会なんでしょうね?

    これを読むとスキーしたくなるんですよね
    私、やったこともないのに

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    2024年11月23日
  • ダイイング・アイ

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    東野圭吾の作品は、読み終わったあとにもう一度冒頭を確認したくなることが多い。この本も、最初から事件の真相はわかっていて、なのにサラリと読んでしまっていたから悔しい。最初から事件の真相がわかっているといえば、志賀直哉「正義派」もそうだなぁと思った。小説の神様だね。

    免許を持っているのでバイト先まで15分程度運転することがある。20分程度走らせてショッピングモールまで行くこともある。だけど運転は怖いと思っていた。この本を読んでさらに怖くなった。事故を起こしたら、どうしよう。
    病気で亡くなる方は、心筋梗塞なんかは突然だけれどそれを例外にすれば、じわりじわりと病が身体を蝕んで、その過程で自分はもう死

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    2024年11月22日
  • 容疑者Xの献身

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     どんなに合理的に生きようとしても、石神がそうであったように、我々人間は大切な人のために非合理的な行動をとってしまう生き物なのではないだろうか。そして、むしろ人間の非合理な部分にこそ本当の美しさがあるのではないかと考えさせられる作品だった。

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    2025年10月18日
  • プラチナデータ

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    世の中が平等ではなくても、
    人間はいくらでも幸せになれると思った。

    話が進むにつれて、神楽の心情が徐々に変わっていくところが印象的だった。

    ★印象に残ったフレーズ

    「芸術とは作者が意識して生み出せるものではない。その逆だ。それは作者を操り、作品としてこの世に生まれる。作者は奴隷なのだ」

    「すべてを知り得ないから惹かれる。知ってしまえば愛は終わる。愛とは情報の欠落を埋めるものだ」

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    2024年10月05日
  • 疾風ロンド

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    とても読みやすくて、一気読み。
    栗林がちょっとアホすぎて、東郷も自分のことしか考えておらず、生物兵器を作り出せる大学の医科学研究所のトップがこんな人なら、やばすぎって(笑)
    最後、秀人が良くやってくれました!!
    「能ある鷹は爪を隠す」って折口真奈美は言ってたけど、爪もなかったってことね。
    面白かった~!

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    2024年10月05日
  • 容疑者Xの献身

    購入済み

    実におもしろい

    いかにも東野圭吾作品といった印象。
    まさかのトリックに驚く。
    持てない中年男の純情も描いており、
    非常に共感できる。

    この作品、映画化もされていて、
    そちらも傑作なので、是非見ていただきたいのだが、
    原作も、さすがに面白い。

    #胸キュン #切ない

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    2024年09月30日
  • 疾風ロンド

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    ネタバレ

    久しぶりの東野作品
    何年振りかに読むけど、まだどきどきした、はらはらした

    盗まれた生物兵器
    死んだ犯人、手がかりの写真 テディベア
    鈍臭過ぎる栗林に傲慢な東郷にイラつきながら(本当によくいる視野の狭い上司)もグイグイ読めた

    本当に!自分たちのことしか考えてない大人たちが猛烈にもやもや。こんなにも多くの人を巻き込んで、それでも保身に走ることを恥じてほしい
    それを売り飛ばそうとする奴も、もう…

    中学生たちの気持ちたちがなんか色々救った気がする。ナンダカンダで父親を思ってる秀人が良い
    最後は良かった
    祝杯は気が早い気がするけど、親に嘘つきになってほしくないなんてかわいいし、
    なんでフランクフル

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    2024年09月22日
  • 疾風ロンド

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    途中から、おかしな展開になってきたようで笑えるところもあったり、全てがつながる展開のおもしろさもあり、どんどん読み進めることができた。ラストの1ページのオチは最高でした。

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    2024年04月15日
  • 疾風ロンド

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    スキー場でのミステリー 犯罪とかはないが、殺人兵器と言われるものが雪の下に埋められているのを探して回る。ドジな研究員が笑いを誘う。探しているのがテディベアというのがかわいい。東野圭吾さんのスノボーの経験も文章に活かされているように思う。最後は目的物を発見して取り合いになって、ハラハラして一気に読めた。

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    2024年03月17日
  • ダイイング・アイ

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    冒頭の生々しい描写から引き込まれました。
    ジャンルで言うと、ミステリーかホラー若しくはミステリーホラーになるんでしょうが、ジャンルに拘らずに読めば東野圭吾作品だなと納得。

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    2024年03月04日
  • ダイイング・アイ

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    めっちゃ怖かった…
    夜中に読むんじゃなかった、と少し後悔

    いつの時代も怨念は女なんだよなぁ
    女性だからこそ怖さが増すような。
    (だいたい幽霊って髪の長い女だしね)

    でも私は面白く読めたし、いろんな謎がうまく重なって気がつけば物語に入り込んでいた
    ホラーやけど、現実感があったから余計恐怖を感じたわ

    やっぱり東野圭吾はうまいな、と思った。
    個人的にはけっこう好きな作品だった。
    でも昼間に読むのをおススメします…

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    2024年02月29日
  • 疾風ロンド

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    大学の研究室から生物兵器を盗み出した犯人が、不特定多数の人間を人質に身代金を要求する。
    しかもスキー場の雪山に生物兵器を埋めた犯人が交通事故で死んでしまうというアクシデント。
    生物兵器を秘密裏に回収を命じられた研究員は頼りない中年男。
    話の展開はゲレンデを滑走するようにスピーディーで一気に読み終えてしまった。
    さすが東野圭吾氏。読者を最後まで飽きさせない。

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    2024年02月25日
  • ダイイング・アイ

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    東野圭吾は罪を犯した人に非常に厳しい印象があったので、途中までモヤモヤと違和感を持ちながら読み進めましたが、真相がわかり納得がいきました。やっぱり安心と安定で面白かったです。

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    2024年02月24日
  • ダイイング・アイ

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    ネタバレ

    冒頭の被害女性目線で一気に引き込まれました。
    ただ自分は生きたマネキン云々で少し醒めてしまった感もあり、好みは分かれそう。

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    2024年02月24日
  • 疾風ロンド

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    スキー場シリーズの第二弾です。
    根津さんの新しい職場でまたまた事件。
    仕掛けた犯人があっさり事故死してしまうという出だし。
    栗林が上司の指示で埋められた生物兵器の捜索に息子の秀人とスキー場に向かいます。
    もう脳内は自分もゲレンデにいる気分でした。
    最後は思わずクスッと笑ってしまいました。
    面白かったです。

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    2024年01月27日
  • 疾風ロンド

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    ネタバレ

    最後が痛快すぎー。

    解凍が進んだ冷凍のフランクフルトを
    偽造パスポート作って国外に持ち出そうとした女ww

    この女性目線の本もあったら面白いかも。

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    2024年01月24日
  • 疾風ロンド

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    面白くて駆け抜けた!!
    スキー場を舞台にしたサスペンス?というよりエンタメ?ドキドキともやもやと笑いありって感じ。

    スピード感かなりあってさらっと読み終えた。

    最後の終わり方にも満足。

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    2023年11月03日