東野圭吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
東野作品は何度か再読しているものが多い中、こちらは初めての再読。なぜだか肌に合わなかった印象だったが、今回もその印象は変わらず。話としては面白いと思うので、登場人物が気に食わないのか?自分でも理由がいまいちよくわからない。
タイトルの意味もさっぱり忘れていたが、実際にこのような特権を作って死守しようとする政治家その他権力者は多いのだろうと思わせるラストだった。本書で描かれたような管理社会は近い将来実現しそうだが、誰も自分の頭で考えなくなりそう。DNA捜査システムが確立しても冤罪は起こるだろうし。システムの誤作動に気づくことができる人間はいるのか。 -
Posted by ブクログ
東野圭吾の作品は、読み終わったあとにもう一度冒頭を確認したくなることが多い。この本も、最初から事件の真相はわかっていて、なのにサラリと読んでしまっていたから悔しい。最初から事件の真相がわかっているといえば、志賀直哉「正義派」もそうだなぁと思った。小説の神様だね。
免許を持っているのでバイト先まで15分程度運転することがある。20分程度走らせてショッピングモールまで行くこともある。だけど運転は怖いと思っていた。この本を読んでさらに怖くなった。事故を起こしたら、どうしよう。
病気で亡くなる方は、心筋梗塞なんかは突然だけれどそれを例外にすれば、じわりじわりと病が身体を蝕んで、その過程で自分はもう死 -
Posted by ブクログ
ネタバレ久しぶりの東野作品
何年振りかに読むけど、まだどきどきした、はらはらした
盗まれた生物兵器
死んだ犯人、手がかりの写真 テディベア
鈍臭過ぎる栗林に傲慢な東郷にイラつきながら(本当によくいる視野の狭い上司)もグイグイ読めた
本当に!自分たちのことしか考えてない大人たちが猛烈にもやもや。こんなにも多くの人を巻き込んで、それでも保身に走ることを恥じてほしい
それを売り飛ばそうとする奴も、もう…
中学生たちの気持ちたちがなんか色々救った気がする。ナンダカンダで父親を思ってる秀人が良い
最後は良かった
祝杯は気が早い気がするけど、親に嘘つきになってほしくないなんてかわいいし、
なんでフランクフル