あらすじ
◆東野圭吾が贈る、この冬最大の興奮! ラスト1頁まで気が抜けない長編ミステリー!
拡散すれば人々を大量死に陥れる威力をもつ生物兵器K-55が盗まれた! 引き換えに3億円を要求する犯人からの手がかりは、スキー場らしき場所に写ったテディベアの写真のみ。しかも犯人との交渉が突如不可能に! 圧倒的なスピード感で二転三転する事件のゆくえ、読者の予想を覆す衝撃の結末に酔いしれろ!!
感情タグBEST3
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人間模様が全くイライラしない!!
雪山でのドタバタミステリー
残り数ページになった頃、どうやって片付けるつもりだろう…
と思いながら読みました。
読んでよかった!と思えた
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雪山で繰り広げられる生物兵器を巡る熱い戦い。
恋も家族愛もほどよく散りばめられた一冊。
最後は笑ってしまい、楽しい結末だった。
これも2度目。だけど結末を全く覚えていなくて、ハラハラドキドキ最後まで楽しめました。
異色の主人公が面白い
東野圭吾と言えば、容疑者Xの献身や白夜行など重たい内容ながら最後は感動で涙することが多いのですが、こちらの作品は、主人公の栗林が非常に頼りないながらも周りに助けられて物語が進んでいく様がコミカルに描かれていて、他の作品とは一味違った感じで面白かったです。最後に「冷凍フランクフルト」が待っているとはさすがです!
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大学の医科学研究所から生物兵器である炭疽菌K−55が盗まれた。「雪山に埋めた。春になって雪が解け、温度が上がれば菌が散乱する」と犯人から脅迫状が来た。「埋めた場所を知りたければ3億円払え」と。しかし犯人は呆気なくも事故死してしまう。上司の東郷所長から炭疽菌を内密に回収するよう命じられた研究員の栗林は、息子とともにとあるスキー場に向かった。埋めた場所の目印は木にぶら下げたテディベア!しかし想定外の出来事が次々と起こり、最後の最後まで東野圭吾らしいどんでん返しが連続する。
ここには警察も探偵も登場しない。極秘のうちに炭疽菌を見つけなくてはならないゆえに、捜すのは少し鈍い研究員の栗林。そしてうるさいだけの東郷所長。そこに絡んでくる地元の中学生やスキー場のパトロール隊員たち。炭疽菌の秘密を知り横取りしようとする者たち。栗林は炭疽菌を取り戻せるのか。警察や村の人たちに秘密がバレないのか。息子の秀人の恋は始まるのか。栗林を手伝ってくれる根津と千晶は成就するのか。そんなこんなで最後までハラハラドキドキで一気に読ませる。
しかし、終わらせ方がこれはどうなのでしょうか?ネタバレするからあまり言えないけれど。読者は全部を見通せるから解決したことは理解できる。しかし読後に思ったのだが、栗林たちは解決したことを知らない。予想はつくけれど、そんな簡単なハッピーエンドなのか。このあとどうなったのか?が気になるところだ。
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よーしよしよし。
だんだん読むスピードが戻ってきているのを感じる。
それともこのシリーズが読みやすいだけなのか。
前回の「白銀ジャック」に続き2作目の雪山シリーズ。
今回は「とあるスキー場に隠された最悪の生物兵器を探し出せ」っていうのが話のテーマではあるんですが……。
うん、何だろうね。
前作に比べると絶妙に緊迫感がないんだよね。なんだろうねこれね、生物兵器だよ?どこに行ったか分かんないのを探し出さないといけないんだよ???
なのに当の探さないといけない本人達がものすごーくのんびりしてるんですよね。
しかもその生物兵器を奪おうとしてやって来る奴も何かどっか抜けてるんですよね。
読みながらずーっと何だろうこの既視感……と思っていたんですけどさっき答えが出ました。
何かこれ雰囲気がホームアローンに似てるんだわ。
悪いことをしてるのに何だか憎めない大人達と、未成年なのにしっかり色々と悩みながらも考えて行動できる子ども達と。
この対比が何かあの映画を思い出させるんだわ。
しかも最後の犯人との雪上バトルとかね、もう映像になったらホームアローンだよあれ。
まさか東野圭吾作品を読みながらこんなに爆笑する日が来るとは思わなかったので新鮮な体験でした。
あ、でも個人的に嬉しかったのはまた根津と千晶が出てきてくれた事だったけど!
Posted by ブクログ
おすすめ度 ★★★★☆
どんでん返し度 ★★★☆☆
今回は殺人とかもなく、秘密兵器を探す
ハラハラドキドキ展開で
読みやすく一気読みができた
話の展開も長くなく、淡々と進んでいった
ラスト1ページは笑いが起きた
いい話
Posted by ブクログ
とても読みやすくて、一気読み。
栗林がちょっとアホすぎて、東郷も自分のことしか考えておらず、生物兵器を作り出せる大学の医科学研究所のトップがこんな人なら、やばすぎって(笑)
最後、秀人が良くやってくれました!!
「能ある鷹は爪を隠す」って折口真奈美は言ってたけど、爪もなかったってことね。
面白かった~!
Posted by ブクログ
久しぶりの東野作品
何年振りかに読むけど、まだどきどきした、はらはらした
盗まれた生物兵器
死んだ犯人、手がかりの写真 テディベア
鈍臭過ぎる栗林に傲慢な東郷にイラつきながら(本当によくいる視野の狭い上司)もグイグイ読めた
本当に!自分たちのことしか考えてない大人たちが猛烈にもやもや。こんなにも多くの人を巻き込んで、それでも保身に走ることを恥じてほしい
それを売り飛ばそうとする奴も、もう…
中学生たちの気持ちたちがなんか色々救った気がする。ナンダカンダで父親を思ってる秀人が良い
最後は良かった
祝杯は気が早い気がするけど、親に嘘つきになってほしくないなんてかわいいし、
なんでフランクフルトと???笑う
Posted by ブクログ
途中から、おかしな展開になってきたようで笑えるところもあったり、全てがつながる展開のおもしろさもあり、どんどん読み進めることができた。ラストの1ページのオチは最高でした。
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スキー場でのミステリー 犯罪とかはないが、殺人兵器と言われるものが雪の下に埋められているのを探して回る。ドジな研究員が笑いを誘う。探しているのがテディベアというのがかわいい。東野圭吾さんのスノボーの経験も文章に活かされているように思う。最後は目的物を発見して取り合いになって、ハラハラして一気に読めた。
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大学の研究室から生物兵器を盗み出した犯人が、不特定多数の人間を人質に身代金を要求する。
しかもスキー場の雪山に生物兵器を埋めた犯人が交通事故で死んでしまうというアクシデント。
生物兵器を秘密裏に回収を命じられた研究員は頼りない中年男。
話の展開はゲレンデを滑走するようにスピーディーで一気に読み終えてしまった。
さすが東野圭吾氏。読者を最後まで飽きさせない。
Posted by ブクログ
スキー場シリーズの第二弾です。
根津さんの新しい職場でまたまた事件。
仕掛けた犯人があっさり事故死してしまうという出だし。
栗林が上司の指示で埋められた生物兵器の捜索に息子の秀人とスキー場に向かいます。
もう脳内は自分もゲレンデにいる気分でした。
最後は思わずクスッと笑ってしまいました。
面白かったです。
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最後が痛快すぎー。
解凍が進んだ冷凍のフランクフルトを
偽造パスポート作って国外に持ち出そうとした女ww
この女性目線の本もあったら面白いかも。
Posted by ブクログ
面白くて駆け抜けた!!
スキー場を舞台にしたサスペンス?というよりエンタメ?ドキドキともやもやと笑いありって感じ。
スピード感かなりあってさらっと読み終えた。
最後の終わり方にも満足。
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序盤から犯人が事故死するという予想外な展開でした。オチも完全に予想外だったのでとても楽しめました。お気に入りのシーンは、滑りながらチャンバラを行うシーンです。想像して「そんなことあるか?」と思い、電車の中で笑いそうでした。
私は、読書慣れしていないのですが、雪山シリーズで共通して出てくる人物やお店があるので、全部読むと背景の時間の流れも感じらで楽しめました。
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K-55生物兵器が盗まれ雪山に埋めたという声明から話は始まり、犯人は事故で死亡。その生物兵器を探し回る話。白銀ジャックの根津と千晶がまたしても活躍。生物兵器を見つけるまで多くの伏線がラスト50ページくらいから続々と回収され、ラスト3ページからK-55の行方や人間に大どんでん返しが待っていた。
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すいすい読めて、あまり本に馴染みがない人にも薦めやすいと思った。
個人的に、各登場人物が個性豊かで良かった。特に中学生たち
自分は最後少しあっさり終わったなと感じたけど、これは個人の好みの問題だから人によると思う。
久しぶりにスキーやりたくなった
Posted by ブクログ
白銀ジャックに続くシリーズで、それぞれ独立しているけど、同じキャラクターが出てくるので、愛着が湧いて嬉しい。
中身はコミカルなサスペンス。
ゴールまでどう辿り着くのか、視点や状況がクルクル回り、ハラハラしながら颯爽と物語が進む。
オチも好き。
気楽にサクサク読みたいときに良き。
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弟から借りました。
軽~く読めるエンタメミステリでした。
雪山に隠された生物兵器の隠し場所を探す物語なのですが、警察には届けないし、大量虐殺のできる恐ろしいモノの割に緊張感は希薄で、どちらかといえばドタバタ劇。
雪山を滑る疾走感を味わいながら、深く考えずにサラサラ読んで楽しむのが本書の正しい読み方だと思います。
最後のオチはよかったよ。
Posted by ブクログ
ハラハラ、ドキドキ。文字を読み進めていると鼓動が高鳴った。緊張感が文字から伝わってきた。どこにあるかわからない生物兵器を探すと言う設定は、同じく東野圭吾作品の雪煙チェイスで人を探すというのに似ていたが、決して同じでなく、読後感も良かった。青春も感じられた。
Posted by ブクログ
ワクチン開発のために秘密理に開発されていた炭疽菌K-55が研究所から盗まれ、その犯人から脅迫状が届いた時にはシリアスな展開が予想された。しかし読み進めていくとシリアスさはあるものの良い意味で緩く展開していった印象。
脅迫犯人が交通事故にあって死んでしまったり、主人公の研究員:栗林が全く格好良くない等々。前シリーズから引き続き登場する、根津と千晶も自然に絡んでくるのも喜ばしい展開。
最後はK-55がどうなるのか二転三転しつつ、栗林の息子:秀人の機転で清々しい結末となっている。
第1弾に引き続きスキーやスノーボードに興味がなくても充分に楽しめる作品であった
Posted by ブクログ
ポップとシリアスが雰囲気漂う読み物でした。
雪山に隠された殺人ウイルスを無事に回収することができるのか!
結果は中身がばら撒かれることなく回収することができた訳だが、登場人物たちの事情や背景があったから
盗まれる→回収したものが入れ替わっている→回収できた
という流れになったので、登場人物が1人でも変わっていたらこの物語は成立していなかったと思う。(多くの小説はそうだと思いますが)
最後は悪い人の手に渡らずよかったです^^
Posted by ブクログ
東野圭吾の雪山シリーズ②
研究所から持ち出された『K-55』は極秘に生み出された生物兵器だった。
雪山に隠された『K-55』をシーズン中に見つけないと大変なことに!
肝心の犯人は事故死してしまい、頼みは稜線や熊のぬいぐるみ
親子の関係の変化や淡い恋心も描きながら、生物兵器の隠し場所に迫る…!
最後の最後で主導権がそこへ行くとは…。
やっぱりウィンタースポーツが恋しくなってしまう一作!笑
Posted by ブクログ
白銀ジャックでは根津の活躍だったが、今回は女性スノーボーダーの活躍だった。
スノボしながらチャンバラできるか?と思ったが、大会で優勝するレベルならできるかと思った。
Posted by ブクログ
一気読み。雪上でのチャンバラしながらのチェイスの疾走感!!ハラハラドキドキ。
でもワクチンて言われただけの根津さんがあんな必死に協力してるところちょっと違和感。。物凄く正義感強くて良い人なのはわかるけどピンクの女の子を探す執念さはそこまでやれるか!?なんか知ってないとここまでやれんよなという感じになってしまった。
Posted by ブクログ
いきなり犯人が事故死して交渉不能になった時は面白いミステリになるなと期待したが、ミステリというよりはコメディといった感じで思っていたものとは違った。
大学側の人間がドジであまり緊張感はなかったが、クスッとくるような場面は所々にある。話としては単純な形で、意外性は特になかった。