感情タグBEST3
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異色の主人公が面白い
東野圭吾と言えば、容疑者Xの献身や白夜行など重たい内容ながら最後は感動で涙することが多いのですが、こちらの作品は、主人公の栗林が非常に頼りないながらも周りに助けられて物語が進んでいく様がコミカルに描かれていて、他の作品とは一味違った感じで面白かったです。最後に「冷凍フランクフルト」が待っているとはさすがです!
Posted by ブクログ
最後が痛快すぎー。
解凍が進んだ冷凍のフランクフルトを
偽造パスポート作って国外に持ち出そうとした女ww
この女性目線の本もあったら面白いかも。
Posted by ブクログ
序盤から犯人が事故死するという予想外な展開でした。オチも完全に予想外だったのでとても楽しめました。お気に入りのシーンは、滑りながらチャンバラを行うシーンです。想像して「そんなことあるか?」と思い、電車の中で笑いそうでした。
私は、読書慣れしていないのですが、雪山シリーズで共通して出てくる人物やお店があるので、全部読むと背景の時間の流れも感じらで楽しめました。
Posted by ブクログ
ポップとシリアスが雰囲気漂う読み物でした。
雪山に隠された殺人ウイルスを無事に回収することができるのか!
結果は中身がばら撒かれることなく回収することができた訳だが、登場人物たちの事情や背景があったから
盗まれる→回収したものが入れ替わっている→回収できた
という流れになったので、登場人物が1人でも変わっていたらこの物語は成立していなかったと思う。(多くの小説はそうだと思いますが)
最後は悪い人の手に渡らずよかったです^^
Posted by ブクログ
東野圭吾の雪山シリーズ②
研究所から持ち出された『K-55』は極秘に生み出された生物兵器だった。
雪山に隠された『K-55』をシーズン中に見つけないと大変なことに!
肝心の犯人は事故死してしまい、頼みは稜線や熊のぬいぐるみ
親子の関係の変化や淡い恋心も描きながら、生物兵器の隠し場所に迫る…!
最後の最後で主導権がそこへ行くとは…。
やっぱりウィンタースポーツが恋しくなってしまう一作!笑
Posted by ブクログ
白銀ジャックでは根津の活躍だったが、今回は女性スノーボーダーの活躍だった。
スノボしながらチャンバラできるか?と思ったが、大会で優勝するレベルならできるかと思った。
Posted by ブクログ
いきなり犯人が事故死して交渉不能になった時は面白いミステリになるなと期待したが、ミステリというよりはコメディといった感じで思っていたものとは違った。
大学側の人間がドジであまり緊張感はなかったが、クスッとくるような場面は所々にある。話としては単純な形で、意外性は特になかった。
Posted by ブクログ
先月読んだ恋のゴンドラに続き東野作品のゲレンデシリーズ2冊目。
スキー場に隠された病原菌を探そうと奮闘する話。
現実にもいそうな冴えないが憎めない主人公と、見事なまでに保身しか考えていない所長など、登場人物のキャラクターが絶妙で良かった!
ラストのオチ、病原菌のすり替えの動機が息子が父親を説得するというものであったのは良かったし、したたかな折口姉のまぬけな捕まり方は笑えて最後まで読んだ価値があるなと思った。
ご都合主義にはなるが、最後自由すぎる所長になにか起きて少しスカッと感じたかった。
千晶と折口弟のバトルシーンや登場人物の滑走シーンなどは映画化が目的かな思うような尺の取り方でそこがイマイチだった。(後からレビューを見たら作者はウィンタースポーツが大好きなようで納得)
私自身ウィンタースポーツがもっと好きだったらハマったのかも。
言葉は優しく、行動は正義感が溢れるがクールさのある根津のファンになったのでゲレンデシリーズの残り2冊も読みたい。