東野圭吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ以前から読んでみたいと思っていた作品だった。
「永遠の記憶」の内容が「容疑者Xの献身」とつながっていたこともあり、今回、本作を読むことにした。
小学生の頃に映画で観たことがあり、内容は知っていた。最後に石神が泣き崩れる場面は、当時の自分には強烈で、悲しさと同時に少し怖さも感じたことを覚えている。小中学生の頃に観た映画で、今でも印象に残っている作品はそう多くない。それだけ、自分の中に強く残っていた作品だったんだと思う。
内容を知ったうえで読んだが、それでも本として十分面白く、あっという間に読み終えてしまった。
自分の人生を捨ててまで大切な人を思い続ける石神を見て、そこまで誰かを思うことがで -
Posted by ブクログ
ネタバレどん底に落ちても、幸せになることを諦めてないというか、自分の理想や幸せのためならどんな手も使い周りの不幸も顧みない2人が、理解できなくて異質に思う。関係のない他人を不幸にするほどの覚悟はどこからくるんだろう。そこまで自分に対して、幸せに対して貪欲になれない。それでも最後のシーン、亮司の死体を見て表情ひとつ動かさず一度も振り返らなかった彼女の心情はどれほどのものだろうと考えさせられる。これまで人の心を動かし続けた雪穂の涙や、魅せるための芝居をぬいた彼女そのままの感情を見てみたい。けれどやっぱり、不幸にした人が多すぎる。罪は償って欲しい。
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Posted by ブクログ
ネタバレ待望の、ガリレオシリーズ初長編。
めちゃくちゃ良かった。本当に良かった。
私が読みたかったのはこれです!という感じ。
短編も良かったけど、長編でのこういう複雑な人間関係とかそれぞれの人物の思考、感情がしっかりと描かれている、こういうのが読みたかったんです!
湯川先生と草薙刑事のコンビものだったのが、石神という旧友の登場によって三竦みのような対立構造になり、三者三様の思惑、目的、感情があって本当によかった。
倒叙形式なのでどうしても石神や花岡親子に感情移入してしまって、湯川先生の鋭い視点や草薙刑事の執念の捜査に「もうやめて…!」と思ってしまう。
それすらもトリックの一部で、実は私自身も石神の仕 -
Posted by ブクログ
まずは長編を読み切ったときにだけ訪れる、あの何とも言えぬ読後感を味わったあと、
ひたすら「東野圭吾やっぱすげぇ、、、」と思わせてくれる作品だった。
19年にもわたる長い時間軸の中で、各所に散りばめられた伏線。回収までに長短あれど、矛盾点なく成し得ているのは、「どうやったらこんな作品を思いつくんだ?」とは思わずにはいられない。
物語後半まで読み進めていると、だんだん主人公の2人に怒りのような感情が募る。特に雪穂に。
事情はあれど、どれだけ自己中なのかと。
すると最終局面では全貌が明らかになる。
2人はなぜこのような道に進んでしまったか、
致し方ないと思う一方で、それでも巻き込んだ多くの人たち