東野圭吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2回もレイプ未遂で話が動くのどうなの……?と思ってたんだけどそれこそが東野圭吾の狙いだったとわかったときはのけぞりかえった。
白夜行というタイトルは、お天道様のもとを歩けるはずもない人生だけどお互いさえいればそれでよかった2人だったからなんだと思った。
すごすぎてずっとかじりついて二日で読み終えた。
本当に面白い。この内容なのに2人の視点では語られないのが本当ににくい構成だなぁと。2人のことは2人にしかわからないままなのが良い。
桐原がタバコの火を手に押し付けられても平然としてるシーンが好き。ずっとこうやって生きてきたのかなって思ってしまって。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ途中で他の本に何度も浮気をしたのにも関わらず読むことを辞めきることはできず半年かけて読みましたははは~
ハッピーエンドだバットエンドだとかいう終わり方ではなく、ただ事実だけを書いて締めたラストが読み終わってからの余韻をより一層引きずらせたような、 、、
それが個人的には刺さった
あーこう綺麗に上手いこと行くんだな結局はっていう印象で終わらなかったのが良かった
この本の中のキャラでさえ雪穂や亮司、
特に雪穂の行動ひとつひとつ本当の姿なのか確信をもてぬまま終わったと思うけど
客観視していた読者側も疑ってしまうような掴みどころのない2人が読み進めていくうちにとても苦しくなった
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Posted by ブクログ
素晴らしかった
映像化されたものよりも
数段。
最初はテレビでしったこのストーリー
小説で登場人物を浮かべながら読んだ。
細かな心理描写や背景、関係性、全てが
やはり小説が断然 面白い!
ラストに感動したこと以外
あまり覚えていなくて
事件の真相を忘れていたから
衝撃を受けた
靖子にしあわせになってほしい気持ちは
私も一緒だ
あの親子のしあわせを守って…
動揺しながら読み終えた
あまりにも…
読み終えて 再び映画を観た
変わらない結末に涙
小説では湯川と草薙の掛け合い
2人の友情、駆け引きのシーンが
とても印象的で好きだった
映画では柴咲コウ……
かなりガッカリ
北村一輝で見たかったなぁ…