東野圭吾のレビュー一覧
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追悼の意を込めて2026年に再読。数多くある東野作品の中でも、僕がすごく惹かれたのはこの『白夜行』という作品だった。すごく暗い気持ちになるようで、ただ本を読み進める手が全くと言っていいほど止まらなかった一冊。
自分の感情や感覚を掴むものは何だろうと考えながら読んでみたけど、それでもまだわからない。人間の本質だったり本能のところが非常にバランスよく揺さぶられる、そんな描き方をしているんだろう。
晩年になってからの東野さんの作品も好きだが、やっぱりこの頃の切れ味鋭い、何かいろんな方向に限界まで引っ張られながら表現しようとする東野さんの作品だからこそ、今なお名作と言われているのだろう。 -
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ネタバレ映画は金ローで何回も観たことあるけど本は読んだことなくて、「永遠の記憶」読んだし今だ!と思って読んでみた。
新事実だったのは、
石神の外見は確実に堤真一ではないということ。
(ずんぐりむっくりのハゲ)
美里はDV夫との子ではなかったということ。(その前の夫との子)
花岡靖子は松雪泰子でぴっっったりです。
基本実写化したものについては、
やっぱり小説のほうがいい〜って思っちゃうのあるあるだけど、この作品に関しては思わなかった。
小説に忠実ではないけれど、堤真一の石神は最高すぎる。
愛する人と数学を重ねていたオタクはにはもはや感動した。
どうなりたい(付き合いたい・結婚したい/研究で名誉が欲 -
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ネタバレガリレオシリーズ 第3弾
天才数学者でありながら、心ならずも高校教師をしている石神。
ある日、隣人の花岡 靖子と美里の親子が、暴力をふるいつきまとう、前夫の富樫を殺してしまう。それを知った石神は、二人を救うために完全犯罪を企てる。
論理的思考により真実は隠されていたが、石神のもとに、大学の同期であり親友の湯川が訪れる。
もう何度、映像で見たことか。
もう何度、ラストで泣いたことか。
ガリレオシリーズを読むなら、この本から!と思ってはいたのです。好きだから。
でも、なんとなく読み出せずにいたんです。好きだから。
石神の「献身」は、親子に対する崇拝であり、深い愛情の形なのに、花岡親子に強 -
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序盤からぐいぐい惹き込まれるめちゃくちゃ面白い作品でした。あり得ないような不思議な世界なんだけど、出てくる登場人物の反応は現実的なのでそのギャップがいい。あとみんな手紙の文面が妙に文学的に感じてそれも面白かったです。
最初は子供向けのファンタジーかなと思っていたけど、ファンタジーはファンタジーでもどの年代が読んでも共感する物語でもありました。時系列が前後するところは多少複雑ではあるけど、そこは東野さんの小説だから理解しやすい。伏線回収が気持ち良すぎて、さらに心温まるラストは美しすぎてため息が洩れました。
またこの映画版の主題歌Rebornはこの物語の為に書き下ろされた山下達郎の名曲で、この曲 -
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ネタバレお互いが偽物の太陽で、共依存関係にありながら、その行いが殺人や暴行などであるために、関係性を悟られてはいけないので会えない、という不思議な太陽だった。
あの現場を目撃した亮司は、殺すしかなかったのか。衝動的に父を殺したとしても、正当防衛として認められたのではないか。でも真実を明かすと、雪穂が買春された可哀想な子として生きて行かなければならなくなるから、完全犯罪にするしかなかったのか。
最初の殺人はさておき、それ以降の行いについては、うなづけるものは一つもなかった。父親殺しのみ2人の秘密とし、普通の生活を行う道はなかったのか。人をコントロールするために、レイプをしてその子に取り入るというのは反 -
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ネタバレ亮司と雪穂二人の心情は描写せず、二人と関わる人間や事件を調査する笹垣の視点から、彼らの人生が少しずつ明らかになっていく。
父の行いを目の当たりにした亮司。
彼がどんな思いで父を殺したのか。人生をかけて雪歩にとっての白夜(夜の中で照らす太陽のような存在)であり続けたのか。
雪穂は最後どのような気持ちで亮司の元を離れたのか。彼女が「あたしの上には太陽なんかなかった。いつも夜。でも暗くはなかった。太陽に変わるものがあったから。(中略)あたしはその光によって、夜を昼と思って生きてくることができたの」と発言していたことからも、亮司のことをかけがえのない存在として思っているのではないかと思う。
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