東野圭吾のレビュー一覧
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様々な人の視点で物語が描かれており、最初は混乱するところも多かったが、それらが繋がり始めてからの勢いは凄まじかった。
ずっと内容が暗くて、雪穂や亮司に対して、「なんでそんなことをするのか」「どうしてそんなに冷酷になれるのか」という疑問が大きかった。しかし、最後の結末で、全てが繋がり、彼らの暗くてあまりにも苦しい過去を知り、その理由がわかったし、同情した。
最後ずっと大切にしていた鋏を使って自殺した亮司にも、それを見て顔を青くしながらも平然を装えてしまう雪穂にも、それぞれ悲しさを感じた。特に雪穂に関しては、自分の苦しみを知ってくれている唯一の存在を失った圧倒的な絶望を想像し、辛い気持ちになった。 -
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ネタバレあらすじ
洋食店「アリアケ」を営む両親を持つ功一、泰輔、静奈の幼い3兄妹。ある夜、流星群を見るために夜中に家を抜け出した3人は、帰宅した自宅で無残に殺害された両親の遺体を発見する。犯人の手がかりは、裏口から走り去った男の横顔だけだった。児童養護施設で育ち、身寄りのない過酷な社会を生き抜く中で、成長した兄妹は「大人になったら犯人を見つけ出して復讐する」という誓いを胸に、裕福な男たちをターゲットにした周到な結婚詐欺チームを結成する。綿密な計画を指揮する長男・功一、変装と演技に長けた次男・泰輔、ターゲットを惹きつける美貌を持つ末妹・静奈。時効が間近に迫る中、最後のターゲットとして定めた大手洋食チェー -
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ネタバレあらすじ ある夜、悪事を働いて逃走中の3人の若者(敦也、翔太、幸平)は、身を隠すために廃業した古い「ナミヤ雑貨店」に忍び込む。そこへ突如、店の郵便受けから1通の手紙が投げ込まれる。それは32年前の過去から届いた、悩み相談の手紙だった。店主の浪矢雄治が生前行っていた「お悩み相談」が、時空の歪みによって蘇ったのだ。戸惑いながらも返事を書く若者たち。過去と現在を繋ぐシャッター越しの手紙の往復はやがて、かつて彼らが強盗に入った女性の知られざる過去や、登場人物たちの人生の交差点へと繋がっていく。
所感・深掘り 東野圭吾作品らしい緻密なプロットに、SF的な時間軸のギミックと人間愛が絶妙に融合した、心温まる -
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ネタバレあらすじ 近未来の日本。政府は国民全員のDNAデータを管理し、未解決事件の検挙率を飛躍的に向上させる「DNA捜査システム」を導入していた。システムを開発した天才解析者・神楽龍平は、DNAデータの万能さを確信し、冷徹に犯人を特定し続けていた。しかし、システム開発に関わった数学者兄弟が相次いで殺害される事件が発生。神楽が現場のDNAを解析すると、弾き出された犯人のデータは「神楽龍平本人」を示していた。身に覚えのない罪で追われる身となった神楽は、逃亡劇の最中、システムに隠された重大な欠陥と、国家の陰謀「プラチナデータ」の真相に迫っていく。
所感・深掘り 東野圭吾作品が得意とする「科学技術の進歩」と「 -
Posted by ブクログ
東野圭吾さんの作品で読んでみたかった物語。
コソドロ3人と昔『ナミヤ雑貨店』と関わった、これからの生き方に悩む人たちとの『手紙』とのコミュニケーション。
もとはナミヤ雑貨店の爺さんがはじめた悩み相談。
そういった観点を持つ人っているのかなぁ。今を生きるのに必死だからなぁ。
赤の他人様の人生を背負い出すと病みそうなのも事実。
爺さんがどこまでの思いを持っていたのは推測だけど、
爺さんの「人の心の声は、決して無視しちゃいかん」というのは、人情深さを感じ取ることができた。
コソドロ3人、なんだかんだ『手紙』のやりとりが続くと、気持ちがだんだん変わっていくのが微笑ましい。
「今がどんなにやるせ