東野圭吾のレビュー一覧

  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

    Posted by ブクログ

    読み進めてるうちに『?』となり何度もページを戻った。
    点と点が線で結ばれていく。
    自分で頭整理しながら読めるのが面白かった。
    流石東野圭吾と思わせるような綺麗な伏線回収。
    人と人との繋がりについて考えさせられるような話だった。

    0
    2025年10月29日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

    Posted by ブクログ

    ほっこり、優しい気持ちになれる小説。
    短編集だが、それぞれのお話に出てくる人達はこの一冊の中で何かしら繋がりがある。
    その繋がりの描写がとてもスムーズで、回想シーンがあったり、時系列が現在と32年前と色んな設定がごちゃごちゃ出てくるのに、めちゃくちゃ読みやすい!!!!

    0
    2025年10月28日
  • 容疑者Xの献身

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ずっと読みたいと思ってた超有名作品をやっと読めました。期待通りの読み応えでとてもよかった。
    ラストを読んだのが昼間だったけど、夜だったら涙なしには読めなかった、あぶないあぶない。

    自分が理系出身なので、東野圭吾や森博嗣の理系ミステリはとても親近感わくので大好き(この作品の本質はそこではないけども)。そして、男性としては石神にも工藤にもとても共感できる部分があった。みんな幸せになればいいのに。。。
    最後で核になったのは、娘の美里でしたね。石神も靖子も美里の気持がわかってなかった。しっかりしたいい娘ですね。

    ミステリのトリックも、読者も騙されましたね。途中から意識してなかった日付が出てきて、誘

    0
    2025年10月25日
  • 容疑者Xの献身

    Posted by ブクログ

    映画で観たことがあったこの作品。
    映画の中では疑問に感じる点が多々あったが、本を読んで納得。
    やはり原作が1番とあらためて気付かされました。

    東野圭吾らしい人間味溢れる殺人事件、こんな表現が存在するのか分かりませんが私にはしっくり来ます。

    登場人物全員が主人公に感じるような濃いエピソードになっています。

    0
    2025年10月24日
  • 白夜行

    Posted by ブクログ

    ずっとメインの2人が結局何故罪の共有をし続けていたのか、最後の最後までわからず前提をずっと読んでいるように思えた。しかし、真相が分かった時全く違う2人のキャラクターがそこにはあり、ガラリと本の趣旨が変わった。「大恋愛」だった。互いを守り抜くために他者をなんとも厭わず、罪を重ね、未来を見ようともがいていた。
    彼が死んだ時の彼女は本当に一体どう感じたのだろうと考えただけでも、呆然としてなにも手につかなくなる。美しい作品だった。
    (ただ、基本第三者目線でしか語られず、一人称で気持ちが書かれてないため、読みにくさはある。が、故の読み応えかもしれないが)

    0
    2025年10月20日
  • 白夜行

    Posted by ブクログ

    東野圭吾『白夜行』

    物語を通して貫かれるのは、「人は光と闇の狭間でどう生きるのか」という問い。
    主人公たちはそれぞれの事情と過去を背負い、時に冷酷で、時に切なく行動する。
    その選択は感情だけでなく、理性や矜持にも裏打ちされており、単純な善悪では語れない。

    読み進めるうちに、人の心の複雑さ、愛と罪、友情と孤独が丁寧に浮かび上がる。
    最終章での結末は、儚さと美しさが同居しており、読後しばらく思考が止まらなかった。

    読む時期や立場によって、物語の見え方が変わる一冊。
    人間の心理と生き方について、深く考えさせられる作品だ。

    0
    2025年10月20日
  • プラチナデータ

    Posted by ブクログ

    題名だけは聞いたことがあったので
    読んでみたかった作品。
    長編だったけど、面白くて一気に読めた。
    「プラチナデータ」ありそうな話。
    科学技術が進んだら、いろいろと不都合なことも
    出てくるのだろうと思わされた。
    久々に東野作品を読んだけれど
    相変わらずとても読みやすいです。

    0
    2025年10月18日
  • 流星の絆

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ドラマは見たはずだけどストーリーがうろ覚えだったので読んでみた。だいぶドラマは原作変えていたんだなあ。ハヤシライス、レシピ、香水、傘、散りばめられた要素が独特で世界観が作り上げられていてのめり込んだ。ラストの終わり方が綺麗すぎる。そんなうまくいくか、自主したら警察は妹にもたどり着くのでは、とか思ったけどもそこは目を瞑り、評価されているのも納得の圧巻の作品だった。

    0
    2025年10月15日
  • 容疑者Xの献身

    Posted by ブクログ

    ************************************************
    隣人の靖子が起こした事件を知った天才数学者の石神は
    彼女を守ろうと、静かに策を巡らせる。
    刑事や物理学者が事件を追い、謎に迫る。
    愛と犠牲が交錯する、人間ドラマ溢れる物語。
    ************************************************

    白夜行を読んだ後だったので、かなり身構えていたが、
    ひとつの事件だけを追うかなりシンプルな話の流れで、
    登場人物も少なく、とても分かり易く読みやすかった。
    何の証拠もなく憶測だけで動く警察へ疑問を持ちつつ、
    このままずっとこんな

    0
    2025年10月14日
  • 流星の絆

    Posted by ブクログ

    ■サマリー
    ・両親を殺された兄と弟、妹の3人の物語
    ・詐欺を生業として生き抜いてきた
    ・真犯人は意外な人物

    ■所感
    617ページに及ぶ長編小説ではある。分厚い。
    しかし、さすが東野さんである。
    スラスラと読みすすめられて、ページをめくる手が
    まったくもって止まらない。
    両親を殺された3人の子供たちが主人公。
    冷戦沈着で頭が切れる兄の功一、二十面相のような
    弟の泰輔、容姿端麗な妹の静奈。
    幼い小学生時代に両親を殺され、人生が一気に暗転したのに3人は、詐欺を働き協力し生き抜いていく。
    そこが小説だなーと思う反面、詐欺師なのにも関わらず判官贔屓で頑張れと応援したくなる。
    ラストへ向かって一気に話は

    0
    2025年10月12日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

    Posted by ブクログ

    さすがの構成力と文章力。始まりから終わりまで、半日の出来事の中に時を超えた複数のストーリーが絡み合いながらエンディングで良いところに収める。
    ビジネス本とかノンフィクションから離れて、手軽に小説の世界を楽しみたい時に、期待を外さない作品の作り手だと思う。

    0
    2025年09月20日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    過去、未来、現在が交差してて頭の中がごっちゃごちゃになったけどストーリー自体を楽しもうと思ったら気にならなくなった!
    シンプルに面白かった~感動した!!ナミヤ雑貨店みたいに実際にお悩み相談ができる場所があればいいのにって思いました。私もお手紙書いてみたい。

    0
    2025年09月19日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

    Posted by ブクログ


    時代を超えて話が繋がっていく事にわくわくとほっこりで読んでて楽しかったです!
    ナミヤ雑貨店だから話せる悩み、ナミヤのおじちゃんだから話せた事

    悪ガキ3人組への真っ白な地図に対する返答もグッと来た

    西田敏行さん大好きだから映画も見たい

    0
    2025年09月18日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

    Posted by ブクログ


     時空を超えた手紙のやり取り。見事な伏線回収。流石は東野さんだ。松岡克郎と和久浩介の話には涙が滲んだ。どうか三人組には更生して幸せになって欲しい。いや、彼らは幸せになるだろう。ナミヤさんと関わったのだから。

    0
    2025年09月15日
  • 流星の絆

    Posted by ブクログ

    高校生の時に、東野圭吾さんにハマって、たくさん読んでたけれど、久しぶりに読み返してみました。やっぱり面白すぎた。続きが気になって、危うく夜更かしするところでした。東野圭吾さんはやっぱり天才でした。他の作品もまた読んでみようとなりました。

    3兄妹の話ってことだけで、内容全然覚えてなかったから、犯人分かった時は衝撃的でした。あいつめ…!!事件も結構残酷で、そんな事件を目撃した兄たち辛すぎるとなった。続きが気になる展開で、長い小説だったけど、あっという間に読んでしまいました。

    それにしても行成が良い奴すぎて最後泣けた。幸せになってくれ!!

    0
    2025年09月14日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

    Posted by ブクログ

    未来と過去を行ったり来たり。最初は子供の謎解きのよーなお遊びやり取りからはじまった手紙での何でも相談が、真剣な人生相談に❣️それに真剣に答える店主の良き人柄。雑貨店を通じてわかる不思議な人々つながり、全てがつながる謎の1夜。それぞれの問題が最後には前向きに解決しているのが素晴らしい❣️あなたは手紙の回答を信じるか?

    0
    2025年09月13日
  • 流星の絆

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    東野圭吾のヒューマンドラマが大好きで、この設定も刺さりました。ハラハラしながら読み進めました。
    ただ、600ページという長さながら、真犯人の判明があっさりしているのと、何より最後が妹の勝ち逃げに見えて...。絆で繋がっているのなら、一緒に自首すべきでは...と...。
    特に功一が賢く非常に格好よく見え、行成より魅力的に思えたので、ラストにもやもやしました。東野作品は悪は最終的に罰せられる傾向な気がしますが、今回は妹が逃げ切るのなら、兄二人も自首せずに生き直すのでよかったのではと思ってしまいました。お兄ちゃんたち可哀想...。

    0
    2025年09月08日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

    Posted by ブクログ

    色々な人の人生には入り込み、その人の過去に思いを馳せながらしみじみ読むことができる。例え自分の知っている時代じゃなくとも、時代が交錯することでエモい気持ちにも浸れる。(笑)

    私は日々の生活の合間に少しづつ読むタイプなのでそのとき読んでいる本に若干影響を受けながら私生活を送るが、これを読んでる期間中は気持ちよく前向きに日々を過ごせた気がする。

    登場人物がそれぞれ素直で一生懸命生きているのがいい。でもただの人間ドラマだけには留まらず、ちゃんとからくりみたいなのもあって、さすがですねとしか言いようがない。

    どうでもいいことだけど、表紙の絵はとても魅力的なで好きなんだけれど、どうも実際と配置が微

    0
    2025年09月03日
  • 流星の絆

    Posted by ブクログ

    久しぶりに東野圭吾さんの長編を読んだけど、やっぱりこの人の文才は惹かれるものがある。
    半分を過ぎたあたりからページをめくる手が止まらない、、
    え、え、え、ってなりながら読み進める快感と読み終わったあとの圧倒的余韻。戻ってきたーって感じる!
    伏線回収も素晴らしい。
    ただ犯人が自殺で終わったり告白文書だったりそこら辺が適当に感じてしまったのは期待が過剰すぎたんだろうか、、

    0
    2025年08月14日
  • プラチナデータ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった!
    後半一気に読んでしまった。
    神楽の逃亡劇が面白い。すずらんの正体でうわーっと思った。最後神楽と浅間の関係に少々萌えてしまった。
    楽しい読書でした。

    0
    2025年08月13日