東野圭吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ昔東野圭吾が好きでよく読んだが、しばらく読んでいなかった。本書は珍しくファンタジー要素があるとのことで興味を惹かれ読んでみた。ナミヤ雑貨店に関わる人それぞれの視点でエピソードが分けられているが、それらは他のエピソードとリンクする形で物語がまとまっていく。
誰もが誰かを助け、また助けられて生きているということが物語のテーマとなっている。完全に誰かに助けられているだけの人もいないし、誰かを助けているだけの人もいないのだと勇気をもらえた。
特に自分にとって印象的だったのは魚屋ミュージシャンの話と夜逃げの話だ。魚屋ミュージシャンは現代人の多くが共感できる悩みなんじゃないかと思う。夜逃げの話は、相談 -
Posted by ブクログ
ネタバレ非常に良くできたストーリーだと思った。
警察は国民のDNAを登録するシステムを開発し、事件が発生した際には、そのシステムから犯人の特徴や顔、親族まで特定できる。そんなシステムを作ったのは、サヴァン症候群のような天才的頭脳を持つ蓼科早樹。
しかし、そのシステムには裏があった。官僚や政治家など、特定の上級国民が万が一犯罪を犯した場合は、別のデータが表示され、システムには該当者なしと表示される、通常「プラチナデータ」。蓼科早樹はそんなシステムを作ってしまったことを後悔し、プラチナデータを見つけ出す新たなシステム「モーグル」を開発するが、完成直後に殺害される。
その事件を解決しようと奮闘したのは -
Posted by ブクログ
一言で表せば感涙。素敵な物語だった。
悪事を働いた三人が逃げ込んだ古い家。
そこはかつて悩み相談を請け負っていたナミヤ雑貨店という古い雑貨店だった。
廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から
悩み相談の手紙が落ちて来た。
時空を超えて過去から投函されたのか。
三人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが……
次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。
悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか。
俗に言うSFファンタジー要素を含んだ内容だが、
しっかりと練られた人間ドラマだった。
最初はナミヤ雑貨店を巡る短編集のようなものかと