東野圭吾のレビュー一覧

  • 白夜行

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    様々な人の視点で物語が描かれており、最初は混乱するところも多かったが、それらが繋がり始めてからの勢いは凄まじかった。
    ずっと内容が暗くて、雪穂や亮司に対して、「なんでそんなことをするのか」「どうしてそんなに冷酷になれるのか」という疑問が大きかった。しかし、最後の結末で、全てが繋がり、彼らの暗くてあまりにも苦しい過去を知り、その理由がわかったし、同情した。
    最後ずっと大切にしていた鋏を使って自殺した亮司にも、それを見て顔を青くしながらも平然を装えてしまう雪穂にも、それぞれ悲しさを感じた。特に雪穂に関しては、自分の苦しみを知ってくれている唯一の存在を失った圧倒的な絶望を想像し、辛い気持ちになった。

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    2026年09月11日
  • 容疑者Xの献身

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    天才数学者の切ない純愛、友情。ミステリーでもあり恋愛小説でもある。
    ミステリーの裏には計り知れない愛情があり、衝撃のラストだった。天才数学者でも人間の感情までもは完璧に計算できない。
    どんなトリックなのか、全く分からず気になって一気読みしてしまった。所々にミスリードがあって、富樫の遺体を運んだと思っていたが、全くの別人だったとは。母娘が刑事に何の疑いも抱かれずアリバイを言えた訳だ。石神が毎日通っていたあの川沿いにも意味があった。
    ただ、草薙刑事は頭悪いし正直イラつく。それに泣けるとかそういうのはない。トリックわかってスッキリって感じ。

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    2026年09月11日
  • 白夜行

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    ネタバレ

    雪穂と亮司の2人の19年にわたる人生を様々な人の視点から描かれており、当人の心情は全く描かれないというスタイルは初めてで新鮮でした。彼らの関係や最後のシーンでなぜ雪穂は振り返らず去っていったのかはハッキリと描写されてないので想像することしか出来ないですがとても面白いストーリーでした。

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    2026年09月10日
  • 白夜行

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    雪穂と亮司の心理描写が全くなく、すべて2人に関わる周りの人の心理描写やこちらの推測で読ませてくるのが本当にすごかった
    終盤にかけて2人に対してグワーと色々な感情が込み上げてくる

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    2026年09月10日
  • 白夜行

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    主人公の心情は語られずに、周りの人々からの人物像でしか語られない。
    ドラマでは逆に主人公の心情がとても語られるため、原作を読んでからドラマを観ると解像度があがり、解釈の幅が広がると感じた。
    最近アマプラで映画版も配信されたから近日中に観る。

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    2026年09月10日
  • 白夜行

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    ネタバレ

    何回かに分けて読んだからなのか、途中まで話が行き来してて、これはどこの話だ?とか理解するのが大変だった。
    でも終盤に差し掛かってくるとだんだん話の面白さが上がって気持ちよく読めたと思う。評価が良かったので、期待してたハードルはちゃんと超えてきた。
    ただ、個人的にはハッキリしたエンディングが好きなので、ちょっとモヤモヤが残る部分はあった。
    そのあと考えてみると、このエンディングが最適解かなとなんとなく納得した。

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    2026年09月10日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

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    ネタバレ

    『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は、物語として面白かったものの、個人的には以前読んだ『手紙』の方が「次のページをめくりたい」という気持ちは強かったです。

    それでも、読んでいる中で心に残る言葉がいくつもあり、思わずメモをしました。

    特に「生きているから感じられる痛みもあると思い乗り越えてきました」や、「今がどんなにやるせなくても明日は今日より素晴らしいのだと」という言葉が印象に残りました。苦しさや痛みも含めて、前を向いて生きていくことの大切さを感じました。

    物語を楽しむだけでなく、人とのつながりや生き方について考えさせられる一冊でした。

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    2026年09月09日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

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    バラバラだと思っていた話が繋がっていた。
    牛乳箱に手紙。夢あるなぁ。

    …コソ泥達のところどころのお返事がボロクソで笑った

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    2026年09月09日
  • 白夜行

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    さすが名作と言われる作品。
    読み終えて感じたのは、
    私も登場人物たちと一緒に時を重ねてきたような感覚でした。
    興奮するとか、号泣するとか、
    そういう読後感ではない。
    日常にありそうで、でもないような。
    そんな人間模様にどんどん引き込まれていきました。
    これだけの長編なのに、読むことを苦痛に感じるどころか、むしろ没頭。
    ミステリーを読んだというより、19年にわたる人間模様を見届けたような感覚のほうが近いかもしれません。
    読み終えて改めて、これは本当に力作なんだと思いました。
    東野圭吾さんファンなら、ぜひ一度は読んでほしい一冊です。

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    2026年09月08日
  • 白夜行

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    期待値が高すぎた。オチは上がりきった期待に十分応えるものだったが、事前情報なしでまっさらな状態で読めたなら同作家の『白鳥とコウモリ』、夕木春央さんの『方舟』に並ぶかそれ以上の衝撃があったはずなので、少し悲しい。

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    2026年09月07日
  • 流星の絆

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    ネタバレ

    あらすじ
    洋食店「アリアケ」を営む両親を持つ功一、泰輔、静奈の幼い3兄妹。ある夜、流星群を見るために夜中に家を抜け出した3人は、帰宅した自宅で無残に殺害された両親の遺体を発見する。犯人の手がかりは、裏口から走り去った男の横顔だけだった。児童養護施設で育ち、身寄りのない過酷な社会を生き抜く中で、成長した兄妹は「大人になったら犯人を見つけ出して復讐する」という誓いを胸に、裕福な男たちをターゲットにした周到な結婚詐欺チームを結成する。綿密な計画を指揮する長男・功一、変装と演技に長けた次男・泰輔、ターゲットを惹きつける美貌を持つ末妹・静奈。時効が間近に迫る中、最後のターゲットとして定めた大手洋食チェー

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    2026年09月03日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

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    伏線回収がすごい。
    あの時のあの行動はここにつながっていたのか。
    とスッキリした。
    ナミヤ雑貨店の謎が気になりどんどん読み進められていったら涙が自然に出てきた話があった。
    夢中になって読めて心あたたまるそんな一冊。
    東野圭吾さんすごいな、いいなっておもえた。

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    2026年09月01日
  • プラチナデータ

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    映画は残念だったけど、小説は素晴らしかった。
    「プラチナデータ…」ってよく囁いてた学生時代(映画の予告編VTR)

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    2026年09月01日
  • 疾風ロンド

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    ネタバレ

    題名の通り疾走感が素晴らしい。
    ハラハラして一気に読んでしまった。
    読後が爽快で落ちが良い。

    きっと秀人はお父さんを説得できるだろうなと思う。

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    2026年08月31日
  • 疾風ロンド

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    ネタバレ

    流石東野圭吾の長編というくらい、続きが気になって一気に読みました。
    ウイルスが無事に取り戻せるのか、そしてそれをめぐる人々の思惑が描かれているので人間模様としても読み応えがありました。

    ウイルスが無事にみつかってよかったです。
    ただ、ウイルスがみつかってその後どうしたのかは想像を働かせることしかできないのがすこしもどかしいです。
    結局警察へ告白することにしたのか。
    可哀想な研究者はどうなるのか。
    偉そうな研究所長は痛い目をみることになったのか。
    このあたりがスカッとする最後になっていればいいなと思います。

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    2026年08月30日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

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    ネタバレ

    あらすじ ある夜、悪事を働いて逃走中の3人の若者(敦也、翔太、幸平)は、身を隠すために廃業した古い「ナミヤ雑貨店」に忍び込む。そこへ突如、店の郵便受けから1通の手紙が投げ込まれる。それは32年前の過去から届いた、悩み相談の手紙だった。店主の浪矢雄治が生前行っていた「お悩み相談」が、時空の歪みによって蘇ったのだ。戸惑いながらも返事を書く若者たち。過去と現在を繋ぐシャッター越しの手紙の往復はやがて、かつて彼らが強盗に入った女性の知られざる過去や、登場人物たちの人生の交差点へと繋がっていく。
    所感・深掘り 東野圭吾作品らしい緻密なプロットに、SF的な時間軸のギミックと人間愛が絶妙に融合した、心温まる

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    2026年08月29日
  • プラチナデータ

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    ネタバレ

    あらすじ 近未来の日本。政府は国民全員のDNAデータを管理し、未解決事件の検挙率を飛躍的に向上させる「DNA捜査システム」を導入していた。システムを開発した天才解析者・神楽龍平は、DNAデータの万能さを確信し、冷徹に犯人を特定し続けていた。しかし、システム開発に関わった数学者兄弟が相次いで殺害される事件が発生。神楽が現場のDNAを解析すると、弾き出された犯人のデータは「神楽龍平本人」を示していた。身に覚えのない罪で追われる身となった神楽は、逃亡劇の最中、システムに隠された重大な欠陥と、国家の陰謀「プラチナデータ」の真相に迫っていく。
    所感・深掘り 東野圭吾作品が得意とする「科学技術の進歩」と「

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    2026年08月29日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

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    東野圭吾さんの作品で読んでみたかった物語。

    コソドロ3人と昔『ナミヤ雑貨店』と関わった、これからの生き方に悩む人たちとの『手紙』とのコミュニケーション。

    もとはナミヤ雑貨店の爺さんがはじめた悩み相談。
    そういった観点を持つ人っているのかなぁ。今を生きるのに必死だからなぁ。
    赤の他人様の人生を背負い出すと病みそうなのも事実。

    爺さんがどこまでの思いを持っていたのは推測だけど、
    爺さんの「人の心の声は、決して無視しちゃいかん」というのは、人情深さを感じ取ることができた。
    コソドロ3人、なんだかんだ『手紙』のやりとりが続くと、気持ちがだんだん変わっていくのが微笑ましい。

    「今がどんなにやるせ

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    2026年08月28日
  • ダイイング・アイ

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    ネタバレ

    交通事故の被害者目線で自分が死ぬシーンから始まり、加害者目線で事故の真相を解き明かしていく流れが面白くサクサク読めてあっという間に読み終わってしまいました!
    事故関連の人々を狂わせた原因が被害者の催眠術という結末は好みがわかれるのかなと思いましたが、個人的には全体の話が面白かったのでよかったです。

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    2026年08月28日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

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    ネタバレ

    それぞれのエピソードでどんな返事になるんだろう?と想像するけど、どれも想像つかない回答でずっと楽しく読むことができた。
    冒頭が悪事を働いている描写だったから少し身構えたけど、全体の雰囲気は優しくて暖かい気持ちになれた。
    本当にどこかで小さな悩み相談があったらいいなと思った。

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    2026年08月27日