東野圭吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
その分厚さに気押されていたため長い事積読になってましたが、読み始めてみると驚くほど読みやすくあっという間に読み終えてました。物語は2人の主人公を軸に幼少期から大人までの20年弱にも及ぶ年月を描かれますが、主人公主観は一切無く、その周りの人々の目線で進みます。ですので、実際に主人公らがどう言った感情なのか、どのような葛藤があったのか等の細かい描写は無いのである程度想像になります。800ページを超える長編ですが、散りばめた伏線回収は見事で最終章でそうだったのか!と唸りました。
勧善懲悪では無くダークでノワール的要素も強く、非常に心惹きつけられる内容ですので、未読の方はその厚さに気負いせず是非読まれ -
Posted by ブクログ
東野圭吾さんの本は2冊目も初心者です。
白鳥とコウモリを先に読みましたが、どこか構成がにているかな?と思うところがありました。
とてもとても切ないストーリー。
人と人とのつながりや、時系列が理解できず、
おさらいしました。
雪穂と亮司の関係が全く描かれていないのは、読者にお任せなのでしょうか。
この2人は恋人よりもっともっと深いところで繋がっていた2人なんだと思いました。
確かに残酷なシーンはありましたが
何があっても影武者のように雪穂を守る亮司。
もしも2人がこんな形ではなく、普通に出会っていたなら、どんな関係になってただろう…
そう思うと悲しくて辛くて…
2人とも幸せになってほしかった -
Posted by ブクログ
2000年って東野圭吾ハマってたはずなのに、何故スルーしていたんだ!!
ドラマの前に読んでおきたかった!!!
ドラマもハマりすぎて、バッチリ覚えてしまっているので更に悔しい。
ストーリー運びの仕掛けが、気持ちの良い転がり方で。
ミステリーとして感嘆する。
亮司と雪穂が接触する場面もなく、犯行描写もなく、2人の内面は全く無い。
他の登場人物の描写で行動が分かるのみ。
唯一、『偽日』を思わせる雪穂の発言が心の内を話している場面だろうか。
その他にも2人の関係を匂わせることはあるが、本心が分からない所がまた読み進めるスピードをあげていった。
ドラマに引っ張られている所も多々あるだろうが、2人の関 -
Posted by ブクログ
ネタバレなんて胸の温まる物語なんだ…こういうの、もっとちょうだいッ!!
あたい、やっぱ人の“善性”が好き。
なんか、ひねくれたキャラばっか出てくる小説イヤ…ひねくれてるからって別に深いこと言ってるとは限らんし。
最近アレとかコレとか読んだばっかりで、なんか心が胃もたれしてたから、特に沁みたわ。なにとは言わんけど。
まずナミヤのおじちゃんがめっちゃ好き。
人の悩みを聞いてあげようって善行が、ペイホワード方式で広がってく展開が気持ち良いのなんのって。
強盗に入った三人も「こいつら根っからの悪人ではないんだな」ってすぐにわかるし。この安心感よ。
あとやっぱ東野圭吾の文体すげぇ好き。本っ当に無駄がない。 -
Posted by ブクログ
2026.6.20再読。
改めて読んでみて、この本がいろんなタイトル、賞を取っていることを知り、それに見合うすごい作品だと思った。
やっぱり東野圭吾素晴らしい✨
早々に犯人がわかってしまい、この先どういう展開になるのか?終わりまでどうやってページ持たせるのか?とか要らぬ心配をしたけど、最後の最後まで飽きさせず、そして最後は思いもよらぬ展開になり、何とも言えない感じではあるけど、読み終わった時満足感でいっぱいになりました。
石神が靖子をかばおうとする気持ちに恋愛だけでないものがあることも納得できるし、湯川が靖子に真実を伝える気持ちもよくわかる。
結局辛い最後になってもそれが一番の選択肢だったと思 -
Posted by ブクログ
すごくおもしろかった。あまり読書しない私でも読みやすくてさくさく読み進められた。
犯人は分かってるので、天才数学者がどのように隠蔽工作しているのか分かっていくのがシンプルに面白い。それに加えて予想外のラストに涙。
「純粋なんですよ。石神という男はね。…でもそれは、生き方があまり上手くないということでもあります。得られるものはすべてかゼロか。」
天才でありながら、生き方があまり上手くない石神なりの愛のかたち。
昔からの友人であるが故に、何気ない会話から石神が事件に関係していると勘づいてしまった湯川の心情。
真相を知ってこのまま生きていくか、石神の想いを無駄にしてしまうが自白するかの葛藤。
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