夜光花のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
すごく面白かったんだけど…
さすがの夜光花先生、すごく面白かった!
のですが…。
よくあるチヤホヤされて最初からバンバン奇跡を起こして…な展開にあらず。
今どきなメンタルの主人公は強制労働&強制婚約に反発した結果、可哀想なくらい虐げられて苦労します。
後半に入ると隣国に落ち着きエンジョイしだすのですが、なんか終わり方が半端なような…?
ワクワクしながらページをめくったら唐突に奥付が出てきたのでびっくりした次第。
え?これからって時になぜここで終わる⁈
それまで夢中になって一気に読んだだけに、大変な消化不良です。
これもしかして続編あるのかな…?
あるといいなぁ。 -
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ネタバレ終わり方が面白すぎる〜!続きが気になる!!
一二三の屋敷で那都巳と再会したけど意外と敵ではなかったり、櫂に似ていると言う八百比丘尼という謎の妖が話に登場したり、物語が面白い方にどんどん展開している。依頼人の星野の祖母の自宅にあった九相図も、日に日に絵が消えていくただの不気味な仏教画かと思いきや、まさか作者以外が目にしたら八百比丘尼を蘇らせてしまう引き金となる曰く付きのものだったとは。しかも丑三つ時を過ぎた頃、絵から出ておるところを人に見られらぬよう催眠をかける細工もされていて面白い。
羅刹と八百比丘尼にも繋がりがあって、もともとは鎌倉時代の百姓だった羅刹が復讐をきっかけに次第に人の道を踏み外し -
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ネタバレ討魔師として本格的にお祓いをしたり、新たに敵が出てきたりして進展があり面白かった。
神社に悪戯をする罰当たりな行為、現実の世界でも外国人が京都の鳥居で懸垂したり、鳥居をロードバイクで駆け降りたりと不謹慎なニュースを目にするけど、この小説を読んでいると神聖な場所ではきちんとしないとという気持ちが芽生える。
子狸が柳森神社に里帰りして神様に会うシーン、とても可愛かった。ナマズもそうやって地震を起こしているんだね…井伊涼真も善人かと思ったらしっかり敵役だし、最後の方では幼い頃は慶次は強い霊力を持っていたのにそれを失った理由を教えてあげると慶次を騙し、挙句の果てに件の沼の小屋に落とし穴を作って嵌めるだ -
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ネタバレ有生の兄・耀司と柚のスピンオフ。
幼い頃に母親から虐待を受け、劣悪な環境の中独り残された柚を救い出した耀司。その耀司を好きを通り越して崇拝していて、耀司ファーストな部分が度が行きすぎることもあるけど可愛かった。耀司から足りないものがあると言われてそれを補おうと躍起になり、井伊家の情報をつかもうと乗り込むも討魔師にとっては命の次に大事な白鹿を奪われたときは自分も心が痛んだ。見事に空回りしたね…。耀司に白鹿を救出してもらうも、弱った隙を狙われて瑞人に白鹿の真名を知られたときは瑞人嫌いになりかけた。どう考えても今後、弐式家にとって厄介な存在になりかねない!結局は白鹿に見切られ、討魔師としての資格を失 -
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ネタバレ帝国の皇子と敵国の宰相の入れ替わりストーリー、5巻目。大冒険の前回と違い…今回は王宮内での話。
皇太子になったベルナール(リドリー)は協力者を増やしながら皇帝を追い落とすために画策するが、皇帝もリドリーの命を狙っていて…、うーん、ハラハラ。
リドリーが、もとに戻るために探している魔女だけど、皇帝も探しはじめた。そして、もしかしたら前皇帝の子供がいるかもしれない。しかも魔女との子供。
ますます謎が深まる〜!
で、リドリーにはシュルツと仲良くなってほしいんだけど、もう一人の奴隷、マッドとも身体の関係に…。
リドリーの方に愛が無いから全く甘くならない〜〜! -
購入済み
最近あとがきって無いの?
それを見てどんな気持ちで書いたのかとか、続くのか続かないのかとかを見てたんだけど、あとがきもなく、さらっと終わりました。あとがきはあって欲しいですね…
終わり方は、余韻が無いので、この余韻のなさは続く時のものだと、勝手に予想しています。夜光花先生なら一冊で終わらせる気なら、もっと良い感じで終わらせられそうだし、続かないなら終わるにはあっさり過ぎます。
夜光花先生のファンタジーは続き物が多いので、きっと続くのだと思い続きを待ってみます。楽しみにしています! -
ネタバレ 購入済み
♪
作者様の過去作と今作の表紙絵を考えますと、人間界の一国の王様代行くんと魔王くんとのBがLする展開が大いに期待されるのですが… ただね、王様代行くんの婚約者ちゃんの強火ツンの底辺デレが愛おしく可愛く…
次巻が待ち遠しいです。
2巻は1巻に比べ、登場人物たちが物語を忖度するご都合言動が散見し、かえって先の展開が容易に読めました。まだご愛嬌レベルですが、今後、過度になってきたらブラバかなとも思いました。
で、今度こそマリアさんは首と胴体が切り離されるのですよね? ね!
ただ、マリアさんがラスト近くで
>三作目のアイテムでしょ
と、この物語の元となった物語の続行フラグを立てていま -
匿名
購入済み兄の憂鬱は続く
妹全ての兄の憂鬱は続きます。
先ずはイザークの生い立ちから前巻登場までの回想から
答え合わせ的な部分は無いですが、イザークが公爵家に仕える経緯が分かります。
さて本編。
また妹の婚約者がやらかしてくれます。
前巻で語っていたゲームの続編キャラが登場。
主人公のはずのマリアはいなくなったので何も起こらないハズが、、、、
かなり不穏な事件も発生。
お兄様、代理とはいえど国王なのに無茶苦茶アクティブに活躍してます。
大冒険までしてしまいます。
全ては大事な妹のために。
余談ですが
お兄様、恋に悩み苦しむ妹には全力でケアするのに
相変わらず自身の色恋には無頓着というか無理解。
この辺りはあまり