夜光花のレビュー一覧

  • 薔薇の誕生 【イラスト付】

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    長いお話が終わりました。
    全六巻の最終巻です。

    冒頭から啓の父であるエリック.クロフォードのレヴィンに宛てた手紙は衝撃的な内容でした。
    優しい語りであるのに今はこの世に居ない自分(エリック)から生きて啓の守護者として傍に居るであろう忠実な友レヴィンへの残酷な手紙。
    それから舞台はシャーラの屋敷の地下にあるカタコンベの扉へと向かいその異空間での体験も異質な物でした。
    三人が三人とも触れたくない事実を目の当たりにしてあれで終わりなのかという感じで扉を後にします。
    果てしなく繰り広げられるアダムとの戦いに敗れ、シャーラの屋敷を奪われますが啓も二人の守護者ももう一度幽玄の間へと忍び込みます。
    その時

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    2012年06月30日
  • 不浄の回廊

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    ネタバレ

    男前クール攻×ブサイク健気受!!
    とにかく歩[受]が可愛すぎる!
    歩はアホでとろくてモサい駄目駄目な子なんですが、とにかく頑張ってるところに好感が持てました。
    しかも、すれてなくて素直だし料理上手なんで、はじめは相手にしてなかった西条くんも、だんだん可愛く思えてきて、最終的に手を出しちゃう気持ちもわかります。

    BL作品ってブサイクだったり駄目な子でも攻には最初から「可愛い」っていわれて迫られちゃう…みたいなのが多い気がしますよね。
    でもこの『不浄の回廊』では歩は大好きな西条くんに「ぶさいくだな」「アホ面」っていわれながら、頑張りや西条くんのことをホントに想って行動してるところで、両想いになる

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    2012年04月30日
  • 束縛の呪文

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    昔この作家さんの本を読んだ時は、幼かった所為もあるだろうが、あまり好きなタイプではなかったんです。
    でも、この作品で大好きに(笑)

    俳優xカメラマン(卵)。
    多分これも心理戦。何だかんだ色々と思いを巡らせながら、実はそんな事考えてたんだねって作品。
    主人公の性格はかなり好みです。

    対して、攻め子には時々イラッと来たりもする。
    恐らく、主人公に感情移入していたからだろうが。

    まぁ、結局どっちも相手を手放したくないんだよね。
    その行き過ぎた想いが、読んでて楽しかった。

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    2012年03月27日
  • 凍る月 紅の契り

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    獣人と餌、と言う関係性でさえエロティックなものが、梁井と光陽どちらもがお互いの存在のあり方の認識を変えていく様がたまらない。しかし、光陽よ…お前、余りにも簡単に捕まり過ぎ(笑)。梁井が幾ら強い獣で金持ちだからって…いつも助けてくれると分かっちゃいるけど、やってる事は世間知らずな「お姫様」そのものだよ(笑)。そう言うプレイを楽しんでるかの様相さえ見えるわ(笑)。主導権は紛うことなく光陽が握ってる。危機また危機、そしてアクションものとしても読み応えあり、そして、黒澤…フラグだけ立ててフェイドアウトかよっ(笑)

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    2012年02月13日
  • 薔薇の守護 【イラスト付】

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    「気に入らない・・・・・・、気に入らないねーーー私はお前を野放しにしすぎたかな?」

    薔薇シリーズ五冊目です。
    どうやら次巻で終わってしまうみたいですね。寂しい。。。
    さて、物語が最終局面に入ってきたためか、悲しみが付き纏う激しい闘いとなってきました。最後のシーンは誰がどうなってしまうのか気になりすぎて目が勝手に次のページを見ちゃって大変でしたはぁはぁ。アダム強すぎ。最後には啓も匹敵するくらい強くなって盛り上がるのかと思ってたけど、なんか違いそうですね(啓もちゃんと強くなってるんだけどね)。啓の覚醒シーン見たかったけど、3人でスーパーレベルアップとかしてくれるのかな?ドキドキ。
    恋愛はマリオの

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    2012年01月14日
  • 薔薇の守護 【イラスト付】

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    楽しすぎるっ‼‼ 次で完なんて~
    もっと啓と愉快な仲間たちが読みたいよう

    啓の成長に感涙‼ ステキよっ

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    2012年01月04日
  • 薔薇の守護 【イラスト付】

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    2010年9月に刻印が出版され1年強で5作という著者の執筆ペースの凄さもさることながら、どの巻もぐいぐいと物語に読者を引っ張りこんでいく吸引力は感嘆に値する。人員不足となりながら結束を強めていく薔薇騎士団と着実に成長を遂げていく啓。彼がどっちとどうなるのかというのより、物語そのものの行方に気持ちが持っていかれる。エリックから啓へと託されたメッセージに胸がつまった。エリックの謎が何を指しているのか、アダムとの決着が啓に、そして世界に何をもたらすのか、次の完結編に期待が高まる!でも終わるのは寂しい。
    奈良さんの絵は、今回も素晴らしい!カバーイラスト、口絵もしばし見入ってしまう。そして、見開きの挿絵

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    2011年12月31日
  • 薔薇の守護 【イラスト付】

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    二人の守護者に愛されているだけでも苦悩があるのにそこへ三人目の守護者マリオが現れてそれぞれの想いが交差します。
    相変わらず自分に向けられる想いに無頓着な啓。
    啓の明るい穏やかな性格に皆惹かれてしまうのでしょうね。
    マリオの気持ちや激しくなっていくアダムとの戦闘。身近な大切な人々との別れ。
    今回も息をつく暇もなく一気に読みました。
    アダムとの戦いが迫る緊迫した雰囲気の中、あのラウルが自分の持ち物を整理して身軽にしていたり、レヴィンが啓から距離を置きだしたり皆これから起こる事へ自然に対処しています。その事が一層緊迫している状況を物語っています。
    マリアの存在も話の中にちらりと出てきますし、啓の父エ

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    2011年12月27日
  • 忘れないでいてくれ

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    始まりは無理強いと言う鬼畜な所からだったのだが、その後のこの二人の濡れ事はとにかく私的に「大好物」の部類で、大好物がこれでもか、とてんこ森にされたとしてもここまで萌えないだろう。清涼と秦野と言う二人の男がいるからこそ。ノンケで上から目線の清涼を、体は屈強で「やりたい」気持ちを実力行使も出来るのにそうせずににじり寄る様に迫る秦野の粘り勝ち。実は元々素質もあったんだろうが、まんまと秦野に開発されまくった清涼と言うのが物凄くエロいのだ。

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    2011年11月25日
  • 二人暮らしのユウウツ 不浄の回廊2

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    西条がやさしくなってデレてます。「不浄の回廊」の続編。ますますラブラブでそれはいいことだったけど、不愉快な女登場でストーリー的には雲行きが怪しくなる場面も。
    そんなことは置いといて、Hの向上に精進する西条もかなりデレ度が上がっていて笑えます。
    事件的にはハラハラさせられることもあったけど、雨降って地固まるみたいな結果でよかった。
    西条がかなりフォローにまわっていたのが歩に対する真剣さを感じさせていて、ごちそうさまでした。ホラーじゃなくてエロコメですよね?

    続編にも期待しています。

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    2011年10月31日
  • 不浄の回廊

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    アホのコ天然ぶさカワの、歩みたいなキャラを初めて「いい」と受け入れることができた作品です。これ読むまでは絶対ダメだったタイプの受でした。しかし、夜光花マジックでこれ以来アホのコ受が大丈夫になった記念すべき一作。

    もう一つ言うと「不浄の回廊」というタイトルとあらすじで、敬遠誤解していたような気がします。もちろんきちんとオカルトちっくな筋立てになっていたし、納得できる顛末で面白いけれど、タイトルから想像する暗さはあまりなく、歩のキャラのせいで終始とぼけたエロ明るさを感じさせます。

    それよりも西条くんと歩の凸凹コンビがめちゃくちゃツボります。
    一見、かっこよくてモテまくりの西条とダメダメな歩では

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    2011年10月31日
  • 薔薇の奪還 【イラスト付】

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    面白さは4.6.レヴィンもラウルも前半出てこないのでちょっと↓。でも、新登場人物は◎アデラひいばあちゃんもスティーブンじいちゃんもマリア母さんも個性豊かです。マリア×エリックやアダム×房江も充分背徳感たっぷりだから、ちょっと物語に入れて欲しいな。奈良さんのイラストも素晴らしいです。アシュレイのお説教シーンも楽しかったです。前は文也だったし、次の巻では誰の説教シーン?はっ!!もしやアダムの説教とか?期待してます。「ダメじゃないか啓、早く美味しい曾孫をつくらなきゃ」とか?。レヴィンも同居したら、しょっちゅうラウルと啓がくっついてるのを見てショーックとか。

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    2011年10月02日
  • 薔薇の陰謀

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    骨太なストーリー展開、W攻め、個性的な脇役、素晴らしいイラスト、何度読み返しても飽きないからみのシーン、最高です。
    夜光花の最高傑作だと思います。
    文也のお説教「私がお前を大事に育てたのは、男にくれてやるためじゃないぞ!」

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    2011年11月07日
  • 薔薇の奪還 【イラスト付】

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    最初はこんなにシリーズが続くと思っていなかった。特に前巻あたりから凝った設定でのストーリーに先が楽しみで仕方ありません。今回の奪還劇もハラハラ夢中になって読ませてもらいました。

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    2011年09月21日
  • 薔薇の奪還 【イラスト付】

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    今回は3年後、啓の青年期のお話に入ります。
    ルイスの外道っぷりにブチ切れそうになりますがタイトル「奪還」通り、前回で窮地に追い詰められた所を逆襲するお話です。
    まだまだ啓の血に謎が残ってそうですし、ルイスもまだまだ退場ではなさそう。最後にアダム側に捕らえられてるのは彼だろうなーと予測しつつ、次巻を楽しみにしてます!

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    2011年09月19日
  • 薔薇の奪還 【イラスト付】

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    レベル上げはRPGの基本です!というわけで3年の年月を経てレベルアップした啓が物語を大きく動かしていきます。啓のレベル上げエピも挟みながら、ラウル救出、メイン3人の関係、薔薇の奪還と、読者に緊迫感を持たせつつ納得させる筋の通った展開は、夜光さんさすがです。レヴィンの騎士団での立ち位置もきっちりと押さえてくれてホッとしました。そして3ぴ♪美味しかったです。個人的にはこのままいって欲しいけどどうなるだろう。アダムサイドの不穏な動きが今後のさらなる波乱を予感させるラストとなってとても気になります!

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    2011年09月18日
  • 薔薇の奪還 【イラスト付】

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    ラウルがアダムに攫われてから三年の月日が経った。
    啓は消息を断ち、レヴィンは啓の血を飲んだ時から眠り続ける。総帥になったルイスは独断と偏見で行動し、薔薇騎士団は揺らいでいた。そんな時、ルイスの策略により不死者に襲われていたアシュレイ達を危機一髪で啓は助ける。愛犬サンダーと共に。
    前作から三年が経って啓は逞しくなりました。啓の祖父スティーブンや曾曾祖母アデラ(先視の声を持つ不死者)が啓に力を貸してくれ、啓の母マリアも啓の為に動いてくれます。
    そんな中、レヴィンは目覚め、三年もの間鎖に繋がれアダムに血を飲み続けられても生きていてくれたラウルを奪還し、いよいよ核心へとお話は進みます。息をのむ暇もない

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    2011年09月19日
  • 薔薇の血族

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    ネタバレ

    盛り上がってます。守護者二人と行くとこまで行ってますし読み応えたっぷりでした。啓が想いやりがあって年齢相応に迷ったり恐れたりするところがいいです。二人の守護者の強引な面も気に入ってます。脇役の個性的な面々もストーリーに奥行きを加えていて、私のお気に入り雄心です。
    PS.1巻でもの足りなっかたエロい場面も繰り返し堪能。評価を5★に修正します。
    ヴェロニカのお説教「《薔薇騎士》と《守護者》に精神的な繋がりは必要です。けれぢ肉体的な繋がりは不要ですよ。」

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    2011年10月30日
  • 薔薇の陰謀

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    私は本来、複数の人と関係を持つという設定は好きではありませんがこれは何故か許せるwなぜだかわからんがww結局、攻めが魅力的で一途で受けにだけ純情で従順な野郎には幸せになって欲しいんだよね。だからすごく納得のいく関係で嬉しいです。松岡先生のF&Bのナイジェルとビサンテも正直そんなふうになってくれればなんて思ったなぁ・・・。
    それにしてもストーリーは波乱の展開でものすごく面白いです。意外にアダムが好きなので孫を可愛がる?彼が見たいです。

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    2013年07月22日
  • 薔薇の奪還 【イラスト付】

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    ……すっごい楽しかった‼ 陽気なラウルにまた会えるなんて(涙)

    期待はしてたけど予想外な三人での絡みも‼‼ ごちそうさまな巻でした(満足)

    成長した啓に対して守護者2人の感想とか欲しかったなぁ~

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    2011年09月21日