森永卓郎のレビュー一覧
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日本は自給率が37%しかなく、世界の有事の時には真っ先に国民が飢える、と言う。実際日本は大国からの食糧輸入を多く手掛け、国内の米を含めた生産農家を衰退させているのが現状だ。その主な要因は財務省の農業に対する緊縮財政と米国の全面服従による日本搾取によるものだ、と言う。で日本は米国にとって「都合のいい同盟国」になっている。また、一見安価な食品等は除草剤や防カビ散布した化学肥料等が使われておりあえて検閲していないものもある、と言う。よって日本は遺伝子組み換え作物(とうもろこし、大豆など)を一番食している、とも言う。
今の資本主義(大国の今だけ、金だけ、自国だけ)は戦争をしても兵士の命を大事だとは思っていないのが現実で、さらに米国は有事にはズバリ援助してくれない、と言う。日本での政変激変は温暖気候による災害と地方自治体の赤字予算からの反論もあるが、やはり世界の有事の拡大からが大だと言える。日本が最も重要視しなければならないのは「食」(食料自給率アップ・自給自足と備蓄の必要性)であり、その危機感を知らされた本書である。 -
Posted by ブクログ
富裕層やいわゆる経済的な成功者を目指すものではなく、年収300-500万とか一般人目線であくまでも現実的な指南になっている点が良い。
税制や社会保障制度についてのいわゆる常識とは逆の見方や、世間で持て囃されているNISA投資否定など、自分の考えとは違うことも結構ためになった。偏った情報に囚われず自ら情報集めて考えて判断することが大事。
しかしお金に囚われず自由に生きろとは言っても、何歳まで生きるかわからない上ては、病気や不測の事態に備えある程度持っておかないといけない。自分は一旦85歳までのライフプランシート作成しキャッシュフローを計算した上で70歳まで働くイメージでいる。 -
Posted by ブクログ
小泉純一郎が選挙の論点を郵政民営化に絞って衆議院解散選挙に打って出て圧勝した後、日本をアメリカに売り渡して奴隷化が進展した顛末を詳しく解説している。構造改革(リストラクチャー)の大合唱が、当時の選挙民を自民党支持へと走らせて圧勝させた。その結果起きたことは、雇用の自由化、派遣労働の規制緩和で、大量のリストラや非正規雇用を生み出して(大)企業を利し、氷河期世代庶民の苦難の元凶となった。これは現在起こっていることと相似形を成している。極右派の言説を(ただしかなり限定的に)女性が言えば強く新しく聞こえて、魅了された選挙民の投票の結果、これからどんな負の遺産を生み出すのだろう。自衛隊明記とだけ訴えていたはずが、いつの間にか軍拡増税と人権の制限だったことを10年後に知る、なんてことにならないといいけど。