森永卓郎のレビュー一覧
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日本経済が低迷している理由について、著者の観点から解説されており、後の「ザイム真理教」や「書いてはいけない」の内容を先取りしている記述もある。
日本経済の空洞化は、日本企業が海外移転を進めた1986年以降、 外国資本が日本企業の株式保有を増加させた1990年のバブル崩壊以降、日本企業が外国資本に叩き売られた不良債権処理の3段階で進んだ。
日本には莫大な滞在した債権があり、海外投資を受け入れる必要などないにもかかわらず、1986年に日本政府の構造改革策をまとめた前川レポートでは、対日投資を積極的に拡大するとした。著者は、これが日本企業の叩き売りセールの原点だった主張する。
日本型雇用慣行、 -
Posted by ブクログ
わたしたちがいかに、何も知らずにいるかということを思い知った気がする。政治に関心がないではすまされない。わたしたちの生活そのものが、わたしたちの知らないところで取り決められているのだ。自給自足、地産地消が実現できれば、幸せ度はぐんとあがるだろうと思う。農業に対してもっと関心をもちそこへの援助なども高くなっていけばいいと思う。日本航空の件は、恥ずかしながらあまり、知らなかった。このことをはじめに、メディアもいっしょになって無視をする姿勢に怖くなる。私たちの知らない巨大な力が動いていることがわかる。都合の悪いことは、本当にテレビなどでは、いっさい流れない。ネット世界になり、少しは情報も得られるよう
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森永卓郎さんのお金・仕事・人生の考えや生き方を教わりました。
とくに心が動いたことは
・ブルシット・ジョブ
ストレスを貯めるような仕事とは縁を切っていく
・トカイナカ
老後資金に不安を感じるなら早いうちから都会と田舎の中間に拠点を置く。仕事は都会、家は自然のあるのびのびとした空間で。
自分で食べる分の野菜を作れば少ない金額で暮らしていける。まずはプランターで挑戦!
・ダメ元でチャレンジ
チャレンジする人にしかチャンスはこない。
いつかこんなことできたらいいなレベルの夢は、ほぼ実現しない。「前のめり」で生きていこう。
余命宣告を受けてからできることは限られているので、元気な今のうちから日々「前 -
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米だけは連作障害が起きない。畑は毎日行かなくてはならないが米はその必要もなくて作りやすい。コメが余ると言って水田を潰すのは愚策。ヨーロッパは余った小麦は家畜の餌に転用してる。
ガンディーの「近隣の原理」近くの人が作った服を着て、近くの大工さんが建てた家に住む。小規模の経済循環が無数に成立すれば貧困と格差はなくなるはず。
大量生産の安いものは実は低賃金で働かされてる人が作ってる。
マルクスが資本主義が行き詰まる理由としてあげた主な理由は4つ。許容できないほどの格差拡大、地球環境破壊、仕事の楽しさの喪失、少子化の進展。日本に当てはまりすぎてる。 -
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この本に書かれていることは恐らく真実だと思いますが、昨年(2024)に定年退職して良い時代を過ごしてきたような私には、娘たちも含めた若い人達には大変申し訳なく思っています。この本に書かれていることを理解した上で、新しい時代を生き抜く力を養えるように、私としては微力ながらサポートしていきたいです。
以下は気になったポイントです。
・日航機123便墜落事件は、事件から40年が経過してもなお新事実が明らかになっています、厳しい状況を真相究明のために熱心に取り組んで、実名証言を引き出した青山透子氏の情熱は、もっと評価されるべきである(p37)
・日銀の窓口指導自体は1950年代から日銀が大手の都 -
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ネタバレ財務省の権力の源泉と、財政政策がどのように決定されているのかがよくわかった。
経済や政治に無関心でいることが、結果的に庶民自身の首を絞めることになりかねないという危機感も覚えた。
著者のように田舎での自給自足生活に踏み出す気持ちにはなれなかったが、その考え方はどこかで覚えておきたい。
今後も自分なりに知識を整理し、選挙などを通じて意思表示していきたい。
# 読書メモ
## 財務省の実態と思想
- 均質的なエリート集団
- 東大法学部出身者が多く、思考や価値観が画一的。
- 異論が出にくく、内輪の論理が強化されやすい構造。
- 歳入・歳出の両機能を独占 -
Posted by ブクログ
日航123便の墜落事故については、当時まだ自分が生まれる前ということもあって、どんな出来事なのかあまり詳しく知らなかった。全部が全部まるっと信じられるかといわれたら何とも言えないところではあるけども、公式発表された情報と目撃証言の食い違いを埋めるように検証していくと、ここで紹介されてる筋書きが本当のことなのではと思ってしまう。それくらい謎が深く、いろいろ勘ぐってしまう事故なんだなと再認識。ただ、この一連の出来事がその後の日本経済に多大なる影響を及ぼした可能性があるという指摘には、背筋が凍る思いがした。もしそうなのだとしたら、これからも日本は経済的にアメリカには頭が上がらないということになる。