森永卓郎のレビュー一覧
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ネタバレ森永卓郎さんの「マイクロ農業」が気になっていたのと、昨今話題にのぼる農業について気になっていたので手に取ってみた。
本書を読んで今後数年に大変危機感を抱いたが、できることからやるしかない。地産地消、国内のものを消費する、プランター1つからでもいいから何かを育ててみる 政治をみる…ことから意識して行動したい。
印象的な部分(調べること)
・世界のどこかで核兵器が使われたり、有事があったら一番最初に飢えるのは日本、それも首都圏の人々→食料自給率が低い➕財務省による農業酪農潰し➕有事になったら各国が輸出制限をする→2ヶ月も経たないうちに飢える
・尖閣諸島の領有問題が出たのは盛んだった漁業が衰退し -
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評判の著書だが寓話と同じく全賛同とはいかない。財務省などのことや日航機のことは良いが、トカイナカなどに至ると、農作業の嫌いなものには別意味の奴隷になりそうな話。
ご近所交流とて今までなくて目新しくたのしめているにちがいないのでかずっとさなかにあった勤め人でないものはトカイナカの農作業緊急時は仕方なくとも楽しめないことこの上もないので、えんりょしたい。
どちらかといえば仙人のごとく付き合いも選んで楽しみも選んでしていきたい傾向にあるので参考までに読めばよいという感じ。政府の奴隷化にはもちろん取り込まれたくないけど、定年後も好んで働きたい人もいるし…情報は取れましたという読書である -
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長い間お世話になってきた森永氏ですが、今年(2025)1月末に永眠されました、この本で31冊目となります。森永氏は業界のタブーを破って普通の人には書けない内容を知らせてくれて私も大変勉強になりました。
彼が余命宣告を受けてから多くの本を出版していますが、彼の言いたいことはブレずに繰り返されているので、ようやく私の心にも定着してきた感じがします。彼が命を削りながら世の中に伝えようとしたこと、彼の生き方を見習える所は吸収して私も第二の人生を充実させていきたいです。
以下は気になったポイントです。
・思い立ったいろんなことに手を出してみるのは、やりたいことを全部やって、アーティストとして生きる -
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日本経済が低迷している理由について、著者の観点から解説されており、後の「ザイム真理教」や「書いてはいけない」の内容を先取りしている記述もある。
日本経済の空洞化は、日本企業が海外移転を進めた1986年以降、 外国資本が日本企業の株式保有を増加させた1990年のバブル崩壊以降、日本企業が外国資本に叩き売られた不良債権処理の3段階で進んだ。
日本には莫大な滞在した債権があり、海外投資を受け入れる必要などないにもかかわらず、1986年に日本政府の構造改革策をまとめた前川レポートでは、対日投資を積極的に拡大するとした。著者は、これが日本企業の叩き売りセールの原点だった主張する。
日本型雇用慣行、 -
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わたしたちがいかに、何も知らずにいるかということを思い知った気がする。政治に関心がないではすまされない。わたしたちの生活そのものが、わたしたちの知らないところで取り決められているのだ。自給自足、地産地消が実現できれば、幸せ度はぐんとあがるだろうと思う。農業に対してもっと関心をもちそこへの援助なども高くなっていけばいいと思う。日本航空の件は、恥ずかしながらあまり、知らなかった。このことをはじめに、メディアもいっしょになって無視をする姿勢に怖くなる。私たちの知らない巨大な力が動いていることがわかる。都合の悪いことは、本当にテレビなどでは、いっさい流れない。ネット世界になり、少しは情報も得られるよう
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森永卓郎さんのお金・仕事・人生の考えや生き方を教わりました。
とくに心が動いたことは
・ブルシット・ジョブ
ストレスを貯めるような仕事とは縁を切っていく
・トカイナカ
老後資金に不安を感じるなら早いうちから都会と田舎の中間に拠点を置く。仕事は都会、家は自然のあるのびのびとした空間で。
自分で食べる分の野菜を作れば少ない金額で暮らしていける。まずはプランターで挑戦!
・ダメ元でチャレンジ
チャレンジする人にしかチャンスはこない。
いつかこんなことできたらいいなレベルの夢は、ほぼ実現しない。「前のめり」で生きていこう。
余命宣告を受けてからできることは限られているので、元気な今のうちから日々「前 -
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米だけは連作障害が起きない。畑は毎日行かなくてはならないが米はその必要もなくて作りやすい。コメが余ると言って水田を潰すのは愚策。ヨーロッパは余った小麦は家畜の餌に転用してる。
ガンディーの「近隣の原理」近くの人が作った服を着て、近くの大工さんが建てた家に住む。小規模の経済循環が無数に成立すれば貧困と格差はなくなるはず。
大量生産の安いものは実は低賃金で働かされてる人が作ってる。
マルクスが資本主義が行き詰まる理由としてあげた主な理由は4つ。許容できないほどの格差拡大、地球環境破壊、仕事の楽しさの喪失、少子化の進展。日本に当てはまりすぎてる。